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WEAR REPORT(ウエア― リポート)

服選びをする際にある、「どちらを買うべきか」や「今これ買ってもいつまで着れるのか」という迷い。

それは誰にでもどんな時でも訪れる問題であるが、それを解決するのに「直観(intuition)」という判断がある。直観は納得というゴールへいざなってくれる。

直感(inspiration)と似ているが、直観(intuition)はこれまで積み重ねてきた経験や知識による判断である。

直感はひらめきで、直観はセンス。

気象衛星とスーパーコンピューターから送られれてくる情報を基にした気象予報士のウエザーリポートの言葉として伝えるニュアンスそのものは、人間が経験に基ずきはじき出した答え。すなわち「直観」である。

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「どちらを買うべきか」や「今これ買ってもいつまで着れるのか」という迷いが生じた時、そんな時はその対象を自分のワードローブに加えるか否かの問題としてイメージしてみる。

クローゼットにある服たちからは「そいつを仲間にすればオレのビビットカラーが映えるぜ」というシャツや「そのテーパードシルエットだったら私の出番も増えるはず」というレザーシューズの声、「その色のジャケットだったら僕がいれば十分じゃないか」という声や「いや、生地違いで好みの色調ならば複数あってしかりだろう、その微妙な差異がご主人の個性を構築してゆくんだよ(タートルニット)」というワードローブの声が聞こえるはずである。(※大丈夫です)

直感(inspiration)モードで「今これ買ってもいつまで着れるのか」というシチュエーションに影響を受けた刹那的判断に委ねるのではなく、直観(intuition)モードにて自分のセンスを発揮した考えで「ワードローブに加えるか否か」の照らす方向へ歩んで行けば納得というゴールにたどり着けるはずである。

そんな事もとより承知の上だと思われるかもしれないが、いざ現場に立っていると直観(intuition)の潜在能力を発揮できないケースも数多く見受けられるのである。

そもそも、その対象に惹かれた、興味を持ったという事は直観と直結しているため、答えはすでに出ているかもしれないが、そのもやもやしたものを明確にする流れが直観というセンスにフィルタリングされた納得である。初めに持った印象が正しい場合が多いのは、結局この構図がもたらす事である。

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Garage.U.Wを構成する概念(スタンス)の1つであるWEAR REPORT(ウェア―・リポート)とは、本来の自分の直観に基づくワードローブとの対話。その判断こそがその人本来の「センス」であり、またそのウェアを着て満たされた未来の可能性をスポイルさせない為にも「それを持っているか否か」と前向きかつ本質的問題にシフトする考え方が正しい方向と考え、それを店頭で引き出すのも私共の役割のひとつなのである。 



※ ウイットです!


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