タチバナ

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マガジン

  • 1つ上のコミュ力

    モテるための高等コミュニケーション技術。 巷に蔓延している会話テクニックよりも1つ上の気遣いで、周囲と差別化しましょう。

  • 『嫌われる勇気』からアドラー心理学を理解する

    1度読んで人生が変わらなかったとしても、これと一緒にもう一度読めば、人生が変わるはずです。

  • 瞑想

    瞑想の効果、やり方、注意する点など

記事一覧

"満たす"行動をやめる効能

先日、『しゃべくり007』でマツコ・デラックスさんが「幸福を感じない人」について語っていて、とても考えさせられました。 以下がその内容です。 やっぱり、幸福感を感…

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2年前
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「これは自分の人生に必要か」問題の答え

「人生をどう生きるか」を考えると大抵の人がぶち当たるのが、「これは自分の人生に必要か、不必要か」問題である。大金持ちになりたくて起業を考えている人が、ふいに「俺…

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3年前
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〇〇がないマインドフルネスはやっても意味無い件

結論から言ってしまいますが、今回は「マインドフルネスには受容の精神が大切だよ!」ということを伝えたかったので、記事を書きました。 ピッツバーグ大学のLindsay.E.Kら…

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4年前
11

もし1年後に死ぬとしたら

科学的に認められているストレス解消法「デス・ライティング」というものをやり始めたので、感想を皆さんに共有したいと思います。 デス・ライティングとは、死について1…

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4年前
11

たった1週間で人生を変える方法

このわたくし、ちょっと人生に迷い出す時期が来ました( ̄▽ ̄) そこで、鈴木裕さんの著書『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』の中で、ふと目…

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4年前
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面白い人とつまらない人との決定的な違い

平野紫耀くんがめちゃくちゃ面白い。 昨日バラエティ番組を見ていてそう思い、彼がなぜこんなに面白いのか考えてみたところ、毎回間違えを選ぶからではないかという仮説が…

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4年前
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アドラー心理学の実践には瞑想が最強である理由

『嫌われる勇気』を読んでみたものの、承認欲求が消せなくて実践できていない方や、「これは理想論でしょ?」と実践を諦めてしまっている方へ、「瞑想をすればアドラー心理…

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4年前
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マインドフルネス瞑想の科学的な効果を挙げられるだけ挙げてみた

早稲田大学の熊野宏昭教授と、越川房子教授他が編著された『マインドフルネスー基礎と実践ー』という本から、科学的に証明されている瞑想の効果を挙げられるだけ挙げていき…

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4年前
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アドラー心理学の実践には順序があります

ついに『嫌われる勇気』を理解するシリーズの集大成です。 今回は、今までの内容を踏まえながら、アドラー心理学を日常生活の中で実践する方法をお伝えします。 今までの…

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4年前
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「課題の分離」の本当の意味

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、対人関係の入り口である「課題の分離」について書きます。 「課題の分離」は、自由になるための方法です。もしあなた…

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4年前
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自己受容のコツ

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、自己受容についてです。 これを読めば、自己受容のコツがわかるので、あなたの人生が変わるキッカケになるはずです!…

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4年前
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対人関係の悩みをなくす方法

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、劣等感、劣等コンプレックス、優越コンプレックス、優越性の追求について書きたいと思います。 アドラー心理学を理解…

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4年前
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アドラーから学ぶ「生きづらさ」のなくし方

200万部の大ベストセラー『嫌われる勇気』。 現代社会に生きづらさを感じている多くの方が、これを読まれたことでしょう。 しかし、この本によって200万人の人生が変わっ…

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4年前
16

「生きづらさ」をなくすために…

僕がnoteを書く目的あなたは、この世の中を「生きづらい」世の中だと思いますか? 僕はずっとそう思っていました。 どこからともなく来る不安や、なんか満たされない感じ、…

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4年前
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自分を許して先延ばし癖をマシにする方法

今回は、先延ばしの原因である完璧主義や自己批判をやめて、セルフコンパッション(=自分の弱さを認め、許す技術)を高める具体的な方法を伝授します。 セルフコンパッショ…

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4年前
7

この3つの質問全てにyesと答えたら、あなたは物事を先延ばししやすいです。

以下は、2010年のカールトン大学の研究で用いられた、セルフコンパッション(自分の弱さを認め、許す能力)を測る3つの質問です。当てはまるかどうか、皆さんも考えてみてく…

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4年前
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"満たす"行動をやめる効能

