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再び佐渡島へ その2

次の日の朝は割と早く目が覚めたのですが、さすがに少し飲み過ぎました。

頭が痛いわけでもありませんが少しボーっとしてしまいます。

顔を洗い少し散歩に出かけました。散歩をすると街の風景や時間の流れ、その土地ごとの様々な顔が見れて好きなんです。それに仕事をする上でも非常に重要なんです。その土地柄や人々の動きが分からなければ、そこで仕事なんてできませんからね。

と思いながら歩いていましたが、意外に交通量が多くそれほど遠くに行く時間もないので15分ほどで帰ることにしました。

ゲストハウスの戻るとみんな起きていて、気ダルそうな人も・・・飲み過ぎですな。
そして本間さんが朝から昨日の残り物を使って贅沢な朝食を作ってくれました。
安達さん特製のタコ飯もあります。
こんなしっかりした朝食はいつぶりでしょう。普段の朝ごはんといえばほぼ子どもの残り物ですから・・・。

ご飯を食べた後は、カメラマンの難波さんが来られてからのゲストハウスの部屋の撮影です。難波さんも朝食を食べて大満足のようでした。

撮影が始まるとほぼ対応が私一人になり、安達さんはテレカン、他のスタッフは修繕や事務作業をしていました。
撮って頂いた写真はなかなかの出来だと思いますよ!

午後はまずおいしい昼食を食べてから、佐渡島の各地を撮影して回ります。

伺ったのは佐渡でもかなり美味しいと(安達さん評価)いう「天國」という居酒屋さん?定食屋さん?でした。

何を食べようかといろいろ迷いましたが、皆安達さんオススメの刺身定食(ちなみに値段は確か1350円だった気が)。

順番に運ばれて来る料理を見て少し驚きました。
確かにある意味田舎だし物価も安いはず。でもこの皿たちにはそれ以上のものが感じられました。大将の真面目な性格や毎朝市場に出かけて仕入れているはずの魚たち。実直な値付け。それだけでもう嬉しくなりました。
また近年では私たちも含め、産直という言葉を安易に使うことを反省しなければとも感じました。
それだけこの料理は素晴らしく美しかった。本当に輝いていました。
(画像からも分かるように、刺身の角はピンッと立って甘海老も含めて鮮度がまるで違います)

とはいえ、朝からしっかり食べた上にこのご飯の量・・・私の限界を超えています。他のみんなはしっかりと綺麗に食べていました。私はご飯だけ少し残しました。本当にごめんなさい。

美味しいご飯を食べさせて頂いた店のご夫婦にお礼を言い、すぐに撮影に向かいました。

最初に向かったのは佐渡の山の頂上付近まで続く大佐渡スカイラインで眼下を撮影する予定でした。
道中いろいろなところで止まり撮影をしました。なんと馬もいました。

山頂に近くなるとだんだん霧が濃くなり、5メーター先もはっきり見えないくらいの視界の悪さになってきました。路肩にはまだ雪も残っていました。この頃の私はというと、食べ過ぎと車酔いでグロッキーに・・・クネクネの山道を行くときはいつも酔ってしまいます。
最上部を抜け着いたのは、佐渡金山で有名な「北沢浮遊選鉱場」です。
先程の天候とはうって変わって快晴で気持ちが良いです。
こんなところでずっと寝っ転がってゆっくりしたいですね〜。

次に向かったのは尖閣湾が見える「あげしま展望台」です。途中で金山に寄りましたがそこはトイレ休憩のみです。

展望台に行くと、潮風が気持ち良く日本海の波風が歓迎してくれているようです。
こんな自然豊かな佐渡島で作られる野菜や果物。透き通った日本海で獲れた魚介類は美味しくない訳がありません。


日本海の荒波を想像させられますが、海はいたって綺麗です。こんなところで釣りでもしたら面白いんでしょうね。

それからは私と友人の帰りのジェットフォイルの時間が迫っていることもあり、近くの姫津漁港車で眺めながら通り過ぎ両津港を目指します。

わりとギリギリになってしまいましたが、なんとか両津港に辿り着き安達さんとカメラマンの難波さんにお別れを告げてジェットフォイルに乗り込みました。

撮影している難波さん


今回の旅はいろいろと目的もあったのですが、概ね良い結果となったと思います。
もちろん多くの課題はあるのですが、それは順次解決していく事とします。
旅をするといつも思うのですが、みなさん多忙な中で多くの時間を僕個人を含め私たちに使って頂いたことに心から感謝するのです。そしてその貴重な時間と体験を決して裏切ることなく歩んでいかなければと気が引き締まるのです。


新潟港に降り立ち友人の車で新潟駅まで送ってもらいました。
さらに友人は、こんな私にいつも贅沢過ぎるほど多くのお土産を持たせてくれるのです。心より感謝し友人にお別れを告げ新幹線に乗り込みます。


新幹線の中では色々と考えることもあり、あっという間に家につきました。
家に帰り着くといつもの騒がしい我が家です。

お土産を期待した娘たちが大騒ぎです。
友人のおかげで助かりました。

友人が手掛けた可愛い笹雪だるま

また次回は熱海編をお送りしようかと思います。
思い入れが多く、また私たちがどういった活動をしているかというのが分かってくると思います。

お楽しみに。


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