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もし1年後に死ぬとしたら

科学的に認められているストレス解消法「デス・ライティング」というものをやり始めたので、感想を皆さんに共有したいと思います。


デス・ライティングとは、死について1週間、1日15分から20分書くというものです。


デス・ライティングの詳しい情報はこちら



1日目のテーマは「もし俺が1年後に死ぬとわかったら、どう死にたいか。」にしました。

いざ書き始めると、ペンが止まらない。。!!

死への恐怖は多少芽生えましたが、そんなにメンタルが弱くなければ、病むほどのものじゃないと思います。

むしろ僕は楽しいというか、怖いけど楽しいみたいな、普通の楽しいとは違うんですけど、まあなんか不思議な感覚です。

こんなことを書きました。

・両親に毎日感謝を伝えたい
・何かをこの世に残したい
・友達と色んな所に遊びに行きたい
・オーロラを見たい
・苦しんでいる人の人生相談に乗ってあげたい             

などなど。他にもいっぱい書きました。


そして、自分が書いたものを眺めてみて色んな気づきがありましたので、一つずつ解説していきます。


1日の重み

人生とは、卒論のようなものだと思います。卒論は、提出期限が来たら、どんなに納得いかない文章でも出さなければいけません。でも、私たちは期限の直前まで目を背けて、ぎりぎりになってから徹夜でテキトーに誤魔化した文章を書いて提出します。

人生も同じように、期限は延ばせません。どんなに納得がいかなくても。なのに、死が直前に迫るまで、ちゃんと向き合おうとしません。最後にごちゃごちゃやっても取り返せないことだってあるのに。人生をそんなことで後悔したくありません。

それに、人生は卒論とは違って、期限があらかじめわかりません。だから、急に「あなたの人生の期限は1年後です」と言われてもいいように、1日1日を大切に過ごそうと思いました。

そこで、毎晩寝る前の日記を習慣にしました。とてもよいですよ。


物質より経験

死を意識すると、「~したい」「~に行きたい」といったことは浮かびましたが、「○○が欲しい」という思いは一切出てこないんですよね。

実際に、「物より経験にお金を使ったほうが幸福度が上がる」という研究もあります。

だからといって、「物に一切お金を使うな!」ということではないのですが、普段私たちは、経験への投資をおろそかにし過ぎではないでしょうか?

特に僕はその傾向が強く、例えば旅行だと1泊でも2万円くらい使うので、「服5着は買えちゃうよ~」なんて思ってしまいます。

でも、死ぬ前に残る後悔は経験ばかりです。今のうちから、経験にお金を使っていきましょう。


身近な人への感謝

普段はあたりまえに思っていてあまり感じませんが、死を意識すると、家族や地元の友達がどれだけ有難い存在かが、身に染みてわかります。

僕は「今まで関わってきた全ての人に直接感謝を伝えたい」と書きました。

でも、死が直前に迫ってからではそれは実現しません。

気持ちを伝えるのに、死に際まで待つ必要はないのです!


復讐より愛

ときどき「あいつを見返すために」という一心で頑張っている人を見かけますが、そんな人も死が迫ったら愛を伝えたいと思うはずです。

人生は、自分を認めてくれない人に捧げるほど暇ではありません。

しかし、復讐心が活動のエネルギーになるなら、それはそれで良いのかもしれませんね。


名誉や権威はクソほどいらない

これはガチです。口では「名誉とかいらねーし」と言ってるんですけど、心のどこかで欲しい自分がいたんです。でも、今回死を意識してみて、これはほんとに、マジでいらないなって心から思いました。

死ぬときに世間の顔なんて浮かんできません。浮かんでくるのは、家族や友達など、深く関わった身近な人たちです。


まとめ

以上のように、「デス・ライティング」をやったことで、感謝や愛の心、1日の重みを実感したことによるモチベーションの向上などの効果がありました。また、自分が何にエネルギーを費やすべきかわかり、自己分析の良い機会にもなりました。皆さんもやってみてはいかがでしょうか。

※なお、大うつ病や不安障害をお持ちの方は逆効果になり得ますのでオススメしません。


今回は以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では(o'∀'o)ノ))マタネ-

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