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自由が丘 ネコ日記 クリボーの家猫修行5日目 最初の変化

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クリボーの家猫修行 3日目


クリボーは1.5歳のオスの成猫です。
外猫の成猫が家猫になるのは至難だと言われていることにこの頃、気がつきます。それがいかに大変な事か。
最も厳しい道を選んだのかと自分でも自信が揺らぎます。

ずっと寝てなく、先も見えない、すでに精神的にもまいりかけ。保護猫ボランティアの方々から見れば、何を言ってんだと怒られそうなレベルです。僕はこの時、根を上げかけて、保護猫ボランティアさんを一時預かり出来ないかと探してみましたが、
結果、ボランティアも無償でやってるわけでもなく、また譲渡可能な猫、つまり抱っこができたり、人慣れしているが条件で預かるそうで、クリボーは無理との事だった。

ご飯、水、トイレだけはちゃんとしてくれる。それだけでも有難い。

去勢してリリースも考えました。
変わり果てたクリボーを見るに耐えないのです。いつも眠い顔して勝手口にやってきては、転がったり、甘えるような声を出したり、僕にシャー、うー、なんてことは一度も言ったことがなかったのです。そんなクリボーはどこかに消えてしまい。悪魔のように泣き叫ぶ猫へ豹変してしまいました。

僕が何が辛いって、この豹変させてしまったこと。辛そうなクリボーを見ることが耐え難い。これがこの子にとって幸せなのか、自分が取った行動は間違いでは無いのかと、何度も何度も考えました。

それでも時間は過ぎていきます。
偶然にも苦情、通報は受けておらず、通報されるまで、苦情出るまでと言い聞かせて、もう少し様子をみようと考えています。

この5日間での変化といえば、12時から朝9時くらいまで鳴き続けることは変わらないまでも、トイレ、水、ご飯は問題なく、外猫時代と同じように出来ている事です。

この不安顔、外が恋しくて仕方がない。本能と戦い続けている。

クリボーは朝昼晩とうちに来ていましたので、大体どれくらい食べるのかわかっています。ケージにいますので、その運動量を考えても2/3くらいで適正では無いかと思っています。
外猫時代は与えすぎで、太らせてしまっていましたし。
全然食べれない子もいるそうで、まぁそれを考えれば、一歩進めてるのかと思います。

まだまだ根を上げることも出来ません。
昔のように、2人して庭にいた頃をもう一度と思っています。

外猫時代、窓の真下でずっと僕を待っていました。

続きます。。。


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クリボーの家猫修行10日目

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