算命みちくさ

諸岡青峰(もろおかせいほう)                             …

算命みちくさ

諸岡青峰(もろおかせいほう)                                            朱学院中国占星術学校にて歳位取得  朱の会会員 会の算命学教室Textの一部を投稿しています ご了承下さい 占技のみならず算命学自然思想の深掘りができたらと思います

最近の記事

◎戊子(干支番号25):(教育関係の分野に向く人)

戊子(癸):天報星(司禄)   3-11 『戊土は山岳の土、子は北方の水、戊土の子水の日は山の下に水があるのと同じ型である。このようなところから「山下出泉の蒙」という。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の戊子日より一部抜粋) * *解説 山は、木を育てるのが役目です。 これは、日干土性の役目でもあります。 そして、その木が育つには水と火が必要です。 これを踏まえてテキストを読むと、 『戊土は山岳の土』です。 戊土の子水は、多くの水を含んだ水脈がある。 このことから、これを『

    • ◎丁亥(干支番号24):(特殊な霊感能力を持てる人)

      丁亥(甲壬):天報星(玉堂牽牛)   3-11 『丁亥を「風前の灯火」といい、守ることより助けることが急務である。 ゆえに木性を必要とし、寅木があれば「光彩陸離」といい大器の命式であり、女性であれば門内より成功者が出る。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丁亥日より一部抜粋) * *解説 丁亥は水剋火で、水の上の灯火です。 水面が動けば灯火は倒れて消えてしまう。 不安定です。 なので、 安定した所、落ち着いた環境で力を発揮します。 そのため、 動乱波乱には弱いです。 * それ

      • ◎丁酉(干支番号34):(しっかり者に見られやすい人)

        丁酉(辛):天貴星(禄存)   9-7 『丁酉を「瑠璃の灯光」といい、夜生まれをもって吉とする。 夜はおのれの輝光を十分に発揮し、その力を認められる。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丁酉日より一部抜粋) * *解説 丁酉日の「瑠璃の灯光」は、暗闇に光を放つとても綺麗な灯火といった意味合いになります。これは、夜間であれば灯火として十分に輝くことができるので、宿命の月支が酉から夜生まれの人なら力量を発揮しやすいです。 それで、一般には、この日生まれは学問や芸術に優れた人が多

        • ○六十花甲子と守護神法 その4   (調候、破格、完全格の活かし方!)

          守護神法の高度な見方になります。 星山博之(シナリオライター) 1944.5.13男性  丁己甲 申丑巳申 酉癸戊戊 辛庚壬 己丙庚  8 庚午 18辛未 28壬申 38癸酉 48甲戌 * 守護神について 陰占宿命:巳月の丁火は火性の旺地。 それで、この宿命は、 『調候の守護神→壬水庚金甲木。 宿命には壬・庚・甲があります。 調候の忌神は火性土性です。 調和の守護神→必要ありません。 干合すると、従生財格一点破格です。 月支本元の丙が破の守護神となります。 支合半会すると

        ◎戊子(干支番号25):(教育関係の分野に向く人)

          ◎丁未(干支番号44):(持久力があり芯強く長命な人)

          丁未(丁乙己):天南星(貫索龍高鳳閣)   10-6 『未土の二十八元中に丁火・乙木・己土の三干が存在する為に、木性と火性を備えた灰のようなものであり、それが丁火の力を持久するので「薫煙の香火」という。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丁未日より一部抜粋) * *解説 未の燥土二十八元には、本元己土の上に、火源の丁と、燃料の木気乙を備えた、一見灰のような火床があります。 それが、 天干の火力を長らく保たせています。 それで、 煙でいぶしたように良き香りを放つことから、「薫煙

          ◎丁未(干支番号44):(持久力があり芯強く長命な人)

          ◎丁巳(干支番号54):(強烈な個性の人)

