見出し画像

株式会社ファンク四半期業績報告_Vol.1

今回は定期通信第一弾として、現在ファンクが行なっている事業の進捗や状況を、廣田社長に詳しく伺ってきた様子をお届けします!今後四半期に一度、こうした現状報告を行なっていく予定なので、ファンクや廣田氏に興味のある方はぜひ、ご覧ください。

※「そもそもファンクがどんな事業を行なっているか知らないよ」という方は、下記の会社・事業の概要について記載している記事からご覧ください。



●2023年1月時点のファンク事業状況!

Q.現在マーケティング・コンサルティング事業では、どのような案件を手掛けているのでしょうか?

マーケティング・コンサルティング事業では現在、実はお取り組みする企業様の数を絞らせていただいています。

前回の記事でお知らせしたように、ファンクでは今、有償のコンサルティングに加えて、報酬を先方が扱っている商品やサービスでいただく現物コンサルティングを行なってます。つまり、有償コンサルでのお取り組みが4社現物コンサルでのお取り組みが3社という内訳になるのです。

そして基本的には今後、有償コンサルに関しては5社を上限とすることを考えています。上限を設ける理由は、現在お取り組みをしているクライアント様へのパフォーマンスの最大化を実現し、1社あたりの報酬額も上げていきたいからです。そうして、お客様とファンクの繋がり・関係をより太く、長くしていけたらいいなと思っています。

ーーちなみに、有償コンサルの事業でお取り組みする企業数を5社に絞ろうと考える前は、基本的に依頼が来たら全て受けていたんでしょうか?

そうですね。これまでは、ご縁があってご依頼をいただいた場合は基本的にお受けしていました。

ですが現実問題、コンサルティング事業って、どうしても僕のリソースを時間的に多く必要としてしまうんです。なので、有償のコンサルティングの事業にばかりに注力すると、ファンクとして提供できる他の事業やサービスが減ってしまう。そういった状況は良くないかなと思い、今回このタイミングで(2023年1月頃に)方向転換をした次第です。

また、(これも前回の記事でお伝えしましたが)今後は、より多くの企業様や様々な業界の方々とお取り組みをするために、現物コンサルの案件を増やすことにしました。そうすることで、今まで以上に多くの、そして様々な治験を積み、それらをお客様に提供していきたいなと考えています。

▼現物コンサル事業についての詳細は、前回公開した下記の記事をご覧ください

Q.次に、メディア事業の現状について教えてください

現在ファンクでは、Web/SEM/SNSメディアを合計16コ運営しており、月間の総UU数は100万ほどです。

各メディアのカテゴリ(内訳)は、下記の通りです。

ファンク運営メディア_カテゴリ一覧(2023年2月時点)

画像をご覧いただいて分かる通り、現在ファンクではファイナンス系のメディア運営に特に注力しています

そして様々ある領域の中でも、今後より力を入れていきたいと考えているのは、TikTokです。

ーー今後さらに、TikTokでのメディア(アカウント)運営に力を入れたいと考える理由を教えてください

理由は2つあります。
1つは、TikTokが今一番伸びているSNSプラットフォームだと考えているからです。

2つ目は、基本的にメディアというのは広告収益だけを指すと思うのですが、TikTokは広告収益外でのマネタイズが可能なプラットフォームであるためです。つまり、広告収益以外の方法でマネタイズするということに挑戦できる場であるため、どんどんトライしていきたいと思っています。

ちなみに、現在ファンクではTikTokメディアのアカウントを3つ運営しています。

ーーTikTokに力を入れる以外に、今後メディア事業でやりたいと思っていることはありますか?

僕の中でのメディア事業の最終目標は、70億UUなんです。そこを目指すためには、メジャープラットフォーム・新興プラットフォーム・多言語でのメディア運営は必ず行わなければいけないなと考えています。

今一番注目すべきだと思うTikTokというプラットフォームで、様々なメディア運営を行うのも、こうした大きな目標が先にあるからなんです。

Q.次に、M&A・アライアンス事業の現状について教えてください

M&A・アライアンス事業で、(2022年の実績になりますが)ファンクが実際に購入した事業は8つです。

【2022年にファンクが購入した事業の内訳】
NFT関係の事業:2つ
ファイナンス関係の事業:1つ
SNSのメディア:5つ

内訳を簡単にまとめるとこうなりますが、実際に購入を検討した事業数はもっと多く、20コほどになります。

ーー事業の購入時には、どんなところに着目し、売買の検討を行なっているのでしょうか?

基本的には、自分たちファンクの事業にシナジー(相乗効果)があるかどうかを見極めて、購入するかどうかを決めています。もしくは、自分たちではできない事業かどうかというところに着目していますね。

ーーM&A・アライアンス事業では今後、こんな事業やサービスの売買を行いたいなどの目標はありますか?

ファンクのM&A・アライアンス事業の方針は、2つあります。

1つはファンクでは、購入も販売も行うけれど、基本的には購入をメインとする点。ちなみに、仲介に関してはファンクは売りも、買いも行いますが、購入する場合は、デューデリ後のサポート業務がメインになります。

2つ目は、売り手さん側の買い手探しをメインに行うという点です。
アライアンスの事業に関しては、(自分たちから提携企業を探したり、拡大したりしてなくても、自然と事業や人の輪は広がっていくので)2023年は特別力を入れたりせずに、このままゆるやかに事業を拡大していけたらいいなと思っています。

Q.次に、D2C事業の現状について教えてください

D2C事業で現在、直接(モールにて)販売しているものは、食品1つだけになります。

ちなみに現状とあわせて昨年のお話を少しお伝えすると、実は2022年は海鮮(シーフード)と、アパレルの販売事業をやめました。これらの販売をやめた理由は、海鮮を仕入れてくださるパートナーの方と意見が合わなくなってしまったため提携解消に至ったというのが1つ。

アパレル販売に関しては、商品自体は作り続けられるし、現物も手元にあるんですが、僕がファンクとして自信を持って提供できる商品ではなくなりつつあると思ったため一旦ストップすることにしました。どういうことかというと、商品を開発・販売開始した当初は、すごくいいものができたと思っていたのですが…改良する時間がなかなか持てなかったり、時代の流れ(トレンドの変化)があったり、競合他社でも良い商品が出てきたりしたため、自分たちの商品が「特別いいものだ!」と思えなくなってしまったということ感じです。

アパレル販売に関しては、やめたというより、ストップ(休止)という表現のほうが合っているかもしれないですね。これらがD2C事業の現状になります。

ーーD2C事業では直近ないし、2023年に行いたいと思っていることはありますか?