先日、『しゃべくり007』でマツコ・デラックスさんが「幸福を感じない人」について語っていて、とても考えさせられました。 以下がその内容です。 やっぱり、幸福感を感じない人が食に走るらしいのよ。一瞬、満腹中枢が満たされると、幸福ホルモンが出るんだって。普段の生活の中で幸福ホルモンが出てないから、でも「満腹になると出る」って覚えてるじゃん、脳が。だから常に幸せを求めて、ご飯を食べてしまうんだって。 これって、食に限らず、あらゆることに言えると思います。 例えば、SNSで自

「これは自分の人生に必要か」問題の答え

「人生をどう生きるか」を考えると大抵の人がぶち当たるのが、「これは自分の人生に必要か、不必要か」問題である。大金持ちになりたくて起業を考えている人が、ふいに「俺の人生に金って本当に必要なのか?」と不安になることがあるだろう。今回は、このような悩みを抱えている人に一つの選択肢を与える内容である。 この問題に関して、現時点でひとつだけ確実にわかっていることがある。 それは、「欲しいものを得たところで、完全に満足することはない」ということだ。 これは仏教の教えである。人間は何

〇〇がないマインドフルネスはやっても意味無い件

結論から言ってしまいますが、今回は「マインドフルネスには受容の精神が大切だよ!」ということを伝えたかったので、記事を書きました。 ピッツバーグ大学のLindsay.E.Kらは、マインドフルネスに関する様々な研究をまとめて、次のようなことを主張しています。 マインドフルネスはモニタリング(自己観察)だけでは効果を発揮しない。モニタリングと受容の二つが揃ったときにはじめてポジティブな効果をもたらす。 要するに、「受容の精神がない瞑想は意味無いよ」ってことです。 多くの研究

もし1年後に死ぬとしたら

科学的に認められているストレス解消法「デス・ライティング」というものをやり始めたので、感想を皆さんに共有したいと思います。 デス・ライティングとは、死について1週間、1日15分から20分書くというものです。 デス・ライティングの詳しい情報はこちら 1日目のテーマは「もし俺が1年後に死ぬとわかったら、どう死にたいか。」にしました。 いざ書き始めると、ペンが止まらない。。!! 死への恐怖は多少芽生えましたが、そんなにメンタルが弱くなければ、病むほどのものじゃないと思いま

たった1週間で人生を変える方法

このわたくし、ちょっと人生に迷い出す時期が来ました( ̄▽ ̄) そこで、鈴木裕さんの著書『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』の中で、ふと目に付いたある方法をやってみることにしました。 それが、「デス・ライティング」です。 いかにも強そうな名前ですが、デス・ライティングとは何かというと、 1週間、1日10分から15分だけ死についての文章を書く たったこれだけのことです。 内容は「死」に関することなら何でも良くて、例えば ・自分があと1ヶ

面白い人とつまらない人との決定的な違い

平野紫耀くんがめちゃくちゃ面白い。 昨日バラエティ番組を見ていてそう思い、彼がなぜこんなに面白いのか考えてみたところ、毎回間違えを選ぶからではないかという仮説が立ちました。 私たちは、普段生きていて、無意識的に正しいものを選ぶ回路ができてしまっています。 例えば、 ・呼ばれたら、返事をする ・「座るな」と言われたら立つ ・グータッチを求めてきたらグータッチする みたいに。なんらおかしくないのですが、ユーモア的にはこれが間違えで、平野君の場合、 ・「平野君」と呼

アドラー心理学の実践には瞑想が最強である理由

『嫌われる勇気』を読んでみたものの、承認欲求が消せなくて実践できていない方や、「これは理想論でしょ?」と実践を諦めてしまっている方へ、「瞑想をすればアドラー心理学の体現が可能なんじゃないの?」という話をしたいと思います。 本当に勇気の問題で終わらせていいの?アドラーは、なかなかの理想論を語っておきながら、「結局は勇気の問題だ!」という結構ロックなお方ですが、僕みたいなナヨナヨ男にそんなこと言ったって変われません。 今までメンタルが最弱だったから悩んできたのに、結局勇気って

マインドフルネス瞑想の科学的な効果を挙げられるだけ挙げてみた

早稲田大学の熊野宏昭教授と、越川房子教授他が編著された『マインドフルネスー基礎と実践ー』という本から、科学的に証明されている瞑想の効果を挙げられるだけ挙げていきたいと思います。 実感している効果もあれば、まだしていない効果もあるので、感想も踏まえながら一つずつ説明していきます。 メンタル面・集中力の向上:瞑想をすることで、作業中に気が散りにくくなり、集中力が向上します。 これは僕の生活を最も大きく変えたと言っても過言ではないです。生産性が爆上がりしました。実感度◎ ・

