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働き方がシフトしました

ご存知かと思いますが1995年頃を境に働き方が変わりました。

こんにちは、がんがらです。
20年総務人事で採用や教育にたずさわり、
働き方改革、リスキリングに関わってきたからことわかる
今後の働き方について説明します。

・日本は、すでに人口ボーナス期から人口オーナス期に移行した
・メンバーシップ雇用型とジョブ型雇用
・正社員とフリーランス
・OJT教育にリスキリングとリカレント

出典:株式会社ワークライフバランス https://work-life-b.co.jp/

そもそもなぜこの時代の働き方が変わらなければならないのか

それには理由があり、変わりたいのではなく、
変わらざる負えない時代になったからです。

日本は、すでに人口ボーナス期から人口オーナス期に移行した


日本では戦後から高度経済成長期に入り1995年頃まで多産少死社会で人口が増加
その人口が増えるということは消費者が増え、モノを作ればつくるほど売れる
品質が良く同一規格のものを大量に作ることが求められた。

生産性向上のため、
労働力確保のため有給休暇の買取や無制限に近い残業が横行した。
品質ではQC(Quality Control)TQC(Total Quality Control)TQM(Total Quality management)、TPM(Total Productive Maintenance)などで生産性を高めていった

労働者にも、個性が必要と言いながらも、
同一規格の労働者が必要で会社の命令通りに従順で勤勉労働者が求められていた。
「24時間働けますか」という言葉も流行した。

しかし、1995年頃から人口オーナス期に入り
人口の減少、少子高齢化の時代に移行した。

また、バブル崩壊などで購買意欲もなくなり、大量にモノを作っても売れない時期に入った。
高度成長期に見られた「みんなが持っているから私も欲しい」から「私だけのものが欲しい」に購買意欲が変わり
多品種小ロットという生産に変わってきた。
さらに、「モノ」から「コト」へ消費が変わり「モノ」が売れない時代となった。

労働者には本当の意味で個性、多様性が求められ
あらゆる方向性の考え方が求められる時代になった。

高度成長期にはみんなが同じモノを欲したので、
高機能高品質であれば売れたが、
私だけのものが欲しい時代では、高機能高品質は当たり前で、
小ロットで多様な製品開発を進める中では多様な労働者(クリエーター)が求められるようになった。

現在、色々な考え、男性、女性、LGBTQ、障がい者、若者、高齢者、多国籍、
年齢、性別、人種、特異性など多様な考え方が必要になってきている。
男性の育児参入についても少子化に関わっていますがその件につきましてはまた別の機会に
#SDGs  #働き方 #社会貢献 #ワークライフバランス #WLB #方針管理

メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用

メンバーシップ型雇用とは
 会社全域が雇用の対象とされこの会社の全てにコミットします
総合職で採用されるタイプがこれにあたりま
日本的な働き方で代表され、終身雇用を約束するため、会社の要望に全面的に答える働き方。会社は、人材が辞めないことで労働者の確保が容易で勤続年数が長く、年功的に収入が上がることを暗示して雇用を継続する。

ジョブ型雇用とは
 業務に対し専門性の高い人材を雇用する方法
中途採用の募集要項がこれに当たる。「経理経験のある人材募集」とか「システムエンジニア募集」などがこれにあたる。しかし勤続年数が進むにつれ、マネージャーとして業務内容が変化していけばめメンバーシップ型雇用同様な働き方となる
 上記のようにマネージャー要望がなければ、業務に張り付くため専門性を磨いていくことになるが、会社がそれを望まなければ、繁忙期のみの期間だけの定めのある、ちまたでよく言われる一般労働派遣のような雇用になる。
最近ではVUCAの時代とも言われ、会社としてもニーズが変化するため期間従業員として採用しても必要なスキルが変化するため、外注化俗に言われるフリーランスに業務を請負で発注する形に変化しつつある。

正社員とフリーランス

 正社員は終身雇用が引き金となり、固定費が膨らむことから必要な時に、必要なスキルを外注すると言う流れに変化してきている。
 トヨタをはじめ経団連も、終身雇用の継続は難しくなったとコメントする状況になった(https://youtu.be/SD9SV1crNe)
 人生100年時代となり、
『65歳で雇用が終了し10年ほど人生を楽しんだのち、寿命で75歳くらいで亡くなる。』このシナリオであれば人生良かったねで終われるが、さらに25年生き続けなければならない時代となった。

OJTとリスキリングとリカレント教育

OJTとは
on job trainingの略で座学ではなく、直接現場での実施訓練のこと
作業手順書を基に先輩や上司の作業の仕方を見て体で覚えていく
「俺の背中を見て育て」「技は教わるのではなく盗むモノ」や政治家のカバンもちなどの言葉があるが、日本古来からの考え方でもある。
「VUCAの時代」ではこの教育にも限りが見え、覚えた頃には新しい技術が導入されたり、IoTやAI技術で先輩社員がついていけない状況にもなり得る。
1995年にパソコンが流通しはじめそれに追従できなかった上司が仕事ができなくなった例と同じである。

リスキリングとは
Re skillingと書き改めてスキルの構築、学び直しのことである。
新しい技術躍進、DXに対応出来るようにskill upすることパソコンが出現してこぞって勉強したのと同じである

リカレント教育とは
学び直しはリスキリングとにているが
「recurrent教育」循環教育で
一旦社会人となった人が再度学校に戻り再びスキルを身につけて社会人になること
就職+教育+就職といった感じである

人生100年時代以前より25年長生きするため
VUCAの時代を生き残るため、終身雇用で一つの企業で一つの業務に固執していたら会社が倒産、解雇などで職を失うことは当たり前の時代が来る、フリーランスの人口も増え、アメリまでは2030年には正規雇用者割合が逆転してくる。
藤原和博さんが提唱している「100万分の1 希少性のある人材になろう」自分のレア化にスキルを磨いけいきましょう


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