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自由が丘 ネコ日記 「ノラ子のクリボーのため、室内にトイレを設置しました。家猫修行以来です。」

ここのところ、ノラ子たちの動きが至って静かです。盛りの時期が一旦、落ち着いたのでしょうか?あれほど頻繁にクリボーのテリに来ていた他ネコたちも少なく、ワーワーと鳴き叫ぶことがほぼ無くなっています。
ビビリのクリボーも自分の体格は大きいとわかったのか、少しだけ余裕が出てきたようにも思います。いや、ビビリに変わりないですが。

勝手口前で寝ることも結構あります。

クリボーは今、日に10回以上、うちに来ています。これほど通ってくることは今まで無かったのですが、もしかすると、遠くに行かなくなり、うちの生垣の裏表あたりにずっといるのかもしれません。遠くに行く危険性を知ったのか、ここにいる方が安全とわかったのか、全くの謎です。
太り過ぎを機にグレインフリーに変え、これが他でのご飯をあまり食べなくなった原因なのかもしれません。

そこで、前回書きました通り、ここまで通うのであれば、いよいよネコトイレの復活かと思い立ったのです。

隣のブロックの基礎とうちの生垣の間に挟まってます。

家庭菜園で2年以上お世話になり、ずーっと毎日、畑にうちからもらったご飯を地に帰しています。これ、僕が逆の立場なら、流石に我慢の限界となるでしょう。せっかく植えた畑の横を、クリボーは盛大に掘り返しています。半端なく掘り返しますので、結構すごいことになっています。
自由が丘のNPOでは猫の糞被害を避けるため、猫トイレの設置を推奨しています。しかし、屋根の無い場所には設置も難しいし、何よりも他人の土地に設置するわけにもと。僕はどうしたものかとは考えていたのです。
うちの庭は硬い土のため、ホリホリ出来ません。軒下にトイレを置くことも出来ずという状況でした。

これでは作り手の苦労が。。。

いっそのこと部屋にもう一度クリボーのトイレを作るかと、捨てようにも捨て切れずに置いていたトイレを設置することにしたのです。
ケージとトイレはクリボーの家猫修行の思い出があり、
どうしても捨てれなく、1年。。。
1年は置いておこうとスペースの無駄は分かった上で置きっぱなしにしていました。本当はそれを見るのも辛くずっとキレを被せていたのです。

僕はそのケージ、トイレを見ながら、よくもこんな狭い部屋でクリボーを飼おうとしたものだなと、自分の行動の軽率さを悔やみました。あの時はクリボーが目を腫らして、もう居ても立っても居られずに、勝手口のドアを閉めて捕獲してしまったのです。それは昨年の5月26日のことでした。

クリボーのトイレを設置完了。僕はもうネコの行動は大体わかりますので、設置したとしても、すぐに使うことは無いだろうと思います。しかし、これで何かあってうちに泊まることになっても大丈夫、何かの拍子にトイレを使ったり、そういうこと今後はあるかもしれません。

いつかケージはいらなくなると思って買っていたネコトイレ。(当然未使用品)
家猫修行時代のネコ砂トスカス。

クリボーのケージ内のトイレには最初、おからのトスカスを使っていました。そのまま流せれること。つぶが細かいこと。間違って食べても安全なこと、の理由からです。しかし、おから特有の匂いがします。消臭効果というわけですが、このおから特有の匂いがダメな人は使うのは無理かも知れません。
今回のトイレ再設置にもトスカスを使っています。設置してすぐにクリボーはうちに来て、興味津々にトイレ周辺には来ています。が、今のところはトイレはしません。

雨が降ると、クリボーはすぐにうちに来て、足を投げ出し雨が止むまで雨宿りです。

トイレを出すとクリボーがいたケージの思い出がよぎったのですが、クリボーに、もうそんな辛いことはさせないよと言ってあります。
外猫でいて、ここに通ってくることが幸せのようであるクリボー。
昨晩もシャッターを閉める時、クリボーは庭に寝ていました。僕はまた朝、必ず来てと言うのですが、ネコは来なくなることもあります。これが毎晩、結構辛い儀式となっています。

僕が気がつくまでクリボーはいます。時には窓を叩きますし、鳴き叫ぶこともあります。



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