マガジンのカバー画像

ウェブ制作

27
Cover: UnsplashのJackson Sopha < https://unsplash.com/it/@jacksonsophat?utm_source=unsplas… もっと読む
運営しているクリエイター

#Webデザイン

これからのウェブ制作者に求められる素養

これからのウェブ制作者に求められる素養

印刷媒体とウェブ、どちらがグラフィックデザインの「純度」を求められるのか…。
ウェブです。
ウェブの方が、グラフィックデザインの厳格なる機能性がより必要になります。

なぜなら、固定された仕上がりサイズに収めれば済む印刷物と違い、ウェブサイトは多様な表示サイズに変容して対応しなければならないからです。
そのため、現代の印刷媒体の多くでその忠実なる実践を忘れ去られてしまった「グリッドレイアウトシステ

もっとみる
Wix Studio によるウェブサイトの内覧の方法

Wix Studio によるウェブサイトの内覧の方法

【質問】【回答】それは、ウェブサイトを「公開をしない」ことにつきます。
ただし、公開をしても、Googleなどにインデックスされなければ、「見つかりようがない」というのも事実です。
ついては、「検索エンジンにトップページをインデックス」させない、という方法も有効です。
ただし、URLを知っていれば誰でも観れてしまうので、その機密性についてクライアントの理解と承諾が必要でしょう。

Wix Stud

もっとみる
アドビのFigma買収不成立にあたり

アドビのFigma買収不成立にあたり

Figma 買収の不成立にあたり、アドビはウェブやアプリの UI/UX 分野に向けたソリューションについて今後の行方を再考する局面にいると思える。

つまり、アドビの今後の選択肢には、
1. Framer のようなプロトタイピングライクなツールの買収
2. Webflow のようなウェブサイト構築プラットフォームの買収
3. 1および2の両方
があり、さらには、
4. UI/UX 分野からの撤退

もっとみる
ノーコードプラットフォーム メリットと導入前後の注意点

ノーコードプラットフォーム メリットと導入前後の注意点

ノーコードプラットフォームのメリットと、導入する際に気を付けるべきポイントなどを紹介します。

ノーコードプラットフォームのメリットノーコードプラットフォームのメリットは、とにかく(時間と労力、および習得について)低コストであるということです。

プロトタイピング作業が要らない(デザイニング・イン・ブラウザの実現)

最も時間と労力がかかるコーディング作業が一切要らない

というのが、その理由です

もっとみる
2023年のお薦めのウェブ制作向けノーコードプラットフォーム

2023年のお薦めのウェブ制作向けノーコードプラットフォーム

Editor XWix エディタ同様Wix.com社が提供する、「次世代型WYSIWYGエディタ」を搭載したプロ向けのノーコードプラットフォームです。

完全なレスポンシブウェブデザインの編集機能を搭載しており、オリジナルUIのマルチデバイス対応サイトを制作可能です。
また、グラフィックソフトのような完全なドラッグ&ドロップのレイアウト操作を実現しています。

もちろん、Wixが持つ管理機能やさま

もっとみる
ノーコード時代のウェブサイトビルダーソリューション 必須条件10箇条

ノーコード時代のウェブサイトビルダーソリューション 必須条件10箇条

「ノーコード」という言葉が広まる以前から、同様のサービスは「ウェブサイトビルダー」と呼ばれ古今東西からさまざまなものがあります。

そこで、筆者が提唱する「ノーコード時代のウェブサイトビルダーソリューション 必須条件10箇条」を用いながら、現代的なウェブサイトビルダー(ノーコードプラットフォーム)の評価基準と、それぞれについての解説を記します。

条件1. WYSIWYGUIであることWYSIWY

もっとみる
ウェブサイト構築用のノーコードプラットフォームの選定する判断ポイント

ウェブサイト構築用のノーコードプラットフォームの選定する判断ポイント

ウェブサイトを構築するためのノーコードプラットフォームを選定するポイントは、目的、制作期間および予算、ウェブサーバー、機能性と拡張性、そして、デザインの自由度です。

