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Hasu no hana戸越公園物件改装編

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2018年11月の記事一覧

改装24,25日目。

改装24,25日目。

改装24日目。
作業員3名。+1名。
まったく写真を撮り忘れてしまったが、前日に生存確認しにきてくれた元彫刻家、現在特殊証明作家のI氏が桜カウンター(おそらく100kg級)を移動させるのにスポット助っ人に来てくれる。
また、鵜の木のハウス解体最終日にも助っ人にきてくれたC氏も1日手伝ってくれた。
現在、敷地内外には、ゴミだか資材だかわからないような状態のモノに溢れいる。建物沿い地中にガス管や水の菅

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改装23日目。壁ファンディングの壁第一便搬入。

改装23日目。壁ファンディングの壁第一便搬入。

改装作業23日目。

改装作業で土壁を壊し、現場にテントを張って生活を予定していたのだが、引越し二日目に土埃にやられ、友人宅へ避難した。
ここはまだ”人”が住める場所ではないと思ったのであった。
そこから空気清浄機をテント内に導入すると、爽やかな空間がそこに現れた。作業中は、防塵マスクにタイベックスーツを着用していると、宇宙に人類の住める別の惑星を探す探索隊のような気持ちになってきた。

”人”が

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改装20日目〜22日目。梁入れガールと床材探し。

改装20日目〜22日目。梁入れガールと床材探し。

改装作業20日〜22日目。
最近毎週のように土曜日にいつかはツリーハウスを自分でつくりたいAちゃんと、数々の現場経験ありのIさんが助っ人できてくれた。
この日は、いよいよ梁を入れ、柱を抜く日である。

一本の柱を抜くために、別の柱の入れかえや、梁を新たにいれるなど、なかなか大事である。
はじめのプランで、柱を全部抜きたいっ!!って考えていたのがいかに無謀かわかる。

サポで梁を支え、今回ターケッド

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改装16日目〜19日目

改装16日目〜19日目

解体作業が終わり、ようやく天井をあげる準備。
窓のところにある板は、予定での天井高の位置となる。
鵜の木は上まで吹き抜けさせたけれど、今回は2階もいろいろと用途があるため、一部となる。当初の予定では天高4Mの予定であったが、シュミレーションの結果わずかに下げ、2階窓のちょうど鍵にあたるくらいの位置に一階天井がくるように決めた。

根太を取るための補強。斜めに入っているものを火打という。
これが元は

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改装作業11日目〜15日目

改装作業11日目〜15日目

改装作業11日目〜15日目。
ここにきて、作業日報まで追いつかない日々が続き、ついに
総計時間がわからなくなってしまった。

11日目。たしか前日に鵜の木完全撤退をしたあとに、戻って作業。
この日の作業内容が不明。
引越し夜より戸越ベースキャンプ生活が始まった。
まだ土壁の土埃がすごい現場なため、一部屋を区切りテントを張って寝る。
残置物から残しておいた、未使用の毛布や、未使用のベットマットが役に

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鵜の木Hasu no hana最後の日。

鵜の木Hasu no hana最後の日。

改装作業はおやすみし、11月13日、14日は鵜の木で完全退去作業となった。
移転、引越し、休む暇なく改装、それにともなう体調不良と怒涛の日々を送っており、しばらくnoteに作業日報までたどり着かなかった。

13日は、もやは記憶なし。
14日。鵜の木、物件明渡し前日。
残すところ宙に浮かぶ小屋とデッキ。これを14日1日でばらし、まとめて戸越へ運ぶ。
大工K氏のつながりから、いつか自分でツリーハウス

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改装10日目。 改装作業というかまだ解体作業。

改装10日目。 改装作業というかまだ解体作業。

改装作業10日目。
作業員4名。約6時間。総計20人工。約53時間。

感傷に浸る暇もなくグッバイ鵜の木作業を進める。
本日は、ご近所陶芸家のKちゃんに釘抜き作業の助っ人を頼みきてもらった。しばらくすると時期にアフリカに旅立つMさんも助っ人に加わり本日は4名での作業となった。当初の予定の作業が思うように進まらず、主に”運ぶ”という作業を行ってもらった。4人いると早い。こんなにあるーーーってものも比

