岡潔

1904年生まれ、岡潔です。....

岡潔

1904年生まれ、岡潔です。....

最近の記事

Cats and Dogs

今日は無理だなと思ったけど卵焼きを作ったらうまくできて、いけるわと思ったとか。 小学校の頃に戻って、給食をもう一回食べたいとか。 TrainTVおもしろいよねとか。 そういう話だけでいい、難しい話はおいといて。 洗濯物が揺れてる様をずっと見ていたいとか。 初夏の午後三時にクーラーの心地よさでうとうとするとか。 子供の頃は好きじゃなかったのに、茄子とかひじきとか山菜って今はすごくおいしいよねとか。 職場の誰と誰がいい感じとか、どうでもいいよ。

    • 車輪

      2024年4月17日 浜松町駅南口を出た道に、カバンやダウンなどの荷物だけがぽつんと残されていた。人が消えたみたいだった。 あの子の夢を見た。自分の少し先を歩いている彼女を追いかけるのだけど、ずっと追いつけなかった。 たかが研修なのに一丁前に社会人感を出して疲れたとか言ってるやつが嫌いだ。 帰りの道に消えた誰かの荷物はなかった。

      • FIZZ

         3年くらい前までは、クリスマスにぼっちだと寂しいやつみたいな世間の考えに乗ってて、友達と遊んでてもなんとなく寂しい気持ちになってた気がする。最近はイルミネーションも綺麗だし、素敵じゃんとしか思わない、あの寂しさは何だったのだろうか。でも、森見登美彦の『太陽の塔』は大好き。文庫版を無くしてしまったから、英語版でも買おうかなと思う。日本語版ももう一度読むだろうなと思う。  本を読み返すことってあんまりなくて、これまでに数冊しかしてない気がする、漫画や映画、アニメは繰り返して見

        • 近未来

          月の下にいつもは見えない、やけに光っている星があったからなんだろうと思っていたら、木星だった。友達と話したことや、今日みたいな疑問が自然とXのタイムラインに流れてくる。近未来的だね、知らんけど。 最近は訳もなく憂鬱で、熱を注ぐ趣味なんかがあったらいいのにと思ったりする。あるいは自分の中にはもう何かに注げる熱が無くなってしまったのではないかと悲しくなる。気分が上がらない、興味が沸かない、冷めた目線で見てしまう。 友達に宇宙の写真ばかり見てしまうことを伝えたら、なにか悩んでる

          心ない人

          昔から言葉をオブラートに包んで、人を傷つけないようにすることが苦手だった。思いやりのなさや、言語能力が低いのかもしれない。あるいは、言葉によって傷つけられた経験があるゆえに、自分も言葉を生のままぶつけても良いと思っているのかもしれない。 努力家という言葉が嫌いだった、自分にとっては褒め言葉でも何でもない。 バスケットボールをやっていて、頑張っても頑張っても上手くならなかった。他人の努力なんて見えないけど、チームの中で一番バスケットボールに時間を費やしている気になっていた。努

          心ない人

          Short term memory, Long term memory

          本の読み方は変化する。自分の中で理解できたらページを進めることができるけど、できなかったら読めていると感じない。 理解できていると感じるとき、本の中に入り込むことができる。本の中の世界が頭の中に具現化されたり、登場人物の感情と100%のマッチを起こす。現実世界でも、あの本の中は現実だったらこんな感じだろうと想像できる。 小学生の時の読書はどうだったのだろうか、かいけつゾロリからこまったさんまで読んでいた。挿絵もあったし、想像にたやすかった。いつ頃から、文字だけの小説を読み

          Short term memory, Long term memory

          心の中にギャルを飼う

          ギャルの取捨選択の速さ、後腐れのなさを身に着けたい。 ”今この瞬間を生きる”を体現しているのはギャルだと思う。 それに比べて私は、未来のことを考えて、保険をかけすぎている。 安心安全の明るい未来のために勉強したりする、正直つまらない、おもしろくない人間だ。ギャルだったら一瞬で忘れるようなことを、いつまでも大事に抱えて生きていく。 話がすごく変わるけど、大学とか社会ってコミュニケーションがぬるすぎてつまらない、おもしろくないことをいっても気を使って笑ってもらえるし、つまらな

          心の中にギャルを飼う

          精神を労わる

          生きてきて、能汁があふれる体験を何度かしてきたけど、それを超える能汁を計画性を持って出したいという考えを抱いていた。 結論を先に述べると、計画が100%その通りに行くことはすくなく、それに対して完璧主義を発動するのは、精神衛生上非常に悪いので、その場その場をゆるりと、セッションのように楽しんでいゆきたい。 我慢して我慢して、その反作用みたいなもので能汁がでるときがある。これが癖になってしまっている。自分を追い込めば追い込むほど、状況がきつければきついほど、後からそれに見合

