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自由が丘 ネコ日記 クリボーの家猫修行10日目 夜鳴きを止める為の試行錯誤

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クリボーの家猫修行 5日目

寝る事が出来ません。
深夜12時ごろから翌朝10時ごろまで、クリボーは大声で泣き続けます。休みなく。耳栓をしても意味が無いレベルの声の大きさ。クリボーの声が外に漏れないようにと僕は必死です。

全ての窓を閉め、シャッターを下ろし、カーテンは2重。
フローリングにラグを轢いて少しでも音を吸収するように工夫。部屋のドアは必ず閉める。ノイローゼになりそう。。。

僕がこの10日間で何とか家慣れしてもらおうと試行錯誤の過去を振り返ります。


▪️自由が丘保護猫ボランティアさんから聞いたケージの目隠し
自分のいたテリトリーを忘れてもらうため、落ち着いてももらうため、ケージをキレ囲う。夜12時以降は意味なく、大声で泣き続けることには変わりなかった。
その声のボリュームを抑えるため、ブランケットを何重にも被せることに。暑くなる前に、これはやめたいのだけど、一向に良くならない。

防音対策も兼ねて、ラグやらブランケットやら試行錯誤

▪️AIペプチド
飼い猫にリラックス効果があると言われている、AIペプチド配合のフードを使う。
クリボーは元々食いつきも良いのですが、食べるけれど、特にリラックスしているようには見えず。

▪️またたび
ギャーギャー叫び続ける時に、またたびを使って見たらと、デンタルおもちゃやら、爪とぎなどにふりかけてみる。しかし、クリボーはまたたびの効果がかなり薄く、逆に声がデカくなる。

▪️夜鳴きの時にチュールを与える。
食べる時だけ静かになる。

▪️YouTubeにある猫のリラックス音楽。
全く効かないし、聞いていない。鳥の映像は逆に興奮するらしい。ただこれは有効なものがあるのを後日気がつきます。

結果的には、いくら騒ごうが、喚こうが、無視を決め込む。しかし、音量が音量だけに、かなりしんどい。それに周りの家にどれだけの迷惑を、いつまでかけ続けるのかという不安に苛まれ、精神は崩壊しかけ。これが僕の実情です。

様々人にアドバイスを聞くけれど、そこは猫。個体差がありすぎるし、これが正解というものはないわけである。
しかも、外猫の成猫、ますますわからないことだらけ。

外猫のブランちゃん、クリボー捕獲の時、なんで??と訴えかけてきたブランを忘れられません。

本当に何度でも言います。安易に外猫を家猫にするものでは無いこと、それを誰かに勧めることも、僕には出来ないこととなりました。
獣医たちは同じような意見を持っていて、猫の自然な姿を尊重するというもの。ケージに押し込むのは人の勝手。それもわかるんだけど、人慣れをしていない外猫を何とか距離を縮めるにはケージを使い、無理にでも人慣れしていくのが有効ではないかと僕は考えています。
ですが、この考えも揺らぎそうで。。。
猫の気持ちを無視し、豹変してしまうことの罪悪感を僕は感じることになっています。
これが僕にとって最もキツイことでもあります。

明けない夜は無いわけで、明日には変化が来るかもしれない。
そういう心境です。
保護猫ボランティアの方から、まずは食べてくれること、排泄があること、そして健康でいてくれること、これくらいで構えて、懐柔を続けて下さいと言われています。
まさにこの通り。なんて尊い、、、大丈夫かな今後。。。

続きます。。。

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クリボーの家猫修行21日目

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