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「第四の波(表現革命)」がもたらす「芸術化社会」の時代

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人類史にはいくつかのステージ(段階)がある。それらの合間に興った革新的事象を、経済学者のアルビン・トフラーは「波」に準えた。 太古の時代、我々の祖先は原始的な邨(ムラ)を営み、… もっと読む
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2023年1月の記事一覧

展覧会レビュー:町子の動物ワールド@長谷川町子記念館

この企画展で得るものは多くないが、長谷川町子さんの優しい人となりに触れることができて、ほ…

Naota_t
1年前
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知ってた?渋谷の矢印アートの先には避難所があった。【渋谷アロープロジェクト】

こんにちは、@ARTです。 皆さんは災害時の避難場所ご存じですか?いざという時にどこに行って…

@ART
1年前
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流れゆく時間の中で。アートと巡る「白井屋ホテル」

のんびりと五感を開放できるような旅がしたかった。 バタバタと過ぎていく日常の電車から降り…

Lys
1年前
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炎の影絵、スバエクトム(貧困の国がアートの国になった瞬間)

ベトナムに住んでいた2015年、連休に特に目的もなく、近い外国ということで初めてカンボジアに…

感情移入できないと駄作なのか?

映画・小説・アニメに限らず、作品を味わった後で「他の人はどんな感想を持ったんだろう」と探…

odapeth
1年前
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創作が当たり前になる時代に。━━ロゴデザインリニューアルの考え方【デザイナー原研…

note株式会社は、2022年12月21日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場しました。それにあた…

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アートは何のためにあるのか

カメラと写真が大好きで、noteにその愛をぶちまける喜びを知ってしまったので、ここ数日いろいろと書いておりますが、本業ではクラシック音楽にまつわる文章を書いたりお話をしたりしています。Amazonで「飯田有抄」で検索していただくと、わたくしが手がけました、曲の解説をしながら音楽を聴いてもらうオーディオブックコンテンツや、紙の書籍など、もろもろ出てきたりいたします。 今日も今日とてカメラを首からぶら下げながら、近所を歩いていたときに、ふと思い出したんですよね。 ピアニストで、

「誰にも公開しない絵を10年間描き続けている」ヒトに出会った衝撃

先日、仕事で知り合った人とたまたま飲みに行く機会があった。 最初は無難に仕事の話をしてい…

ファン・ゴッホが見た世界を追体験する体感型デジタルアート

はじめまして! 「Experience×Technology(体験×技術)」でデザイナーをしているヤギサワで…

ギャグ漫画は漫画に殺される

”ギャグ漫画は漫画に殺される” 僕はそう思っている。 というかもう殺されている可能性すら…

構想40年!大阪中之島美術館があまりにも良すぎました

2022年2月に開館したばかりの中之島美術館。いつか行きたい…!と思っていたところに関西出張…

鈴木亜美
1年前
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“孤立” と “孤独” の時間を愛せるか?

column vol.899 最近、あるスマホが発売されることが話題になっています。  広告ではこれら…

池 辰彦
1年前
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食べ跡をアートにすることでコロナ禍でも需要が生まれた

※この記事は、ラジオでもご視聴いただくことができます。文章と音声、ライフスタイルに合った…

堺を考える|プチ・ブルジョワジーが生きる自由と自立の街としての可能性

大阪府堺市。府で2番目の規模を誇る政令指定都市としての顔を持ちつつ、その実際は商工業の要地としての長い歴史と多様な文化がさりげなく息づく「静かな活気に満ちた街」、という印象。九州生まれの私が結婚を機に暮らし始めて3年、この街に感じた魅力を綴る試みです。 堺はプチ・ブルジョワジーの街? いきなり話が逸れるが、ブレイディ・みかこさんの本に、こんなことが書いてあった。 注目したのは、『プチ・ブルジョワジーとその小さな財産は、おおよそ自治と自由の貴重な領域の代表的なもの』という