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中学生夢ゼミ卒業生に、当時のことをざっくばらんに聞いてみた

隠岐國学習センターでは、2022年度から全国の中学生を対象とした「オンライン中学生夢ゼミ」を開催しています。
今回は、第1期中学生夢ゼミに参加、現在は隠岐島前高校で学んでいる3名の生徒に話を聞いてみました!!

さかなの人おるッ!!!ってなった


うらら
:まずお互いの第一印象を教えて!

りお:花菜は、(島前高校の)受験の時に「水谷さんだよね!」って言われて、こっちは誰かわかんなくて一瞬「え!?」ってなったけど「あ、この人居たわ」ってなったの覚えてる。

うらら:花菜はすぐわかったんだね。元から知ってたの?

花菜:中学生夢ゼミで一緒のグループになって…

竹内:水谷りおのインパクトが強烈だったっていうこと?

花菜いやマジで!!魚被ってるんだもん。ビックリした(笑)

りお:あれ持ってるよ、まだ。なんで被ったんだっけな。なんか魚が好きなんですみたいなこと言って、被った気がする。あと、宇佐美幹は、宇佐美幹をプレゼンした気がする。

:覚えてない、覚えてない

りお:なんかプレゼントをしようみたいな回で「宇佐美幹、料理してるんですって」みたいな話をみんなにした気がする

:覚えてないなぁ(笑)自分は夢ゼミをやってたことは覚えてるけど、誰がいたとかは覚えてなくて、何やったかもそんなに覚えてないから、りおのも覚えてない。第一印象は、花菜は、クラスの何かを決めるときに、すごいがんばるなぁ声でかいなぁみたいな印象。りおは、最初は男か女かよくわかんなかった。あとは何か元気だなぁっていうイメージ。

花菜:りおは、マジで夢ゼミ当初に同じグループで、急に魚めっちゃ好きでとか言って気づいたら魚被ってて、「(この子)めっちゃ面白い」ってなって、ほぼ、りおに会うために夢ゼミ行くくらいになってた。で、受験の時にりおがいたから「りおいる!!」みたいな。

:もはや推しだよね

花菜さかなの人おるッ!!ってなった(笑)
受験終わったら宿の人になめこを食べさしてもらえるねんとか言って

りお:なまこ、なまこ!!

花菜:受験よりなまこみたいな感じで、自分はめちゃめちゃ緊張してんのに(受験が)終わった後のことを楽しみにしてるから、やっぱこの子凄いわみたいな。

幹は、夢ゼミで自分の好きなことを発表したときに説明の仕方がプロってスタッフの誰かに褒められてて、スゲェみたいな。

:覚えてないですw

花菜:で、入学式の次の日くらいに、何人か中学生夢ゼミで見たことあった子がおったから、ワンチャン仲良くなれるかも?と思って幹に話しかけに行ったんよ。
「夢ゼミ行ってましたよね」って言ったら、私のこと覚えてなくて、「夢ゼミのことあんまり覚えてなくて…」みたいに言われて変な空気になった。

:すいませんでした(笑)


話を聞くのが面白いし、話を聴いてもらえるのが嬉しい


うらら:そもそも中学生夢ゼミには、なんで参加したんですか?覚えてる?

:お母さんが(学習センターの)note見て面白そうだからやってみなよ!みたいな感じで最初はしぶしぶ(笑)

花菜:自分も多分親。お兄ちゃんが島前高校に来てて、夢ゼミもやってるよ、やるだけやってみーやみたいな感じで言われて、そんな乗り気じゃないけど参加してみたら、りおが大インパクトで…って感じ?

りお:多分、親だと思う。もしかしたら、島前高校のオンライン説明会で言われた気もするけど違うかも?結構乗り気で、面白そうだからやる!!みたいになってプレに行って、本申し込みしたんだけどフォームの送信できてなくて…
前日になっても当日になっても案内が来なくて「あれ?」ってなって学習センターに電話かけたら「水谷りおなんて人は知りませんよ」みたいに言われて、ちょっとパニクって泣きそうになった。

うらら:無事参加できてよかったね。花菜と幹は、最初しぶしぶ…ってところからどう変わっていったの?

