ミユキ

めまぐるしく過ぎていく日々の中で、noteに向かって、頭にめぐる企みごとを、気の済むま…

ミユキ

めまぐるしく過ぎていく日々の中で、noteに向かって、頭にめぐる企みごとを、気の済むまで書きつくれば、日常に色が戻ってくる

マガジン

  • 娘の推しと、母の後押し。

最近の記事

物語なんて、必要ないと思っていた。

ドラマは観ない、小説は読まないようにしている。 感情移入が激しく、疲れるから。 感情が話の世界に引っ張られて、生活が立ち行かなくなる。 ひとりならば心乱れても支障はないが、今はそういうわけにもいかない。 つくり話なんて、生きるのには必要ない。 現実で精いっぱいだし、日常が乱されるなんて邪魔でしかない。 ただ、朝ドラだけは毎作品観られる。 一日15分と、起伏の緩さが、私にはちょうどいい。 NHKでは、夜にも15分ドラマをしている。 「わたしの一番最悪なともだち」が、舞台

    • 街の書店を考える④〜街に書店は必要か

      さて、ここまで書店のことを考えてきて、自分なりの方向性が見えてきました。 目標は 無理せず焦らず 自分のやり方で 書店を楽しむ 本をあまりに神聖視していました。 時間やお金をかけた分、何かを得なければならない。アウトプットしなければならない。全部読まなければならない… こうでなければならないという思い込みに縛られていました。 どこか人の目を気にしているきらいもあります。 “本好き“と言うのに恥ずかしくないよう、よさげな本を選んだり、書店に合わせようとしたり。 ようする

      • 街の書店を考える③〜書店が街で続くように

        書店が減り続ける中、“独立系書店“と呼ばれる街の本屋さんが次々とオープンしている。 魅力あるお店がたくさんあり、出先や旅先に絡めて立ち寄るようにしている。 遠くの旅行ともなると、せっかく来たからと一度に5軒以上回ることもあった。 そして、このことが自分のペースを乱していく一因となる。 私にとって書店は、散歩道みたいなものだ。棚の間を行ったり来たりして、いろいろなことに考えを巡らす。ある程度の時間を要して、買う日もあれば買わない日もある。 以前は多くのお客さんの中の一人だっ

        • 街の書店を考える②〜本屋がなくなるのは、誰のせい?

          以前、書店が好きで、図書館もよく利用するということを書いたが、それにはあるきっかけがある。 仕事を辞め、子供を産み育てるうちに、自分のためにお金を使うことができなくなった。 それは物質的にではなく、精神的なものだ。 「働かざるもの食うべからず」自分の稼ぎがない以上、自分が自由に使えるお金はない。と、勝手に思い込んでいた。 働いていた時のように、乗り継ぎ駅の大型書店にふらっと立ち寄り、興味ある本をとりあえず買うという日常は、ここで終わった。 それでも本のある場所に行かない

        物語なんて、必要ないと思っていた。

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        • 娘の推しと、母の後押し。
          5本

        記事

          街の書店を考える①〜私には何ができるのだろう

          街の書店を国が支援するというニュースが話題になっています。 本のある場所が好きで、子供の頃から今でも書店にはよく行きます。大学4年間は近所の本屋さんでアルバイトもしていました。 だから、街の書店に協力したい。でも、私には何ができるのだろうかと、いつももどかしい気持ちになります。 というのも、私の場合、小説はほぼ読みません。正確には読まないようにしています。 そして、図書館も好きでよく利用します。 このやり方で私なりに本好きを楽しんでいましたが、ある時からそれが負い目とな

          街の書店を考える①〜私には何ができるのだろう

          note111日目〜なにもない私のプロフィール

          noteをはじめるにあたって、プロフィールを作成しなければと思いながら、何を書いてよいかわからず、ずっと考えあぐねていた。 ある日ふと、徒然草が頭によぎった。 目に浮かぶ情景に、憧れさえ抱く。 こんなふうに書けたらいいな。 でも現実は、やるべきことに追われ、やりたいことにたどり着けない、そんな毎日だ。 それならそれで仕方がない。どうせ何者でもない。自分らしくやっていく。

          note111日目〜なにもない私のプロフィール

          note100日目+α〜noteを書いて、自分軸を取り戻す

          そういえば、noteをはじめて100日が過ぎていました。続けているといろいろな気づきがあります。 「やりたいことはたくさんあるけど、なんかうまくいかない」 そんなモヤモヤが今までずっとありました。 最近、その理由がわかった気がします。 それは、他人の軸で生きてきたということ。 なんとなくそんな気はしていたのですが、noteを書くようになって腑に落ちたというのが正しいかもしれません。 このnoteに書くことは、今のところ、ただただ私の好奇心です。 子どもの頃から好奇

          note100日目+α〜noteを書いて、自分軸を取り戻す

          新宿副都心、上る下る。〜ここは地上か、はたまた地下か

          最近テレビで、懐かしい昭和の風景が取り上げられることが多い。その手の映像、とりわけ高度成長期(1955年~1973年、昭和30年〜48年)の頃が好きで、街や建物が出来上がっていくさまに、ついつい手を止めて釘付けになる。 中でもいま虜なのは新宿副都心だ。 昨年、娘の坂道聖地巡礼ツアーの際に訪れた西新宿。(その内容は下の記事へ) 新宿駅を出た瞬間から、魅力はもう始まっている。 小田急百貨店、京王百貨店などに囲まれた新宿駅西口広場は、小田急百貨店とともに建築家坂倉準三の設計

