◎丁未(干支番号44)：(持久力があり芯強く長命な人)

丁未(丁乙己)：天南星(貫索龍高鳳閣)　　　10－6

『未土の二十八元中に丁火・乙木・己土の三干が存在する為に、木性と火性を備えた灰のようなものであり、それが丁火の力を持久するので｢薫煙の香火｣という。～』
(朱学院算命学六十花甲子法の丁未日より一部抜粋)
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*解説
未の燥土二十八元には、本元己土の上に、火源の丁と、燃料の木気乙を備えた、一見灰のような火床があります。
それが、
天干の火力を長らく保たせています。
それで、
煙でいぶしたように良き香りを放つことから、｢薫煙の香火(くんえんのこうか)｣といいます。

つまり、
消えそうで消えない炭火のような火が、くすぶり続けて長続きしている状態です。
なので、
強烈な性格を発揮することなく永続性があることからして、長命な人となりがちです。

これは一見弱そうに見えますが、丁火から巳をみると天南星です。
そのため、
表と中身のギャップの差から、どこか底知れない人にみられやすいことがあります。
また、
天南星は身強で青年の星ですから、晩年期に老いても若々しく元気盛んな人となります。

もしも、
甲木が透干すれば、これが玉堂星になることから、聡明な人となりを作ります。
そして、
甲木庚金が共に透干すれば、斧で薪に加工することができるので燃えやすくなり、陽光にも負けず、侮光の心配もなく、冬夏問わずどの季節でも役に立つ人となります。

また、
丁未は陰干であり、甲木(玉堂母性愛の星)と庚金(司禄家族の星)を良しとします。
このことからしてみれば、どちらかというと男性よりは女性の方が活かしやすい傾向になるといえます。
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