:企画は(スタッフが)考えてくれるじゃないですか。で、それに沿って話していくと自分のことをちゃんと知れて、他の人のことも、こういうこと好きな人いるんだっていうか、違う価値観じゃないけどそういうのも知れる発見があって、夢ゼミに来たら話聞くの面白いなってなっていった。

中学生夢ゼミでは毎回さまざまなテーマで学んでいます

花菜:自分、めちゃめちゃ人見知りなんですよ。中学はマジでほぼ仲良い人しか話さんみたいな。夢ゼミも知らない子がめっちゃいて、怖ッみたいなイメージだった。

うらら:思い出に残ってる回とかある?

花菜:自分の好きなものをみんなに紹介しようみたいな回があって、私はおばあちゃんの梅干しを紹介したんですよ。普通の梅干しとおばあちゃんの梅干しを見せながら、おばあちゃんの梅干しの大きさを必死にアピールして。それをりおがめちゃめちゃ笑ってくれて

りお:思い出したわ。いたわ、梅干し(笑)

花菜:めちゃめちゃ画面上でうんうんってうなずいてくれて、自分のこと興味持って聞いてくれてるのが凄い嬉しかった。

うらら:花菜にとって夢ゼミは、日常から離れて自分の話も聞いてくれるし、むっちゃ面白い人に出会える場みないな感じなんやね。りおはどうだったの?

りお:いやぁ、そうですねぇ。なんか結構最初っから楽しくて、乗り気だったんだけど、たまに島前高生がいましたよね。自宅から簡単に島前高校生気分を味わえるっていう。いかにも凄いことしてんじゃん今、みたいな。高校生と話してるのもそうだし、ちょっと発表したり、お話聞いてメモしたりみたいな。あんまやったことなかったから、なんかちょっと凄いことしてるわっていう、手軽に島前高生気分を味わえるっていうのが結構楽しかった。

中学生までは縮こまって生きてきたから、いろんな人がいるなぁって思って、本物の関西弁を聞いたのがめっちゃ感動しました!!誰か覚えてないけど、これ本場(の関西弁)なんですね!!って思った。

島前高校生登場の中学生夢ゼミ。赤枠が島前高生。

うらら:確かにそれは全国から集まってる醍醐味かもね。

りお:結構、中学生って大人になめられるから。高校生からもなめられるし、大人からもなめられる。なんかガキの言うことなんか聞かなくてもいいだろうみたいな。学校で先生にこれ嫌なんですけどみたいなこと話しても「あ、はいはい」みたいな感じだったけど、夢ゼミにいる大人の人とかは、最後まで話聴いてくれるし、ちゃんとリアクションしてくれるっていうか。花菜も言ってたけど、ガキの話も結構興味持って聴いてくれるのが、なんかちょっと嬉しかった。


入学式で謎の安心感


うらら
:中学生夢ゼミって(島前高生になった)今とどうつながってる?

りお:なんかビビんなくなった。島前高校入って夢探究の授業とか受けると、結構初っ端から「4つの力を身につけましょう」みたいにスライドで見せさせられたりしてワークがあるんですよ。夢探究の前に、(中学生夢ゼミで)例えば絵を使って表現してとか、みんなで話して自己紹介してとか、易しい版をやってたから、急に知らない領域に放り込まれてもそんなにビビんなかった。あと、入学式に謎の安心感があった。

夢探究
隠岐島前高校の総合的な学習の時間。多くの人と関わりながら自分自身を深く掘り下げていくことで、自分の強みや興味・関心、未来への志を明確にし、将来の方向性を見いだしていきます。

隠岐島前高校ホームページより

自分は1年1組で、教室に入ったら1番目に中学生夢ゼミにいた男の子が座ってたんですけど、その安心感がもう桁違いで、なんか嬉しかったですね。最初に知ってる人いたから結構よかったかも。

