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#デザインシステム

ルールではなく補助線  ─ユーザー数2,000万人超のサービスにおける、Design Systemを立ち上げた話

ルールではなく補助線 ─ユーザー数2,000万人超のサービスにおける、Design Systemを立ち上げた話

こんにちは、メルカリDesign Systemの立ち上げと運用を担当したデザイナーのtottieです。
この記事では、メルカリの抱えていたデザイン上の課題をDesign Systemの導入で改善したお話をご紹介いたします。

なぜDesign Systemを導入したの?Design Systemを導入した理由は、大きく分けて2つあります。

1つめは、開発における課題です。
導入を決定した当時(2

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デザインシステムの目的を考える

デザインシステムの目的とは?

と問われるとあなたはどんな風に答えるでしょうか?
おそらく「ユーザに一貫性のある体験を提供するため」「デザイン資産を再利用できるようにして生産性を上げるため」そんな答えが一般的だと思います。私もそんな感じで捉えていましたし、間違いなくそれらはデザインシステムの効能だと思います。

が、細かいところをよくよく考えると「一貫性とは具体的にどこが一貫していることを指すのか

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「楽天カードらしさ」を追求した楽天カードのデザインシステムの導入と今後について

「楽天カードらしさ」を追求した楽天カードのデザインシステムの導入と今後について

楽天グループはさまざまなサービスを展開しており、楽天カードのお客様においても楽天カードだけではなく楽天市場や楽天銀行など、ほかの楽天グループのサービスも多くのお客様にご利用いただいています。

それぞれご提供するサービスは別ですが、お客様にとっては1つの「楽天ブランド」であるため、楽天グループ共通のデザインを踏襲しながらも、金融サービスに特化した顧客体験を提供できるよう、楽天カードのデザインチーム

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デザイナーとエンジニアを巻き込んだワークフローの改善

デザイナーとエンジニアを巻き込んだワークフローの改善

「エンジニアリングに興味があるデザイナー、デザインに興味があるエンジニア Advent Calendar」20日目の記事です。

今年の5月から、社内でクライアントワークのチームから自社事業のチームに異動し、映画・ドラマ・アニメのレビューサービスのFilmarksで有料会員機能のPMを担当しています。
以前はUIデザインやアプリ開発、あるいはその中間的な仕事としてプロトタイプ開発やディレクションな

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