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「プロセスやツールよりも個人と対話を」に救われた話
プロセスやツールよりも個人と対話を
アジャイル開発宣言の一文目として語られるこの文章。ダイアログ・ファシリテーターを名乗る私にとって、この文章が開発の世界にあることはすごくうれしいことなのです。
組織で対話は自然発生しずらい
しかし組織の中では対話は自然には生まれにくいとも感じています。挨拶、報告など組織で言葉を交わすことはそれなりにありますが、自分の考えを伝えること、いわゆる対話というお互
アレグザンダーの理論「パタン・ランゲージ」から「センタリング」へ繋ぐための話
私は会議や研修のファシリテーションや、チーム作りやプロジェクトのファシリテーションを仕事にしています。特に対話、ダイアログを用いた場をつくるのが好きで、研修はグループでの学習時間をよく入れています。
パタン・ランゲージに出会って、確かにファシリテーションにもパターンがあるなと思い、ファシリテーションに関するパターンを造りだして、ファシリテーションを伝える時に利用してチームの共通認識にしたりしまし
Pattern Theory 翻訳出版のクラウドファンディングを始めました
人生初のクラウドファンディングになります。
パタン・ランゲージの翻訳書に携わることになりました。中埜博先生とIT系のコミュニティで出会い、パタン・ランゲージ・インタビューという中埜先生にいろんな人がインタビューする対談イベントをやるようになり、ついにパタン・ランゲージに関する書籍の翻訳に携わることとなりました!
パタン・ランゲージを見つけ、創り上げるところから、使っていくフェーズに進める。中埜先
コミュニケーションを見つめ直す
ファシリテーターとして場づくりの準備として、参加者について考える時間を作っていますが、今までコミュニケーションの状態については「なんとなく」捉えるということ直感に頼った場づくりをしていました。
しかし、ファシリテーションについて人に伝えようとした時には「なんとなく」では伝わらないところもあって、自分の直感めいたところを言語化してみようと試みました。まだ仮説ですし、永遠のベータ版的な永遠に仮説だと思
ファシリテーターの背中
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー19日目への投稿となります。
背中を見て育つという言い方があります。ファシリテーターの学び方にはいろんな方法があると思いますが、背中を見て育つのが、独りで学ぶよりも効果的かも知れないと最近思うようになりました。
以前は今もやってますが、ファシリテーターの学びは実践にあると考えて、ファシリテーションする場を持てるようにと、場所の鍵
ファシリテーターの根っこ
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー17日目への投稿となります。
今日ちょっとしたふりかえりとグループコーチングという場をやっていくにあたってソース理論を考えのアプローチ的に使って、どうするか考えていて、かなり自分の「根っこ」になりそうな話をしたので、タイトルにしてみました。ソース理論とは…と書けるほど私が理解していないので書きませんが、思考の手助けとして使った感じ
ファシリテーターの空間術
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー16日目への投稿となります。
今日のテーマは15日目のアドベントカレンダーを書いていて、あ、空間についての話書ける!と思ったので、「ファシリテーターの空間術」としました。
空間術は、リアルとオンラインとでそれぞれ話せるのですが、今日はリアル側で。
完全に個人的空間術なので、「へー」となるか、「ん?」となるか。
そもそもファシ
ファシリテーターの小道具
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー15日目への投稿となります。
一時期「歩くファシリテーター」と言われるぐらい、いろんな小道具を持って歩くようにしていました。いつでもどんなところでも話し合いが起きたらファシリテーションできるようにと持ち歩いてました。よく居酒屋とかでファシリテーションしてました(笑)
コロナ禍以前は、携帯可能なホワイトボードとプロッキーを数本、そ
ファシリテーターの価値
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー14日目への投稿となります。
今回は「ファシリテーターの価値」という恐ろしいタイトルをつけてしまったのですが、一言で書ける気もしないし、ファシリテーターそのものが多様であり、根幹でもあると思っているのであくまで「私」の考える価値ですw
私がファシリテーターをする場は、会議、研修、ワークショップ、対話の場、イベント司会、プレゼンと
ファシリテーターの思考
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー13日目への投稿となります。
先日、研修をした後に「ガオリュウさんって、同時にいろいろされていますよね」と言われて、そうかも?と思ったので、ファシリテーターの思考について書いてみたいと思ったのでした。
同時にいろいろやっている話は、ファシリテーター養成講座的なことをやった時にも同様のことを言われたことがあって、確かに同時にやってい
ファシリテーターの楽しさ
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー12日目への投稿となります。
私にとっての「ファシリテーターの楽しさ」は何か考えてみました。考えてみて3つありそうだなと思いました。
一つ目は「即興性」と「適応性」という「今」の自分で「今」の参加者に向き合うことです。後から考えれば、もっとこうしたらよかったとか考えたりもしますが、その時その時に行ったファシリテーションって、「今
ファシリテーターの関わり方
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー11日目への投稿となります。
今回は「ファシリテーターの関わり方」についてですが、その場に何かあった時にファシリテーターが取る行動として「介入する」があると表されることがあります。個人的には「介入する」だと、ちょっと強いイメージがあるので「作用する」と伝えています。
「場に作用する関わり方をする」「場に介入する関わり方をする」ど
ファシリテーターの研修業
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー10日目への投稿となります。
仕事で時々、企業向けの研修講師をしています。私の研修の特徴はグループダイアログを入れる「グループでの学習」にあります。グループ学習ではファシリテーションが主軸になっていて、私にとっては「何を教えるか」というよりは「誰にどのような学びを作るか」が大事なポイントです。
あ、研修自体がファシリテーションの宝