心理カウンセラーの純粋性と無条件の受容と共感的理解を持って
ここのところ平日は会社員のくせに、毎日スマホでせっせとnoteの記事を書き溜めては、毎日投稿に励んでいるが、もうすぐ心理カウンセラーの二次試験なのでいい加減試験対策に集中せねば。
とは言っても今回の試験は筆記ではなく実技。なので一人で出来ることと言えば、カウンセリング後の自分の見立と今後の方針を試験で淀み無く言えるように、教科書に書いてある理論については丸暗記が大事。
そしてこの資格試験は年一回。落ちると来年のこの時期にまた一次試験から受け直し。
・・・この資格試験合格の為に既に授業料という大金を家計から注ぎ込んでいるので、落ちたら嫁に殺される!
そうは思うが、毎日のnote記事投稿は欠かせないので、勉強した傾聴の大切な考え方について私の復習と心理カウンセラーとしての心構えの再確認として簡単に書いておきたい。
①心理カウンセラーの純粋性
相談者の話を聴いて湧き起こる自分の考えや気持ちを一旦心の外に出して、真摯に相談者と向き合って話を聞くこと。
元気が無い相談者に対して励ましたい一心で「元気出せよ」と激励しても、元気なんか出る訳が無いのだ。
②無条件の受容
心理カウンセラーが相談者について一切の評価をせず、暖かく無条件に受け入れている態度のこと。そして相談者自身の存在価値そのものを無条件に受容する心理カウンセラー自身の心の姿勢でもある。
聞かれても無いのに相談者に対してあれこれ言ってしまうのは「カウンセリング」ではなく「アドバイス」になってしまう。
③共感的理解
相談者の考えや気持ちに共感して、ひたすら心に寄り添うこと。
「貴方の考えや気持ちは正しい」という同調ではなく、あたかも「貴方と同じ考えや気持ち」という共感。
以上の3点を踏まえる事により、初めて相談者は自分の考えや気持ちを心理カウンセラーと共有している一体感を感じ取れる。
そして相談者が心と向き合う事により、昂った感情の沈静化や自身の新しい再発見に繋げるように援助する事が心理カウンセラーとしての努め。
ここから先は僭越ながら私が思い描く理想の心理カウンセラー像なのだが、二つある。
一つは、相談者に対する暖かさのある鏡である事。
相談者の事を一番分かっているのは相談者自身。だから私とのカウンセリングを通じて、相談者が心の暖かさを感じながら自身と向き合って欲しい。カウンセリングは心の自己治癒力を高める方法とも言えるのだから。
そしてもうひとつは、相談者の心の器から溢れ出す感情を優しく受け止める大きな器である事。
無意識の内に生きづらさを抱えた相談者から溢れ出した考えや気持ちをこの人なら全て受容出来ると相談者に信頼されたい。
こんな心理カウンセラーになれるよう、元来ナマケモノの自分にプレッシャーをかけて、もう少しだけ頑張ります。