改装3日目。住宅街だから休日はおとなしく。

改装作業3日目。
作業員2名。約3時間。総計6人工。約18時間。

車が少ない。そこで本日はただの土曜日ではなく休日だと気が付く。カレンダーをみると文化の日であった。
移転先・戸越公園の物件は商店街の一本中の通りで、周りは一般住宅。休日に音を出すのは自粛なので、本日はあまり音の出ない作業を行うことに。

壁は、モルタル+聚楽と土壁をわけるために道具を使いかなり音がでる上に、壁を大きなハンマーで叩く。そのためその作業は本日休みなため、天井をひとまず剥がすことにした。

梁柱がどのように入っているかをチェックする。
希望プランが実現可能なのかどうか。

天井を外し、2Fの畳下の荒床が見える。わずかにあがっただけでも印象が違う。希望プランとしては、2部屋をつないだ時にでてくる柱を取りたいのだけど、なかなか微妙なつなぎ方をしており手強い。

もう一つの部屋の天井も外してみる。
リフォームをしていて、薄いいたの下には、昔の壁がでてきた、クロスの下は石膏ボードがでてきたりしてとにかく手間がかかる。
手間がかかる、というのは、ただ外すだけならまだいいのだけど、石膏ボードにクロスなどが貼ったある状態だと処分費がぐっとあがるので、
それを分けていく、というのに手間がかかるのだ。

土壁でものすごい砂埃。手間のかかる作業。行き着く先は、予算のことで
一軒家を改装するお金をアートフェアなどに出品する資金に回し、小さな事務所でも持った方がいいのだろうか。
そもそも、好きなアーティストの作品を応援の意味で購入し、あとはOLでもしていた方がいいのではないか、などの思いが逡巡する。
どの予算を抑えることができるのか。
そんなことを考えているとギャラリーやらないのが一番。
という悲しい答えが出てくるときは大抵疲れている時だ。

柱を抜くのもそのための補強がなかなかの大掛かりで、頭を悩ますことの連続である。
あー、なんで一軒家を改装することに決めてしまったのだろう。。
そうだ、前回の鵜の木の時も、なんでこの物件に決めてしまったのだろう・・・とか最初の方泣きそうになりながら掃除をしていたことを思い出す。
一筋縄でいかない方に行きがちなHasu no hanaである。