:それめっちゃデカいね

花菜:自分は、夢ゼミのお題が毎回絶妙に難しくて、はじめの、好きなものを発表してみんなに言いますみたいなんも、考えてみたら自分の好きなもんってなに?みたいな。これを通して、どう思ったかみたいなんも多分、発表する時があったけど、「え、何思った自分?」「ナニ!?自分てナニ!?」みたいにもうどんどん分らんくなって。夢ゼミでそういうのが鍛えられたかなって思うし、自分って梅干しに対してめっちゃ熱いものを持ってたんや!とか自分についてめちゃめちゃ知れて、島前でもそういうのを活かして探究とかできてるんかなって思ったりします。

:自分は、それこそ初対面の人たちに緊張したっていう話をさっきしたんですけど。中学生夢ゼミで、経験値が積まれて緊張はするけど前よりはしないみたいな。ちょっとは平常心、100%平常心じゃないけど、前までは平常心ゼロみたいな感じだったのが、ちょっとは平常心あるねみたいに落ち着いてるのがこの夢ゼミ通して身についた力?みたいな感じ。

ご協力いただいた中学生夢ゼミ卒業生の皆さん
ありがとうございました!!

うらら:最後に(中学生夢ゼミを)どんな人におススメしたいですか?

:元気な人にやってもらえると良いと思う。それこそりおとか活発な子にやってもらうと、これから楽しいよみたいな。(自分の進む道に)繋がると思いますね。夢ゼミでいろんな意見が聴けるから、こんなのもあるんだって。活発な子は行動力もあるから、興味をもってそのことについて詳しくなって楽しい人生が進めるんじゃないかなと思う。

りお:結構誰にでもおススメするけど、特におススメするなら田舎民とか、小学校とか中学校ちっちゃかった民とか。ちっちゃければちっちゃいほど、選択肢があんま多くないと思うので。中学校も結構デカくて地元の学校行く人もいればちょっと離れた学校行く人もいて、留学する人もいるとかだったらお互いに進路の話もできるけど、田舎だとみんな西か東か南か北どれかに行くみたいなそんな感じじゃないですか。そうすると島根に行くなんて言い出しづらい。
だから、中学生夢ゼミでいろんな中学生と仲良くなることも多いし、「こんな人もおるんや!」みたいな感じになるから。(島前高校の)オンライン説明会よりも夢ゼミの方がやっぱ距離が近いから、狭いコミュニティにいる中学生にはおススメですね。

花菜:私は、自分についてあんまよく知らない人とか。なんか、自分がそもそもそんな感じだったっていうのもあるけど、夢ゼミってなんか空気も話しやすいし、毎回絶対参加しないといけないっていうわけでもないし、オープンキャンパスなんかより参加しやすい。あと、自分についてめっちゃ知れるし、視野が広くなると思う。こんな考えな人もいるんだとか、もっと自分を出していいんだとか。めっちゃいろんな経験を夢ゼミではできたと思うから、そんな人におススメしたい。


2024年度夢ゼミ体験会募集スタート!


2024年度(第3期)の中学生夢ゼミは、5月スタート!

スタートに先立ち、中学生夢ゼミを実際に体験できる体験会を開催します!!
中学生夢ゼミが気になった方はぜひ、参加してみてくださいね✨ 

体験会のご案内

■日時
第1回:4/22(月) 20:00-21:00
第2回:5/1(水)  20:00-21:00
第3回:5/12(日) 20:00-21:00
※各回の定員は20名。
先着順で定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。ご了承ください。
■対象
中学生1年生〜3年生
■形式
オンラインにて開催(zoom)
■参加費
無料

※本申し込みは4/22受付開始です。隠岐國学習センターのHPFacebook、島前教育魅力化プロジェクトの各種SNSにてお知らせさせていただきます。体験会にご参加いただいた方には、メールでお知らせいたします。

▼体験会の申し込みフォームはこちら▼

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