          精神を労わる

          Awesome Atami According to Me

          友達と熱海に行ってた。昭和16年に建てられた木造の建物に増築、改築を繰り返したゲストハウスnagomiに宿泊した。見た目も木造のハウルの城みたいで、受付のおじさんも適当な感じで良かった。 海沿いのドライブが好きすぎるから、たぶん8時間とか余裕でできてしまう。運転してたらさすがに疲れるけど、乗ってるだけなら限りなく無限だね。横浜近辺に住んでるうちに、周りを原付だったり、電車だったりで攻めていきたいなと心に強く思った。 夕方から外でお酒を飲んで、朝はカネコアヤノを歌いながら海

          Awesome Atami According to Me

          眼より先に手が肥えることはない

          やりたいことや選択肢が多すぎて、思考がぶれるのが鬱陶しい。 選択と集中が必要。何か作業をしていないと、何もしていない自分を責めてしまう性質が精神に悪影響を及ぼしている気がする。 ヨーロッパで10年くらい暮らしてみたいという願望があるのだけど、ひとりでは絶対嫌なので、パートナーを欲している。 もう一つの願望は、車や機械系などに詳しくなって、飛行機を自分で操縦できるようになること、これは一人でもできるけど、お金と時間が必要。 懸念点が今内定式を控えている会社に勤めたところで

          眼より先に手が肥えることはない

          風立ちぬ、いざ生きめやも

          2023年の夏は『風立ちぬ』でした。 常に向かい風が吹いていて、今までだったら風が邪魔をしているように思っただろうけど、追い風より向かい風の方が、服と皮膚の間、髪の毛の隙間を通り抜けて、涼しさを感じ、視界が開ける。 劇中で風が立っている(向かい風が吹いている)時こそ堀越二郎が生き生きとしていて、すごくカッコイイ。 関東大震災が起きてお絹さんの足が折れていたため応急処置するシーンが教養と慈悲の精神に溢れすぎて、何度見ても脳が震える、まだまだ勉強したりないなと感じる。 『イン

          風立ちぬ、いざ生きめやも

          僕らは消費者にしかなれないのか

           本、音楽、映画などのコンテンツへの好きがより一層深まったころ、僕の中にふと浮かんだ、永遠の消費者にしかなれないのか。一生自分に問い続けることは避けたい。  僕の世界で一番好きな人は、消費者がいるから私たちみたいに製作者が存在できているって言ってた。(彼女は美術系の大学に行っている)もちろんその通りなのだけど、幼いころから憧れに近づくことを繰り返してきた私の人生、これからもこの思いを抱えながら、大学を卒業し、仕事をやっていくのか。突き詰めていけば、世の中にある仕事も自分で考

          僕らは消費者にしかなれないのか

          就活について感じること、駄文

          日本の就活のおかしさ、結論から言うとOB訪問とかES添削とか面接練習とかで、自分の志望動機とかを上手くしゃべれる、書ける人が受かる確率が上がるってのがおかしいと思う。理由として、企業が取りたい人、ポテンシャル採用だとしても、自社の雰囲気とマッチできる人、仕事に対して真面目に頑張れる人、希少だと思うけどアイデアをだすのがすごい得意な人とかだと思う、あと最低限のコミュニケーションスキル。就職希望先の雰囲気に関しては、入ってから困るだけなので偽る必要はない。仕事に対して真面目に頑張

          就活について感じること、駄文

          正しい判断、評価。私にとっての評価とは

          先日、某会社のインターン選考に落ちたことが分かった。合格者だけ連絡がいくシステムだったらしく、自分から電話をかけて恥をかいた。受かってると思っていたのに、向こうが求める人材と私は違うらしい。 些細なきっかけでダウナーに入ってしまい、夜散歩に行ってジェーンスーと堀井美香の『over the sun』をこみやまよもの『最高の飲み会がしたい』から輸入して聞いた、たぶんというか絶対『call if you need me』でも話題に上がっていたと思う。肝心の内容はめちゃくちゃ面白か

          正しい判断、評価。私にとっての評価とは

          純粋に楽しませて

          始まりは2020年6月ごろだと思う、コロナでリモート授業になり、バイトもしていなかったからパワポケ9、10、11まで立て続けに遊んでいた。9はそこそこ楽しんでやり込めていたと思う。11になってくると物語を消化するためだけに手を動かしていた。 この頃から、自分の成長のためになるもの以外は時間の無駄なのではという思考が頭の片隅を占めている。捨てたい思考だ。ゲーム、映画、本などに多くの時間を費やしているが、本と映画はまだいい(厳密にはよくないのだが)ゲームをやっていても、このゲー

          純粋に楽しませて