まずは、そのウェブサイトの目的は何かを明確にして見定めます。
一般的なコーポレートサイトなのか、ECサイトなのか、ランディングページなのか、さらには、どれほどの規模にするのか、特定の機能性などの要望はないか、などを把握します。
その

もっとみる
WordPress テーマ考

WordPress テーマ考

WordPressを利用してウェブサイトを制作する場合、WordPress本体の使い方を学んだ後に、使用するテーマの仕様を習得しなければならない。また、テーマの仕様や仕組みは各々独自性が高いため、制作者は異なる制作案件でも横断的に同一のテーマを選択し続けてしまう傾向が強い。

ゆえに、WordPressを選択した上で、さらに重要な判断を求められる場面が既成テーマの選択である。選ぶテーマによって、デ

もっとみる
Sticky Design

Sticky Design

position: sticky を大胆に駆使したデザインのウェブサイトは、やっぱり楽しい。
世の中に、もっと増えてくれればいいな。

例えば、こんなのとか…

こんなのとか…

こんなのとか…

Editor Xなら、Grid Layout Moduleをベースにして簡単にスティッキーレイアウトを設置できる。
ツールが変われば、デザインもエフェクトも変わる。

『ロゴ・オプティマイゼーション — ロゴのあり方・おさめ方』フォローアップ

『ロゴ・オプティマイゼーション — ロゴのあり方・おさめ方』フォローアップ

先日登壇した『ロゴ・オプティマイゼーション — ロゴのあり方・おさめ方』の参加者の方々へ配信した、フォローアップです。

『ロゴ・オプティマイゼーション — ロゴのあり方・おさめ方』へご参加くださり、誠にありがとうございました。

また、昨年末は12月28日に催されましたDTP Transit主催の「朝までイラレ」へもご参加くださった皆様には、重ねてお礼を申し上げます。

振り返れば、私はグラフィ

もっとみる
印刷業者は、いまこそウェブ制作を。

印刷業者は、いまこそウェブ制作を。

受注数が減ってしまった印刷業者や関係業者は、ノーコード時代のいまこそ、改めてウェブ制作を並行して始めるべき。
既存の人員やソフトウェアなどのリソースを活かしつつ、初期投資も要らず、今後、ウェブと印刷のクロスメディア案件を受注しやすくなる。

そのためには、ノーコードプラットフォームのスキルと、現代的なウェブデザインの素養が必要になる。
求められれば、当方はコンサルやレクチャーの相談に乗る。

費用

もっとみる
2023年1月におけるEditor Xのアップデート

2023年1月におけるEditor Xのアップデート

Gradual Rollout2023年に入って間もなく、Wix.comによるノーコードプラットフォームの次世代型WYSIWYGエディタEditor Xに、比較的重要で大きなものも含んだいくつかのアップデートがあった。

しかし、Wix.comはGradual Rollout(段階的な更新の適応)を行うため、ユーザーのアカウントによって、そのアップデートの適用時期が異なる。
そのため、あるユーザー

もっとみる
Wix Awards

Wix Awards

最優秀賞
受賞者および同行者1名様に、10日間の豪華な旅をプレゼントします。旅のスタートは週末のパリから。フランスの優雅な景色を満喫したあとは、プライベートジェットで地上の楽園・モルディブまでご招待

ファイナリスト賞
上位10名に選ばれた方に、iPhone 13 Pro、AirPods Max、Macbook Pro が入った「Create From Anywhere(どこでもクリエーター)」パ

もっとみる

「コーディングの基礎知識は、ウェブ制作の業界人として有していたい一般教養ではあるが、それがウェブ制作のすべてではない。たとえ苦手であったとしても、ウェブそのものを嫌いになる必要はない。」
生明講師から教え子の皆さんへ