運動指導者のためのレベルアップnote

井口元気 元気ジムオーナー CSCS 競技コーチ、理学療法士、AT、治療家など全ての…

運動指導者のためのレベルアップnote

井口元気 元気ジムオーナー CSCS 競技コーチ、理学療法士、AT、治療家など全ての身体に携わる方のためのレベルアップnoteです。 僕が知ってる知識の中教科書には載ってない現場で得たトレーニング知識を書きます! ご自身のレベルアップのひとつにご活用ください!

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プロフィール

こんにちは、井口元気です! 1990.12.26 神奈川出身 163cm 65kg 野球は右投左打 二塁 三塁 外野 ドライブと神社巡りと海でまったりが好きです 🌟経歴と野球選手時代の悔しさ8歳から22歳まで野球をプレーしました。 横浜瀬谷ボーイズ 藤嶺学園藤沢高校 明星大学 と、大学までプレーしてきました。 中学時代は創部初の全国大会出場 高校時代は創部初の21世紀枠の県選抜 大学時代は創部初の一部リーグ昇格 など、チーム創部初の快挙を経験してきましたが、試

    • スクワット以前にやるべきエクササイズ

      ウェイトトレーニングBIG3といえば、 スクワット、デッドリフト、ベンチプレス ですよね。 そして特にスクワットは筋トレの基本ともいうべき種目であり、まず下半身のトレーニングで最初に取り入れる方も多いかと思います。 しかし、スクワットは確かに基本ではありますが、スクワットのやり方を教えればすぐにできるかというとそういうわけでもありません。 スクワットは高度な可動域が求められ、そして特に臀部の筋力は高い水準を求められるエクササイズです。 スクワット動作を繰り返すこと

      • 関節の痛みが出た時の判断

        こんにちは、井口元気です! 最近、スクワット時に股関節の痛みが出ます。 特に左に出やすかったです。 しかし、しっかりウォームアップを行えば痛みなく問題なくエクササイズを行うことができます。 しかし一昨日から、右に痛みが出ました。 右の股関節痛は、ウォームアップしたり、カッピング治療をしたりしても痛みがなかなか消えません。 なので保存療法をとることにしました。 2,3日は股関節の屈曲を伴うエクササイズを休む予定です。 正しいエクササイズフォームであっても、疲労が

        • 自重トレーニングは本当に負担が小さいのか

          こんにちは、井口元気です! 今日のテーマは「負担が大きなトレーニング、小さなトレーニング」という内容ですね。 先程ネット検索で、 「中学生が筋トレをする場合はダンベルなど重りを使うと負担が大きいので、自重トレーニングをしましょう」 という記事を見つけました。 あなたはどう思いますか? 自分の場合は違和感を感じました。 なぜなら、 負荷と 負担を、混同して使われているように見えたからです。 負荷と負担は違います。 負荷、、、プラスになりうるもの。 負担、

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          スポーツ下半身の極意

          こんにちは、井口元気です! 今日は、スポーツにおける下半身について書いていきます。 どのスポーツでも、下半身が大事って言いますよね。 ソフトボールの上野由岐子投手も、ほぼ下半身で投げてるというコメントを残したことがあります。 ゴルフもテニスも野球も、下半身が大事って言いますね。 それは一体どういうことなのか。 ボールやクラブなど手で道具を扱うのに、下半身が大切ってどういうこと!? わかっているようで、なかなかわかっていないことですよね。 まず人間は地球上で重力

          筋トレにはストレッチ効果がある?

          こんにちは、井口元気です! 筋トレって、筋肉を収縮させる行為だから、身体が硬くなるってよく言いません? 僕もそう思ってましたが、一概にそうではないことが明らかになっています。 スクワットにしろ腕立てにしろ、ショルダープレスにしろ、 最大可動域で行うことによりむしろ柔軟性の改善を期待することができます! 例えば、 ✅ハムストリングの柔軟性には、RDL ✅肩甲骨の内転アプローチには、ビハインドネックの懸垂やショルダープレス   このあたりはやってみるとわかりますが

          筋トレにはストレッチ効果がある?

          ウォームアップ次第で、球が飛んだり速く走れたりする?

          こんにちは、井口元気です! 今日はウォームアップの重要性をお伝えします。 ウォームアップというと、 準備体操 というイメージがあると思います。 準備体操。間違ってはいないのですが、どこか軽視されかちなキーワードだと思います。 なので、ウォームアップという言葉を使わずに、 パフォーマンスアップルーティン とでも言っておきましょうか。 長ったらしいですが、かっこいいと思います。 ひとつのわかりやすい実例を話しますと、リバースランジのエクササイズを行うときの話をし

          ウォームアップ次第で、球が飛んだり速く走れたりする?

