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WEAR REPORT(ウエア― リポート)
服選びをする際にある、「どちらを買うべきか」や「今これ買ってもいつまで着れるのか」という迷い。
それは誰にでもどんな時でも訪れる問題であるが、それを解決するのに「直観(intuition)」という判断がある。直観は納得というゴールへいざなってくれる。
直感(inspiration)と似ているが、直観(intuition)はこれまで積み重ねてきた経験や知識による判断である。
直感はひらめきで、
MADE OF GIVEN (メイド オブ ギヴン)
シンギュラリティ=技術的特異点テクノロジーは世の中の景気やマインドに関わらず経過する時間と共に進化して行きその進化を止めることは不可能という。
かつて日本製が注目された半導体技術は成熟し、今や安価で良い生産性を実現出来る海外にシェアが移行してしまい、国内の半導体産業はそのものの生産よりもその応用へと活路を見出している。
その1つが自動車の自動運転技術。このまま交通インフラが整ってゆくとどの様
THE WORD (ザ・ワード)
欠乏欲求
「なぜ服にこだわるのか?」
概念 ”STANCE” は我々を取り巻くその究極の問いにも明確な道筋を照らす。
そこには十人十色の理由がありひとくくりに出来ない問いであるかのようであるが、その本質的なものは「承認」という集約された概念に基づくものであるように解釈できるという説がある。
人間が持つ本能的な「生理的欲求」、家や自分の場所を求める「安全の欲求」、その先にソーシャル的なコミ
Golden HELIX (1:1.618の黄金比)
獲物に狙いを定め向かってゆくコヨーテの姿は純粋で自然そのものの美しさを秘めるという話。
自然界に存在し、最も美しいとされる縦横1:1,618の比率の事を黄金比と言いパルテノン神殿やピラミッドをはじめ、「モナリザ」など歴史に登場する数々の絵画や美術品にはこの比率が含まれている。
1:1,618の長方形の中に1本線を引き1:1,618の長方形を作る。さらにそれは90度回転させながら永遠に繰り返す事
Serendipity (セレンディピティ)
脳には神経細胞が千数百億個以上あり、その1個の神経細胞内には情報を蓄えるシナプスが数千~数万ほどある。さらにそれぞれのシナプスは他の神経細胞へと繋がっておりそれら「神経回路(ニューロンネットワーク)」はスーパーコンピューターの何万倍のポテンシャルを持つと言われる。
抽象度からの変異人が無意識に活動している時も脳の中枢からは神経回路を介し、思考をつかさどる大脳皮質へと情報の信号は絶えず送られている
Like a Rolling Stone (ライク ア ローリングストーン)
クニマスの話
奇跡の絶滅魚「クニマス」。かつて秋田県にある田沢湖の水深部のみに生息した淡水魚で、江戸時代には漁獲量も多く豊富に生息していたとされるが、昭和になって行われた国の水力発電所建設における強酸性水の流入により1940年ころ絶滅したとされる魚である。
ところが2010年になってある偶然により山梨県西湖にて生体が発見された。なぜ遠く離れた西湖で発見されたのか調べれば、絶滅直前の1935年に人
Fractal dimension(フラクタル ディメンション)
リアス式海岸等の海岸線の形の長さは、航空写真などを使った大まかな計測方法で測るとおおよその長さが導き出されるが、どんどん近付いてゆくと岩などの凹凸にる細かい長さが増えて行き、大まかな計測法とナノレベルの計測法では長さが変わってくる。それの誤差の次元は「フラクタル」と呼ばれ、大まかに1%~4%の範囲であるが、理論上は無限に測れる長さになってくる。
対象が「どれも一緒」に見えてしまう時、それは恐らく
Pure experience Requiem(ピュア・エクスぺリエンス・レクイエム)
プロローグ「我思う故に我あり」というルネ・デカルトの言葉が表す主客二元論を基にした西洋哲学の考え方。
当然のことながらその思考は常に人間目線である。そんな主観と客観の対立から出発する哲学を超えた哲学が日本に存在する。
日本を代表する哲学者である西田幾多朗が初期に提唱した「純粋経験」
例えば、満開の桜を見て「綺麗な桜だ」と思う前に「好きな何か」と感じる、その一瞬の感覚が純粋経験。桜をサクラと