アドラー心理学の実践には順序があります

ついに『嫌われる勇気』を理解するシリーズの集大成です。 今回は、今までの内容を踏まえながら、アドラー心理学を日常生活の中で実践する方法をお伝えします。 今までの記事を読んでいない方は、こちらからお読みください。 なぜアドラー心理学の実践は難しいのか今まで僕は、アドラー心理学の各項目についての記事を書いてきました。しかし、これらを個別で理解するだけでは、アドラー心理学を実践することは難しいと思います。なぜなら、アドラー心理学の実践には順序があるからです。そこで、アドラー心

「課題の分離」の本当の意味

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、対人関係の入り口である「課題の分離」について書きます。 「課題の分離」は、自由になるための方法です。もしあなたが他人の目に振り回されて「生きづらさ」を感じているならば、役に立つ内容ですので、できれば本と読み比べながら、じっくりお読みになってください。 「課題の分離」とは自分の人生に責任を持つことよく「課題の分離」は自己中心的に振る舞うことだと誤解されますが、アドラーが言っているのはそういうことではありません。 「課題の

自己受容のコツ

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、自己受容についてです。 これを読めば、自己受容のコツがわかるので、あなたの人生が変わるキッカケになるはずです! 結論を言ってしまう前に、まずは「自己受容とは何か」について説明したいと思います。 まずはちょっとだけ復習しっかり理解したい方はコチラからお読みになってください! 本では、「自己受容」と「自己肯定」との違いについて指摘されています。この2つの違いのしっかり理解しておくことが大事なのですが、理解するにあたって前

対人関係の悩みをなくす方法

『嫌われる勇気』を理解するシリーズです。 今回は、劣等感、劣等コンプレックス、優越コンプレックス、優越性の追求について書きたいと思います。 アドラー心理学を理解する上で非常に重要な部分であり、これがちゃんと理解できれば、対人関係の悩みはなくなると思います! ちなみに、前回の記事はコチラです! 劣等感劣等感とは、その名の通り「劣っている感覚」です。アドラーは、誰もが持っている感情として劣等感を認めています。ただし、「あいつより劣っている」と他者を比較対象にする「不健全な

アドラーから学ぶ「生きづらさ」のなくし方

200万部の大ベストセラー『嫌われる勇気』。 現代社会に生きづらさを感じている多くの方が、これを読まれたことでしょう。 しかし、この本によって200万人の人生が変わったかと聞かれたら、たぶんNoです。 というのも、アドラー心理学は理解するのが大変難しいからです。 それに、『嫌われる勇気』では、青年と哲人との対話で説明されていますが、それぞれの章の繋がりがイマイチ掴みにくいんです。 そういう訳で、僕も高1のときに初めて読んだときは人生を変えられなかったのですが、最近改

「生きづらさ」をなくすために…

僕がnoteを書く目的あなたは、この世の中を「生きづらい」世の中だと思いますか? 僕はずっとそう思っていました。 どこからともなく来る不安や、なんか満たされない感じ、自由に生きられないモヤモヤなどをずっと感じていました。 でも、最近わかったのは、どうやら自分次第で、世の中の見方も変えることができるということです。 僕がブログを書くのは、そんな「生きづらさ」の正体を解き明かすことで、一人でも多くの方がよりよい人生を歩むきっかけになって貰うことです。 日本の現状多くの現

自分を許して先延ばし癖をマシにする方法

今回は、先延ばしの原因である完璧主義や自己批判をやめて、セルフコンパッション(=自分の弱さを認め、許す技術)を高める具体的な方法を伝授します。 セルフコンパッションについては、こちらの記事で詳しく書いています。ご覧ください!3分で読み終わります。 自分のセルフコンパッションを測るにはこちらの記事をご覧下さい! 結論から言うと、セルフコンパッションを高める方法は以下の3ステップです。 ①自己批判を認知する ②自分を許す言葉をかける ③①~②をルーティン化する それぞれ

この3つの質問全てにyesと答えたら、あなたは物事を先延ばししやすいです。

以下は、2010年のカールトン大学の研究で用いられた、セルフコンパッション(自分の弱さを認め、許す能力)を測る3つの質問です。当てはまるかどうか、皆さんも考えてみてください。 1.先延ばしをする自分が嫌い 2.先延ばしをしがちな自分を責めてしまう 3.先延ばしをする自分にがっかりする この3つの質問にyesと答えたあなたは、セルフコンパッションが低いため、先延ばしをしやすいと言えます。 セルフコンパッションについて、前回の記事で詳しく話しているので、合わせてこちらもご覧