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読了:僕たちを解放する一つの手法 ‟歴史を学ぶ”

おはようございます!
昨日、急遽いただいたドーナッツの差し入れにこれ以上なく、心が躍ってしまった今日この頃です。
#止まらなかったよ
#2個食べたよ
#おデブ

さて、今日も読書メモの回です。

『歴史思考 (著:深井龍之介)』

前回は、「特定の価値観にとらわれ無くなるときに、人はモチベーションまで失うことはないのか」という壮大なテーマを歴史的視点から解いてまいりました。
ヒントとしては、アリストテレスやゴーダマ・シッダールタの思考が先行研究として比較対象となりそうです。ゴーダマの「私は存在するのか?」という究極の問いこそが、モチベーションへの最初の道しるべとなりそうです。

今回は、‐エピローグ‐ということで、この本の最終的なまとめとなります。
著者がこの本に込めた思い含めて、もう一度、学んでいきましょう。

________
-エピローグ-

この本のコンセプトは、現代人の悩みを歴史を知ることで楽にすることにあります。悩みの根源となるものは特定の価値観ではあるのですが、現代が特殊であることもさらに影響を及ぼしていると著者は指摘しています。

現代は、人々が過去のあらゆる時代よりも自由であります。自由であるということは、生きかたも決めなければならないのです。日々、決断を迫られるときに必要なのが、教養や古典です。

教養は、過去に既にぶつかった人の残したものを参考に出来ます。
価値観が多様化し、コロコロと素早く変化をしていく中において、ある価値感により、数百年安泰という過去と比較し、特定の価値観は「存在しない」方が楽なのではないでしょうか。

僕たちがもつ、特定の価値観こそ、別の価値観の人と接触をすることで衝突を生むこともあれば、あっという間に価値観が変化をし、数十年後には悪いことになっている可能性もあります。

だからこそ、価値観に対してニュートラルでいるということではなく、メタ認知をすることで距離を置き、唯一絶対の価値観であると思い込まず、他の価値観を認めていくことが重要なのです。


この本の-終わりに-に書いてあった文がまた秀逸でした。
「この本も歴史の一部である」としたうえで、編集含めた感謝を述べたのち、読者もこの本に関わる歴史の一部として捉えていることを伝えています。

サリヴァン先生の回ではないですが、巡り巡って何かが起こるかは、全くわからないです。ただ、今を生き、この本を手に取り、この本の内容を咀嚼し、アウトプットをした時に、巡り巡って何かが起こるかもしれないし、行らないかもしれない。
そう思うだけで、ちょっとワクワクしますね。

「普通……」と考える価値観自体がそもそも存在しないとしたら??

やはり、目の前で起きていることは常にうつろい、二度と同じ状況は存在しないのでしょう。
そう思い始めると、この機会をくれるこの状況に、感謝以外することはないのでしょう。

そこに行きつかないのは、ゴーダマ・シッダールタも指摘する、人間の煩悩(最も強いのは承認欲)であり、執着なのでしょう。

仏教含めて、もう一度、歴史を咀嚼しようと思った本でした。


今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

一社)PX研究会では、資格認定制度を開始しています。この機会に、是非、ご覧ください!

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