『観光客の哲学』から考えるレビューの極意(後編)
「レビューを書くまでがシラス」。前回自分が書いた言葉にとらわれて、最近は本当にレビューを書くまではシラスを見た気がしない。3000字くらい書いても、「これだけではあまりにも少なすぎるから、それなら投稿しないほうがマシではないか」と考えたりもする。3日も書いていないと禁断症状で手が震えてくる。これがレビュー中毒というものだ。
書いているといろんなことが思い浮かんできて、自分はこんなにいろんなこと考えてるんだ、と不思議な気持ちになる。自分のなかからこんな言葉が出てくるなんて、と嬉