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ダークパターンマーケティングのマガジンを創った

※現在(2023/01/23時点)、当アカウント上に有料マガジンは存在しません。

最近思うところあって自分の書いたnoteを編纂しています。ヘッダ画像をお借りしています。

編纂っていうとくそ偉そうに聞こえて嫌なんだけど(どうして文まわりの日本語は無駄に偉ぶった単語ばかりなんだろう?編集だの執筆だの校閲だの……)、単にマガジンとかいう機能を自分用に使っているだけです。これは本来何に使うんだろう?

一個大体200~300とか値付けてしまうnoteを全部ひっくるめて本みたいにしたら、最低でも何十個と集まると思う。すると底値でも2000~3000円になるでしょう。

これってめちゃくちゃ高くないでしょうか?高いんなら誰も買う者がいない。note社はユーザをクリエイタ呼ばわりしてサイトへのエンゲージメントだけ煽っといて、マネタイズさせる方法なんて何も考えていないんじゃないだろうか?素人が書いた文なんて金出して読んで何が面白いんだろう。もちろんぼくも素人だ。

ぼくがマガジンを編纂するのはのちのち同じ話をすることがあった折に「探すのがめんどくさ」とならないように、という思いを強くしたためです。冒頭で述べた思う処あって編纂しやすくなれた理由としては、自分の過去noteを見返そうとすると嫌でもアクティビティが目に入る仕様なのが気持ち悪くて仕方なかったんですが、そいつらを視覚に入れない、回避する方法を見つけたから。

後で述べるけどこれも変形型ダークパターンマーケティングなんじゃないだろうか?ユーザは何の気なしに書いたnoteなのに、見返すと要らない反応があってそっちにコミットしなければならないようにユーザの頭を作り変えたり、動機的に仕向けたりと誘導効果を狙っているから。「こういう使い方しかするな」とユーザに強要する行為をダークパターンと呼ばずしてなんとする。

話がそれましたが、マガジンを編纂しているとひとつのページで2つのマガジンに入れられるnoteとかが出てきてしまった。でも仕方ないかと思う。

今回新たに創ったのはダークパターンマーケティングについて書いた文を全部集めたマガジンなんだけど、最初のマガジンの名前は「産業ロックが必要とされない理由」でした。

産業ロックとはいわゆる最大公約数的にできるだけ多くの人間に好かれるための歌を指すのだと捉えている。つまり本来は手塩をかけて生成される作芸である歌を自動化、フレームワーク化して大量生産する。

ここまでわざとらしく書けば誰でも違和感を持ってくれると思うけど、芸って分野は一番そんな造られ方をするためにある分野ではないはずです。

芸とは、個人が自己を煮詰めて心身ともに疲弊するまでくたくたになって、初めて表出した「兆し」をさらに何倍も似たような過程に乗せて(兆しだけではまだ何の説得力も持てないからだ)やり、形として完成させるものです。

作芸とは本来上記のようであるのに、利益のためだけにフレーム化して産業ロックとして生み出した「何らか(著作物とか物品とはおよそ呼べない)」をハイヨと提供したとて、そんなものを市場が必要とするはずがない。

2人以上の人間たちから同時期に同じような歌ばかり発売されるなんて起こりうるはずがないのだ。また、唄っている側にはプライドがないんだろうか?ぼくらが歌手だとかミュージシャンだとか思っていた人々とは、歌わされるだけ・演奏させられているだけの心をなくした商品に成り下がっているのだろうか?

すなわち産業ロックとは、あるいは大衆芸術とは(ぼくはアートに全く明るくないので、もしそんなものがあるのであれば)手段と目的を履き違えている。誰にとっても等しく必要ではない廃棄物でしかないのだ。

本来の”手段”とは、唯一無二つまりユニーク性のある芸を創る行為。そして目的とはその表現に対し共感を受けることだ。副次的に金銭授受があれば至上だろうか。金銭授受は副産物でしかない。

それが体制に組み込まれ産業化されると、手段はなんとなく時勢に合う歌をその場当たりの方法論で大量生産することになり、目的は市場から1円でも多くの金銭を搾取することに変わる。

このようにぼくがマガジンの題名を書き、説明文を書いていたら大きな事に気がついた。これは本来「一介の生活者」でありそれ以上でもそれ以下でもない人間を、一方的に略取目線で「消費者」としてのみ扱い、欺けるだけ欺いて金銭を簒奪・強奪する、現代に蔓延りきってしまった企業たちがしていることそのまんまじゃないか。

つまり自分が所属する企業なり団体以外のすべての人類を効率的に騙す(ああ、もちろん商品開発やサービス提供は目的ではないのだ)ことだけに一生懸命心血を注いで、金を奪い取ろうとするとだけを考えているダークパターンマーケティング型企業のことなんじゃないか。

斯様に批判に満ち溢れたnoteが詰められているのでご注意ください。ぼくはnoteへ登録するに当たり、自分が興味ある楽しい事ばかりをアウトプットしようと思ったんだけどここへ来て2022-2023に興味を持ったテーマがダークパターンマーケティングになってしまい、自ずと批判を含むような内容を書かざるを得なくなってしまい大いに不本意だ。

ダークパターンマーケティングとはどの立場の誰の目から見ても救いようなく悪の行為であるため、事実を書くだけでイコール批判となってしまい残念です。

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