自由が丘ネコ日記 「雨の季節、クリボーも家に入りがち、眠い日々が続いています。」
雨が降ると、猫も休むのだそうです。ネズミや鳥たち小動物も出歩かず、狩が出来ないので、猫も休むとのこと。テリトリーの外にも出ないので、喧嘩もありません。通りを歩くノラ子もいませんが、クリボーは雨でも歩きます。うちの近くにいるだけなのですが、
トイレが外の畑、居所が軒下や生垣の下。その間を雨を避けるように、急いで歩いています。僕を呼び出す窓の上には屋根がなく、あまりに大雨の時は勝手口の前で、わんわん鳴き始めます。
雨を基本的に嫌いなので、ドアが開くとさっとクリボーは入ってきます。食べ終わると、すぐに猫壱に行き、爪を研ぎ、そこに座ります。安堵な表情をします。一瞬でもいいので、できる限りクリボーをうちの中に居させます。雨の日は特に外に戻りたがらなくなります。
ごはんを食べる時以外は、僕との距離は1.5mくらい必要です。ですから、トイレに行こうとクリボーの横を通ると、クリボーは猫壱に座っていられなくなります。1年以上経ってもこの状態ですので、半ば諦めかけています。
雨の日はノラ子の来客も少なく、ケンカの声を聞くこともかなり減りました。自由が丘のNPOは今でも捕獲の活動をしているのでしょうか。その活動は効果を出しているのかも知れません。確かに、僕の目からもノラ子を見る事が減りました。
逆に少し離れた駒沢公園周辺とか、都立大学周辺にいくと、ノラ子を見かけ始めます。ノラ子はいない方がいいのは確かではありますが、何か寂しくなったなと街の人と話をしました。
僕の周りも猫を飼う家は多くありますが、殆どが保護猫です。こういった意識が変化してきたのは良いことかなと思います。不幸な猫が減ってくればいいのですが、人のエゴで動物を飼ってその動物は幸福だと言えるのだろうかとも考えています。
まぁともあれ、クリボーは雨を避け寝る場所と、食べ物があれば、満足のようです。最近はわけもなくやってきて、僕の目の前に寝ていることも度々です。不安は消えはしませんが。
ずっとだらーんと生活していければこれでいいです。そうは、いかない時が来るまでは、これでいいです。
雨なのでどうにもこういう気分なのです。
これから台風シーズン。年々、水の被害が大きくなってきているようにも感じます。自由が丘が洪水するとすれば、あの緑道公園の辺りです。あそこは地下に呑川が流れていて、1時間153mm、総雨量690mmで1、2m浸水する危険性があると。目黒区によれば。
なんかありえるなぁと思うのです。
うちのレモンも強風でいつも倒れてしまいます。豪雨の時が多いので、慌てて外に出ると土地への水の吸収が遅く、これ大雨来たら床上ありえるだろうなといつも見ていました。クリボーは救出するとして、はぁ、自分も考えなきゃならないのか、、、。
少し備えを考えるとします。