          丁巳(戊庚丙):天将星(調舒司禄石門)   12―2 『丁巳をもって「余燼の炭火」という。灰に埋もれる時は恒久を保ち、丙火の太陽にあえば侮光する。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丁巳日より一部抜粋) * 解説 丁巳は、「余燼(よじん)の炭火」といって、燃え残りの炭火が永久に保つほどになります。 もともと、 丁火は陰の火ですが、天の気が子水より一陽来復で巳火は陽の気があつまるところです。 しかし、 丙火の太陽に照らされては、昼行灯(ひるあんどん)で力が出せません。 後天運で

          ◎丁巳(干支番号54):(強烈な個性の人)

          ◎丁卯(干支番号4):(他人の心を惹き寄せる雰囲気のある人)

          丁卯(乙):天胡星(龍高)   4-2 『丁卯における卯木を香木といい、卯木の力を借りて香気を発し、光り輝く~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丁卯日より一部抜粋) * *解説 丁卯を卯木という燃料のある灯火とすれば、二十八元中は、ほかに混じるものがない乙木だけです。 そのためこの木性は純粋な香りがすることから香木といい、良い香りを発し、そして美しく光り輝き燃えているほのおとします。 * もし、 ほかに牽牛星の壬が透干すると壬丁干合で化気木性となって名誉名声が一気に広まりま

          ◎丁卯(干支番号4):(他人の心を惹き寄せる雰囲気のある人)

          ◎丁丑(干支番号14):(結婚で苦労してうまくいく人)

          丁丑(癸辛己):天庫星(車騎禄存鳳閣)  5-8  『日干の丁火は純陰の土によって洩らされ、火気は消耗されるのみである。~』(朱学院算命学六十花甲子法の丁丑日より一部抜粋) * 解説 丁丑は、湿土の上の丁火。 冬の湿った土の上でたき火をするようなものです。 丁火の気を洩らしているので、火生土と土を温めようにもなかなか暖かくならないので、火のけは消耗されるばかりです。 なので、丁火の力を発揮させるには、燃料の木性が必要で、甲木が透干してるのが最もありがたくて、さらに、庚金

          ◎丁丑(干支番号14):(結婚で苦労してうまくいく人)

          ◎丙戌(干支番号23):(派手やかさがあり、食録に困らない人)

          丙戌(辛丁戊):天庫星(司禄石門鳳閣)   5-10 『丙戌日を、「地綱の日輪」といい、人生において起伏が激しいとされる。~』(朱学院算命学六十花甲子法の丙戌日より一部抜粋) * 解説 丙戌は、山に沈む晩秋の太陽を「地綱の日輪」と言い、日没時は陽光の力が弱く徐々に隠れていく姿です。 しかし、その割には実際より見た目が大きいので、みずから積極的に動かなくても派手な人に見られやすいです。 そのため、外面を好む向きがあり、起伏の激しい人生とされてます。 とはいうものの、戌土の中

          ◎丙戌(干支番号23):(派手やかさがあり、食録に困らない人)

          ◎丙申(干支番号33):(風流好みの人)

          丙申(戊壬庚):天胡星(鳳閣車騎禄存)  4―12 『丙申を「崑崙の夕日」という。太陽は申に至って生気を失う。即ち光栄久しからず。........丙辛は風流心に富み、品性を保つ人を作る。』  朱学院算命学六十花甲子法の丙申日より一部抜粋 * 解説 申金を十二支の時刻で見ると、夕方になります。 崑崙(こんろん)山に沈みゆく夕日は、陽光の力が衰え、陽気が弱まる。 それで、弱まった丙火には木生火の相生で強め、壬水の海や大きな湖があれば、夕日が光を反映して遠くまで輝かせることができ

          ◎丙申(干支番号33):(風流好みの人)

          ◎丙寅(干支番号3):(周りを明るく、好かれやすい人)

          丙寅(戊丙甲):天貴星(鳳閣貫索龍高)   9-3 『天は火性、地は木性、天地は相生の形が整う。寅は丙火の調和を保つ所で、人から好かれやすい。~』(朱学院算命学六十花甲子法の丙寅日より一部抜粋) * 解説 丙寅は木生火の相生の形で、春の太陽。 ちょうど良い気候の樹木。 この季節は、明るく暖かいです。 これを人間にたとえたら、暖かさや華やかさを備えているので、この人がいることであたりが明るくなってしまうような雰囲気をかもし出します。 そのため、好かれやすく嫌われない性格の持

