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10万人超の指導歴をもつ運動コーチ。コロナ禍に、学童支援やってみました!

Go Toトラべルに続きGo To Eatキャンペーンも始まり、少しずつ街の四季の変化を感じられる機会が増えてきましたね。
それにしてもあのステイホーム期間は、もどかしい季節でした。春から夏にかけては気候も最高で、本来何事にも挑戦できそうな気になるんですよね…

高橋グループの法人地域リレーション課という部署にて、主に学校向けのサービス提供を担当する久保さんもまた、エンジン全開でその季節を迎えていたそうです。そんな中突然訪れたコロナ禍…
どこの会社も身動きがとれなくなったタイミングでしたが、そんな最中なんと久保さんたちは、小学校の学童保育で『先生』として子どもたちの遊びや運動の指導をされていたそうです!

今回はその真相を探ってきました!


”地域のために、できることは何でも挑戦したい!”

久保さん

どうして学童で勤務することになったのですか?

「世の中がコロナになって、とにかく自分たちにやれることが何なのか考え続けるもどかしい日々でした。」
「ある日、出勤中の車のラジオで、石村萬盛堂さんが子どもたちにお菓子を無償で提供する話や、ローソンさんがおにぎりを配る話を聞いたんです。その時、エスタ(高橋グループの運営するスポーツクラブ)でも何か子どもたちにできないか、と思い、法人チームのミーティングで提案しました。地域に対して何かしたい、何ができるのか、それをぐるぐる考え続け行き着いたのが、学童での運動教室という案でした。」

役所との様々な手続き・面接等を経て、なんとか香椎東小学校の学童からオファーを頂いたものの、当初予定していた運動教室の開催ではなく、先生として勤務する、というものでした。コロナ禍で当時は緊急事態だったため、学童も人手不足。その点が今回のマッチングポイントだったそう。

「子どもたちと外で遊んだり運動したり、サッカーを教えたりしました。とにかくまずは、自分たちにできることがあれば何でもやろうという一心でした。」

2週間という短期間でしたが、通常業務の合間をぬって勤務したこの経験が、学童をはじめ学校という現場で働く人たちの日常の風景を知るきっかけになったそうです。
「子どもたちの生活指導を支えること(手洗い、うがい、着席等)の大変さを感じましたね。」

“小学校での運動教室開催!やっとひとつのカタチに”

弥永小学校

【久保さん(左)、同じく法人地域リレーション課の吉永さん(右)、当日指導したエスタ運動教室担当チームの皆さん】

手探りの中なんとか足掛かりとなった学童勤務を経て、もっと学校や子どもたちの役に立ちたい!という気持ちが更に久保さんを突き動かします。
福岡市立弥永小学校の校長先生がたまたま大学時代の後輩だったこともあり、最終的に久保さんが提案した運動教室実施のオファーを受け入れてもらうまでに。

どのような経緯で弥永小学校での運動教室開催に至ったのでしょうか?

「(校長先生の)彼には、学校組織の成立ちや内情などについて色々教えてもらったり、実際に人を紹介してもらったりしました。」

「そうした中で気付いたのは、学校には我々民間企業に実際何を任せるのがベストなのかという判断材料がまだないのでは、という点です。だからまずは、具体的な実績が必要だと強く問題意識をもちました。そこで、当初から協力してくれていた弥永小学校に、子どもたちの運動スキルをサポートする具体的なプログラムをズバリ(笑)提案したんです。福岡市としても、民間企業のノウハウを学校プログラムに取り入れることを推奨していることもあり、学校も最終的に受け入れてくれました。そしてついに10月中旬、念願の運動教室開催が実現できました!」

実際に運動教室を行ってみていかがでしたか?

「当日は、本当に沢山の子どもたちの笑顔をみることができました。終了後はお礼の手紙まで送ってくれたんです。生の声が聞ける喜びを実感し、これまでの苦労も一気に吹き飛び、今後の励みになりました。運動教室担当のエスタチームも、当日はとても生き生きと指導していました。
学校からも、運動面のほか、子どもたちがエスタのチームスタッフくらいの若い世代の大人たちと直に触れ合える機会というのがなかなかないそうで、それがとても良い機会だったとフィードバックを頂きました。彼らの姿をみたり、学校の運動面以外の要望を知ったりすることで、高橋グループが民間企業としてできることはまだまだあるなと、今後の更なる可能性を感じることもできたんです。」

“とにかく地域との繋がりを大切にしたい”

久保さんはそう語ります。

この部署への異動までの30年以上、スポーツクラブで地域の子どもたちを中心に多くの方へ運動指導をおこなってきた久保さん。彼自身、ひたすらに「自分たちに何ができるのか」という一心で行動し続け、その中で様々な出会いに助けてもらったといいます。

何とかしたい!という強い想いが伝わるとき、きっとこの人なら何とかしてくれる!という信頼がうまれるのかもしれません。
地域や街を支える、陰の応援団のような存在になりたいと久保さんは語ります。
「なにか困ったことがあればいつでも頼ってもらいたいです。きっと自分たちにできることがあるはず。だから何でも言ってください!」
そんな想いと意気込みをもつ久保さんの今後の活躍が楽しみです。

ガーデンズバック

皆さんも、もし街で久保さんを見かけたら声をかけてみてください!笑


〈ガーデンズ千早公式ホームページはこちら↓〉

https://gardenschihaya.com/



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