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マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

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全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
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2023年12月の記事一覧

#138「お金について考える」(キャリコンサロン編集部)

#138「お金について考える」(キャリコンサロン編集部)

12月も半ばというのに夏日に近い気温をたたきだした横浜です。クリスマス商戦たけなわというのに、半袖でもいい気候って、なんだかおかしいですよね。さて、今回のお題は「お金について考える」

お金があれば幸せか?

先日、私たちが開発したキャリア教育の授業を中学生にした際に1on1で話した1年生の男の子とのやりとり。

「将来どんな大人になっていたいですか?」
「お金がたくさん稼げる人になりたいです」

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お金という「虚構」に修正を迫るには

Eテレ「オドモテレビ」という番組で興味深いパントマイムがあった。子ども二人と共演してる芸人二人が、片方をフラフープにくぐらせると固まって動かなくなるパフォーマンス。すると、年かさの女の子も、フラフープをくぐらされた途端に固まって見せた。もう一人の五歳くらいの女の子にフラフープをくぐらせようとすると逃げ出した。「くぐったら動けなくなってしまう!」と怖くなったらしい。
人間にはどうやら、周囲の様子から

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担保がなきゃね、という社会

担保がなきゃね、という社会

なにが起こっているのか分からなかった。この10日余り、わたしは複数の女性に高笑いされ、罵声を浴びせられた。ドンマイと思っても、体が付いてこない。腹部が膨らんでくる。内臓が腫れあがっているのだろうか。調子が悪い。

そんな日々を過ごして、やはり一度きちんと向き合わなければと思った。

11月17日から始めたクラウドファンディングが、まるでかつての西野亮廣氏になってしまったのかと思うほど叩かれる。

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