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改装8日目、9日目。壁新設時代。

改装8日目、9日目。壁新設時代。

改装8日目。ここはスピンオフデー。
大工K氏が旧友にコンタクトを取り、構造先生Z氏が現場に来てくれる。
改装したいところや、それに対しての補強についてアドバイスをいただく。

左に見えてる柱は最初のプランでは抜きたかったのだけど、建物崩壊レベル
と建築家友人J氏とお言葉をいただき、現状を活かすプランに変更。この左の柱はすべて残し、壁を新たに作ります。
ギャラリーの受付のスリットや、倉庫になる扉をつ

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改装7日目。

改装7日目。

改装作業7日目。
作業員2名。約10時間。総計13人工。約42時間。

1Fギャラリーを4mくらいの吹き抜けにしたいというプランがあるため、2Fのその部分の対策として、またも天井を開けてみてみる。
畳に押入れに梁がでていると、手打ちそばでもでてきそうな佇まいである。
そうだ、昼の現場飯は蕎麦率が高い。
埃をさけながら蕎麦を茹で、晴れている日はベランダに出て食べる。キャンプ生活のようだ。高校生のこ

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改装5日目。

改装作業5日目。
作業員3名。約8時間。総計9人工。約26時間。

この日はビリヤニムラッキとして煮干しカレーが絶賛好評のT氏が助っ人にきてくれた。
なんでもfacebookで男手求む!!を見て、所用でとった有給の半日をこの現場にボランティアで来てくれたのだ。泣く。泣ける。

作業は3人いるとやはり進みが違うと実感できる。下の作業、上の作業と分かれて担当することで2倍の進みである。

画像

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改装4日目。ナチュラルビルディング。

改装作業4日目。
作業員2名。約8時間。

大工のK氏に前日、明日は何時だ、と聞いてところ8時には行きます。と。
肉体系仕事の朝は早い。

辛い、辛い土壁解体は続きます。
とりあえず進んでいるかの実感を得たいので、写真を振りかってみましょうか。

残置物片付けがだいたい終わってきたところ。

改装作業2日目。聚楽+モルタルを削っている。

土を取り除き、竹の支持体だけが残ったところ。

繰り返すこ

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改装3日目。住宅街だから休日はおとなしく。

改装作業3日目。
作業員2名。約3時間。総計6人工。約18時間。

車が少ない。そこで本日はただの土曜日ではなく休日だと気が付く。カレンダーをみると文化の日であった。
移転先・戸越公園の物件は商店街の一本中の通りで、周りは一般住宅。休日に音を出すのは自粛なので、本日はあまり音の出ない作業を行うことに。

壁は、モルタル+聚楽と土壁をわけるために道具を使いかなり音がでる上に、壁を大きなハンマーで叩く

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改装2日目。除染作業員のごとく完全防備で挑む。

改装2日目。除染作業員のごとく完全防備で挑む。

改装作業2日目。
作業員2名。約8時間。 総計4人工。約15時間。

1Fメインギャラリーとなる予定の部屋2部屋の壁を壊す作業。
ここは
・土壁+モルタル+聚楽
・土壁+モルタル+キラキラした和紙みたいな素材の何か
・土壁+モルタル+石膏ボード+壁紙
の3種類の壁がある。
それを
・土壁
・モルタル+その他
・石膏ボード
と分けてゆく。ここでも分別である。

これらはすべて産廃となるだけど、混載だ

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改装1日目。 ようやくスタート地点に。

改装1日目。 ようやくスタート地点に。

改装作業1日目。
作業員2名。約7時間。

さて、本日からnoteは片付け作業編に続き、改装編として綴ります。
残置物片付け作業からの改装前の状態でのTOGOフェス、そして鵜の木Hasu no hana移転準備からの、床撤去中の和田みつひと氏の映像インスタレーション展示。切れ目なく作業が押し寄せてきて、浜辺のような心境です。

本日は、12月中旬からの展覧会の打ち合わせで、大工のK氏より3時間ほど

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