          試合や練習後に疲労を残さない

          こんにちは、井口元気です。 今日は運動後に疲労を残さない方法についてまとめました。 疲労は必ず蓄積するものですが、極力蓄積を抑えたいものです。 疲労の蓄積を最低限に抑えることで、怪我の防止や、こなせる練習量の増加につながります。 ①アイシング 定番ですがサボりがちなクールダウン方法です。 運動後に筋肉が熱を帯びた状態が続くと疲労が蓄積します 試合後やトレーニング後は、すぐにアイシングすると疲労が蓄積しにくくなります。 アンチアイシングな説を唱える方も増えたようです

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          長距離走は足が遅くなるのか

          こんにちは、井口元気です。 今回は成長と走力ということでお話ししていきます! 僕は元々運動が苦手で運動会も嫌いでした。 しかしそんな僕が小学校四年生を機に変化することになります。 運動会のリレーの選手を決めるために、全員が50m走のタイムを測る日がありました。 出席番号順に二人で走るのですが、僕の相手は学年で1,2位を争う足が速い子です。 嫌だなぁ、、、と思いながら走ってみると、なんと勝ってしまったのです!!! そんなバカな、、、きっと手を抜いたに違いないと思い

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          肩が痛かったら試してみよう

          こんにちは、井口元気です! 今回は肩のアプローチを描きます。 自分自身、肩の痛みにずっと悩まされてきた一人ですが、セルフメンテナンスをやるようにしてからは接骨院などでお世話になることがなくなりました。 特にオーバーヘッド系スポーツの方におすすめのアプローチなのですが、 まずはスリーパーストレッチをやってみましょう! このエクササイズは肩が不調な時にやると、顕著に動きに表れますね。 僕は昨日ジャークのエクササイズをやっていたときにどうしても右の肘が伸びきらず不安定で

          肩が痛かったら試してみよう

          不調なのは疲れのせい??

          今日、トレーニングしてたら、なんとも調子が悪い、、、肩の動きがなんか良くなかったんですね。 終わった後、カッピングをしました。 こんなのですね。 ⬇️肩をやってみると、こんなことになりました‼️ そりゃー動きが悪いわけですね😂 やったあとの方が動きが良く、だったらカッピングしてからトレーニングすれば良かったなーと少し後悔。。 あなたが不調だとしたら、もしかしたら単に筋疲労かもしれません! 疲労状態を疑ってみてはいかがでしょうか😊?

          ベンチプレスが好きな人に陥りがちなこと

          こんにちは!井口元気です。 最近、学生アスリートに話を聞くと、ベンチプレスを取り入れる選手は多いようです。 ベンチプレスさえやってればパフォーマンスが上がるような感覚になっている人も多いような気もします。 ベンチプレスは上半身トレーニングの王様であり、扱う重量も大きいし強くなったら胸板が厚くなってかっこいい!! そんなロマンもありますよね。 しかし、ベンチプレスを頑張れば頑張るほど、陥りやすい落とし穴もあります。 それはずばり、 ✅姿勢の悪化    ベンチプレス

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          比較的簡単なプル動作の筋トレ

          ホリゾンタルプルアップというトレーニングです。 バーの高さを上げるか、脚をオルタネイトスタンスにすることで強度を上げることも可能です。 強度を上げるには自分が地面と平行になるよう高さを調整して腹にプレートを乗せるのも可能です。 腹部と臀部をしっかり力を入れて、体幹部をブラさぬよう行います。 バーは胸に引きましょう。 グリップはベンチプレスと同じで大丈夫です。

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          力が入りすぎとはどういう意味か

          こんにちは、井口元気です。 スポーツ指導の場面でこんなシーンは経験したことはないでしょうか? 力むな! 力が入りすぎ! もっと力を抜いて! 僕は野球出身なので、バッティングのときによくこんな会話がコーチと選手の間で飛び交います。 投げる動作の時も多いですね。 走る時も、跳ぶ時も、「力む」ことはあまり良くないようです。 とはいえスポーツは爆発的に大きなパワーを発揮して行うものです。 大きな力を発揮しなきゃいけないのに、力んじゃいけないこの逆説に頭を悩ます選手も多い

          力が入りすぎとはどういう意味か

          全てはパワーポジションから

          こんにちは!井口元気です! この記事の読者さんは恐らく筋トレをスポーツに活かそうという目的の方々かなと思うので、スポーツトレーニングを前提にお話します。 アスリートであればランジ、スクワット、RDLあたりは着実に実施したいものです。 なぜこれらのエクササイズがスポーツ動作に必要かというと、 ⭕️スポーツシーンでよく見られる動きだから ⭕️人間が素早く動くために必要な動きだから ⭕️安全性が高い動きだから これらの理由が挙げられると思います。 それらの基礎となるのが

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          筋トレとは、動きのトレーニングである

          こんにちは、井口元気です! 僕は、筋トレを「筋肉トレーニング」だと思っていました。 とにかく筋肉の量が増えて身体のサイズがデカくなれば、パフォーマンスは上がると思ってました。 しかし、そんなことはありませんでした。 スポーツにおいて、筋トレは「筋力トレーニング」であり、その本質は「動きのトレーニング」だと思っています。 大学時代は、チーム一の筋トレ量だったと思います。 ベンチプレスは体重61kgで95kgまで上げたのは覚えてます。チームトップ10には入ってました(

          筋トレとは、動きのトレーニングである