          ◎丙寅(干支番号3):(周りを明るく、好かれやすい人)

          ◎丙午(干支番号43):(強烈な存在感を持つ人)

          丙午(己丁):天将星(調舒石門)   12-4 『天上の火性と地上の火性が、相会する干支である。          これをもって「中天の烈光」という。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丙午日より一部抜粋) * * 解説 夏の旺地の太陽で、本元に太陽の根がある火性比和の形です。 それで、真夏南中に位置して、陽が極まった激しく照りつける太陽。                これを、「中天の烈光」といいます。 そのため、相剋の金性で金生水と水を強め、あるいは日照りの土地には水性が

          ◎丙午(干支番号43):(強烈な存在感を持つ人)

          ◎丙辰(干支番号53):(春秋生まれで成功者になりやすい人)

          丙辰(乙癸戊):天南星(玉堂牽牛鳳閣)   10―5 『天干の太陽の丙火が一服して天頂に向かう時であり、丙辰は中和を保ってる太陽である。~』(朱学院算命学六十花甲子法の丙辰日より一部抜粋) * 解説 丙辰は、太陽が春の終わりの土用を経てさらに高く昇り、ちょうど良い気候で、作物が日一日と生長する時期でもあります。 日干支としては、これだけでバランスがとれているので、宿命の中では、月支の季節が何であるかによって大きく影響を受けることになります。 なので、 夏・冬生まれといっ

          ◎丙辰(干支番号53):(春秋生まれで成功者になりやすい人)

          ○六十花甲子と守護神法 その3

          片寄った宿命の消化の仕方! 守護神法の高度な見方になります。 シュウペイ 1987.7.16男性  丙丁丁 戌寅未卯 亥戊丁  丙乙  甲己乙  3 丙午 13乙巳 23甲辰 33癸卯 43壬寅 * 日干丙火は夏の太陽。 未土は夏の終わりですが、乾燥土なので水が必要です。 それで、第一守護神は壬水。 庚金は、金生水と水を生じる水源の役目にもなります。 大きな水には大きな水源が良いので、第二守護神は庚金になります。 * それで、この宿命は、 『調候の守護神→壬水庚金。ただ

          ○六十花甲子と守護神法 その3

          ◎丙子(干支番号13):(感性鋭く感情の起伏が激しい人)

          丙子(癸):天報星(牽牛)    3―9 『丙子日を六秀日とも言い、秀でた者、聡明なる人物が多いとされる。 また、官星に座すために、男女とも容姿にこだわりやすく、美男美女を配偶者としやすい~』 (朱学院算命学六十花甲子法の丙子日より一部抜粋) * 解説 丙子は、太陽と水のバランスが良いため、優秀な人が多い。 また、二十八元癸水により配偶者の場所が牽牛星になるため、プライド高く配偶者の容姿にこだわりやすい。 * 男性は、丙子の蔵干癸水が六進法でみると配偶者の父と同じ干になるの

          ◎丙子(干支番号13):(感性鋭く感情の起伏が激しい人)

          ◎乙亥(干支番号12):(不完全を活かせる人)

          乙亥(甲壬):天極星(石門玉堂)   2-4 『乙亥を「水上寄生の木」とし、天極星の死地に座してはいるが水に寄生するために、死中に活を得る。~』 (朱学院算命学六十花甲子法の乙亥日より一部抜粋) * *解説 乙亥は、亥(冬の水)に浮いている草(水上寄生の木)として、乙から亥をみた従星は天極星で死人の星。 なので、 不安定で人生が定まりにくいとみます。 ただし、 浮き草ゆえにこの干支のみでは地に根付かない。 なので、 みずからの株(根)を大地に根ざした他の木につなげると良い。

          ◎乙亥(干支番号12):(不完全を活かせる人)