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世界はただそこにある ‐あるのは「解釈」だけ‐

おはようございます!
読了と共に、新しい本を開くのはやはり心が躍る今日この頃です。
#読了
#読み始め
#積読

さて、今日も読書メモの回です。

「それ、身勝手な決めつけかもよ? -誰かの正解に縛られない「解釈」の練習-(著:阿部広太郎)」

コピーライターの方の言葉はどのように出てくるのか。
僕自身、広告媒体を紙面でつくっていく中で、とても悩ましく、言葉を生業にするプロの仕事のすさまじさを感じています。

今回、完全に帯買いです。

‟コピーライターと考える「ものごとの捉え方」と「自分らしい生き方」 -解釈は自由への翼-”

「解釈」という言葉に惹かれたのも間違いないです。
ブッダを学んでいこう、世界はただただそこにあるだけ。
心がどう反応しているのかによって、その人にとってある世界、現実が変化をしているだけでしかない。
この考え方がとても深く、面白く感じています。

この辺りは、別途「唯識論」を読み進めています。
現在のところ、全く理解できていません。修行が足りないのでしょうか。

この本の一番最初に引用されている言葉も同様でした。

‟事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。”

哲学者でもあるニーチェの言葉です。
時代背景は違っても、行きつく哲学としての答えは似ていくのは、人間の本質をとらえているからなのでしょう。
学び続けなければ。

_____________
「解釈」の大切さとは??

著者はコロナ禍において、先が見えない閉塞感、もどかしさ、苦しさを味わいました。
きっと、誰しもが感じた感情であることは確かだと思います。
もう2年が経過しますが、初の緊急事態宣言の際、僕自身もこの先の不安を感じずにいられませんでした。
人間は、「知らないこと」「分からないこと」に不安を感じ、嫌いになる。
かの、キンコン西野先生も言っていました。

そのような中において、著者はHistoryからヒントを得ます。

同様の感染症が蔓延していた時代、17世紀のペストが流行する渦中、大学の休校を「創造的休暇」と言い放った学生がいました。
万有引力の法則含めて様々な現代までの叡智の礎を築いた、ニュートンです。
ペストの渦中では、キリスト教含めて宗教を信仰し、「神が救う」という概念がある中で、たくさんの人がなくなり、その信仰力が低下し、心の支えが失われ始める民心において、この鮮やかな転換をしたニュートンはすごいとしか言えません。

つまり、「解釈」の仕方次第なのです。
「ものごとをどう受け取るか?」をコピーライターとして意識している著者は、【積極的解釈】と名付けました。

過去が現在を作り、未来を形成する。
時の流れはそうかもしれません。
ですが、過去からの先入観や思い込みが現在を作り、未来を勝手に決めつけているとしたら??

時の流れは戻らないからこそ、自分/現在の解釈を行い、過去/未来の解釈を行うことが重要なのではないでしょうか。
現在の行動次第で、過去も未来も変わるのです。
少なくとも予測できない未来において、自分がどうあるかを選ぶことが出来るのかもしれません。

人間の脳が現在と感じることが出来るのは、2-3秒という研究結果もあります。
その2-3秒にいる自分をどう認識し、現在をどう解釈するのか。(恐らく著者はもっと広い範囲を現在と捉えて展開していますが。)

興味深い一冊となりそうです。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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