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0秒思考やり続けたら悩みがネタ切れになった

0秒思考というものがある。

赤羽雄二さんという人がマッキンゼーで14年間働くなかで、頭の回転を爆速にする方法は何か試行錯誤する中で編み出されたメソッドだ。

マッキンゼーというのはアメリカにあるコンサルティング会社で、ざっくり言うとめっちゃ優秀なエリート集団の会社。

そんなマッキンゼーの中で編み出された0秒思考を1日10枚、かれこれ3ヶ月はやっているけれど、その効果をじわじわと実感してきているので、今回はその効果について書いていく。

悩みがネタ切れを起こす

生きていく中で切っても切り離せないもの。頭の中でモヤモヤとしていて何となく不快なアイツ。あれが消える。
厳密に言うと、悩みを思い浮かべようにも「悩みって何だろうなぁ」と思い浮かべにくくなる。

まず、0秒思考は、A4のコピー用紙に1分間の間に思ったことを書き出すことを言う。

紙に書くという行為が、悩みというモヤモヤした物体を、文字というハッキリとした形に姿を変えるのだ。

そもそも悩みは悩んでも解決しないから悩み事なわけで。モヤモヤしているからどこに手掛かりがあるのか分からないし、その大きさもはっきりとしない。

0秒思考はそんなモヤモヤをハッキリとした形に変える効果を持っている。モヤモヤがはっきりする事によって、自分が何に悩んでいるのか、悩みのどこが悩みなのか、この悩みを解消するにはどうすればいいのか。それらが紙に書き出す事で見えてくる。

紙に書き出した後は悩みを解決する為に行動してもいいし、行動しなくてもいい。大事なのは紙に書き出して、悩みを得体の知れない物体からハッキリとした物体に形を変える事にあるからだ。

形がハッキリとすればスッキリとするし、スッキリすれば自然と今まで気にしていたことにも気にならなくなる。

これを毎日10枚(1枚1分×10枚)やっていくと、「今日は何を書こうかな?」と書く内容が思い浮かばなくなってくる。毎日10枚も悩みやら考え事を書いていけば、悩みのインプットの量をアウトプットが上回っていく。
これが0秒思考の大きな効果だ。

人間関係で悩んでいるなら、その悩みに対象になってる人について書いていく。「〇〇さんは何でいつもああなんだろう?」とか「何で〇〇さんは昨日自分にあんなことを言ったんだろう?」といった具合に。
他にも「ストレスを少なくする方法は?」とか「英語を勉強する理由は?」などなど

悩み事に限らず考え事も紙に書き出すことで、頭の中にあるそいつは、はっきりとした形に姿を変える。そこから「そういうことだったんだな」と解決策や根拠がはっきりしてくる事で、また別のことを考えてはっきりさせる。それを繰り返すことで、頭の中のストレージは常に余白がある状態で、毎日が過ごしやすくなる。

紙に書き出すだけでも効果あるが、1枚1分という制限時間を守ることも大事だ。限られた時間で書こうとすることで、ためらうことがなくなり、本当に言いたいことが出てくるからだ。

瞑想と同様に毎日の習慣にすることで、その効果はより大きなものになっていく。

ぜひ皆さんもやってみてはいかが。

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