          新宿副都心、上る下る。〜ここは地上か、はたまた地下か

          note3ヶ月〜心の内を紡ぎ出す

          このnoteをはじめて、3ヶ月がたちました。 アクセスしていただき、こうやって自分が書いたものを読んでいただけることはとても嬉しく、心から感謝しております。ありがとうございます。 私の場合、何かを伝えたい時は、話すことより書くことを選びます。 考えをまとめるには、じっくり頭の中で回したい。それには、会話ではペースが速すぎる。自分のターンを言葉で埋めるのに必死で、想いを十分に伝えきれないもどかしさと歯痒さは日常茶飯事です。 さて、この間はじめてお会いした方に、noteでど

          note3ヶ月〜心の内を紡ぎ出す

          娘の背中越しに観た、櫻坂46小林由依さん卒業コンサート

          ペンライトを握りしめた娘が、テレビの前で仁王立ちしている。その後ろで母は、バタバタと晩ごはんを作ったり、食卓を囲んだりしながら、卒コンを2日とも観ることとなった。 いつもそうだ。娘がそうやって観る“そこさく”やら歌番組をこうやって浴びせられる。 ただ今日だけは、母も見届けたかった。涙だけは流さないように。 櫻坂46のライブを通しで観るのははじめてだ。 定刻過ぎにはじまったライブはMCもそこそこに、知っている曲をどんどんたたみかけ、曲の合間には小林由依さんの映像が挟み込まれ

          娘の背中越しに観た、櫻坂46小林由依さん卒業コンサート

          娘は櫻坂46小林由依さんの卒コンへ

          行くことができず・・・。 卒業が決まり、卒コンが発表され、計画も立て、残すはチケットのみ。 先行のためにファンクラブ入会。 チケットを取るにはファンクラブ入会がセオリー。ただ、母はもう知ってるよ。坂道にはそれが通用しないことを。2日とも落選。 さて、次。イオンカード先行だなんて、主婦におまかせ♪と思ってたら、なんとノーマルイオンカードではダメなの?!なんだよー、イオンカードに違いなかろうに。 娘は高校生だから、まだカードは作れない。 母、作りましたよ。イオンカード〈櫻坂

          娘は櫻坂46小林由依さんの卒コンへ

          時間管理が苦手な私の、ざっくりスケジュール管理

          2024年、なぜ再び手帳にチャレンジしようと思ったのか。それは、これなら続くかもと思えるやり方がだんだんつかめてきたから。 その方法が今回のお話です。 まず、思いついた時にメモに書いておいた用事を、手帳に転記していきます。そこで考えるのが、その日一日それぞれの行動パターン。  A. がっつり買物の日  B. ちょこっと寄る日  C. 家しごとの日  D. 行事がある日  E. 自分の日 とざっくりパターン分けした上で、できそうな日に、できそうなタスクを、できそうな量入れ

          時間管理が苦手な私の、ざっくりスケジュール管理

          憧れるのをやめたら見えてきた、2024年の手帳選び

          手帳が好きなぶん、いろいろな種類の手帳を目にします。 一日1ページを毎日書いたら、後で見返せて楽しいだろうなぁ。とか、 バーチカルで時間を確保していったら、もっと有意義に毎日過ごせるだろうなぁ。とか、 ガントチャートで用事をいくつも同時進行できたら、デキる人でかっこいいなぁ。とか… そんな姿を思い描きながら、今までたくさんの手帳を買ってきました。でもそんな風には使いこなせず、そのうち、どうせ使わないだろうと買いさえしなくなりました。 ある時ふと思いました。 手帳に自分

          憧れるのをやめたら見えてきた、2024年の手帳選び

          不器用な私の、2024年手帳チャレンジ

          手帳が好きで、毎年手帳が出回る時期にはお店の手帳コーナーに足が向きますが、使いこなせないのがわかっているので、買うのももったいなくスルーしています。 ですが今年こそはなんとかと、新しい手帳を買って1週間使ってみました。 なぜ使いこなせないのだろう。私の性質上、ざっとこんなところなのでしょう。 ・感情で動くタイプ ・可視化すると用事の多さに焦ってしまう。 ・何か大変なことが起きると、それでいっぱいいっぱいになって、生活がスッポリ抜ける。 こうして余裕がなくなり、手帳から

          不器用な私の、2024年手帳チャレンジ

          note1ヶ月目〜書きたい理由

          noteをはじめて気がつけば1ヶ月ちょっとたっていました。 できれば毎日書きたいなと思っていたのが、2.3日目になり、5日になり、1週間になってしまいそうです。 毎日書くにはネタが続かないんじゃないかと考えていました。ただ、やってみると書きたいことはいっぱいある。ではなにが足りないかといえば、圧倒的に時間と体力。 毎日仕事や家事に追われ、やっとこさ夜になるともう力が残されていない。ここ1.2年で顕著です。これが更年期というものでしょうか。 あとは自分のメモリ不足の問題

          note1ヶ月目〜書きたい理由

          チケット争奪戦は終わらない

          最近、どうにもチケットが取れない。特にコロナが落ち着き、人の流れが戻り出してからは顕著だ。 今まで散々チケットを取り、ライブに行ってきたはず。なのに昔からのやり方が通用しない。 2023年、阪神タイガーズがリーグ優勝を果たした。CSも突破し、いよいよ日本シリーズへ。これはぜひ現地で応援したい。38年ぶりの日本一へとあって、この機会を逃すと今度いつ見られるかわからないという気持ちは少なからずある。 日本シリーズのチケットは、ファンクラブ先行→ローチケ有料会員先行→先行→一般

          チケット争奪戦は終わらない