「〇〇の販売がしたい」とか「〇〇の分野の商品を扱ってみたい」といった具体的な目標は今のところないです。

やりたいことは、たくさんあるんですけどね…!
D2C事業を行うためには、プロダクトの企画・作成、マーケティング、カスタマーなど全てが重要になるのですが、今はそこに割ける時間がないんです。そのため、無理をしてD2C事業をやるというのは、ファンクの他の事業のバランス上難しいなと感じています。

Q.次に、販売代行事業の現状について教えてください

販売代行事業(代理販売)は、M&A・アライアンス事業同様に、自ら大きく事業を拡大していくというよりは、良いご縁があったらお受けしたいと思っています。

つまり現状、販売代行事業に注力するというよりは、自分が今力を入れている他の事業を優先して、そちらで販路を拡大したり、仕入れの制度を上げていきたい。そして、協業のシナジーを高めながら、各事業とのバランスを取っていきたいなと思っています。

ただ、代理販売に関しては、(正確には代理販売とは異なるのですが)自社のBtoB向けのサービスは、この第1クオーターで2つプレローンチ予定です。

ーープレローンチ予定のサービスはどんなものなのか教えていただくことはできますか?

はい、両サービスともマーケティング領域のものになります。
1つがマーケティング領域の中でも、クライアント様のCTRやCVRの改善に繋がる、定量的ではなく定性的な評価をアウトプットする分析サービスです。ちなみに、価格レンジは単発で10万円〜50万円ほどになります。

もう1つは、マーケティング領域の中でも、PRをサポートする情報サービスです。これは価格レンジが20万円〜になります。

他社さんの商品やサービスの代理販売を行なっていると、世の中にまだないけれど、人々が求めていると感じるものが明確になってくるんですよ。その点に、2022年後半ぐらいから注目というか、「世にないなら自分たちで作らなくちゃいけないな」と思い、自社開発のサービスを今年(2023年)はリリースしようと考えた次第です。

ーー昨年(2022年)は、どんな商品・サービスの販売代行を行ったんでしょうか?

2022年は、主にECに関連する、付加価値提供サービスの販売代行を行いました。

具体的にいうと、マーケティングのCV数を増やすようなサービスや、マーケティングのCVRを上げるようなサービスの販売をご依頼をいただいたという感じです。

Q.他に「2022年実はこんなことしていました」ってお伝えできることってありますか?(他事業についてでもOKです!)

実は2022年は、エステハイフのサロン運営なども行なっていました。
今年の2月にはオーナー権を完全に売却したのですが、こうした治験も、今後現物コンサルなどで活かしていけたらいいなと思っています。

また、既にnoteでご紹介もしましたが、昨年12月には初めて、執筆した本を出版することができました。

去年は色々と新しいことにチャレンジできましたが、2023年もアクティブに行動していきます!

▼廣田さん初執筆の書籍についての詳細は下記の記事をご覧ください

ーーファンクの5つのメイン事業について、現状や今後のお話お伺いしましたが。これら以外で今考えていることや、やろうとしていることはありますか?

(ファンクとしてというよりは、僕個人としての今年の目標というかやりたいことにはなりますが)2023年に入りコロナ禍もだいぶ落ち着いてきたということで、今年はまたたくさんの人に会おうかな・会いたいなと考えています。

そのため、定期的に参加しようと思っているコミュニティが2つあります。
1つが、KOBUSHI MARKETING(コブシマーケティング)さんが毎週水曜日に渋谷で開催している、クラフトビールを飲みながら勉強をしたり、お互いの事業の話をしたりしながら交流できるコミュニティです。

▼KOBUSHI MARKETINGさんの交流会に関する詳細はこちら

もう1つが、ラグジュアリーカードというクレジットカードの会員の皆さんが集まる交流会です。それにも基本的に、毎月参加していこうかなと考えています。

この記事を読んでくださっている皆さんも同じだとは思いますが、ここ2〜3年は、あまりたくさんの人と交流する機会がなかったので。ご紹介したコミュニティ(交流会)などに参加しながら、今年は積極的にたくさんの方とお話をしたり、情報交換ができたら嬉しいなと思っています。

ーーファンクとしての2023年の目標はありますか?

まだ詳しい内容は一切いえないんですが…。
2023年は、(マーケティング領域での話にはなりますが)ECとか商品ではない大きな市場にチャレンジしようとしています。

今はまだ、触り部分だけのお伝えになってしまいますが、今後の定期通信で明らかになると思いますので、引き続きファンクのnote記事をご覧いただけると嬉しいです。

ーーうわぁ…!すごく気になりますね!

あとは完全にプライベートの目標ですが、仕事のネットワークを活かした家族還元の方法を 模索・実行していければいいなと考えています!

あっという間に今年も2ヶ月経とうとしていますが、第2クオーターに向けて、3月も走っていきます。引き続き、ファンクをよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のファンク記事もお楽しみに…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?