写真日記|夏が暮れる/かけがえのない時間
鳥類調査の仕事でいつも忙しい弟が久しぶりに帰省するというので、合わせてわたしも飛行機に乗った。母が住む家に3人集合するのは2年3ヶ月ぶりのこと。
弟の運転で連日いろんなところに出かけた。
海、山、山、海。
あなた、平日も休日も自然にまみれてばかりだね、と話しかけると、弟は「早くしないと、鳥が絶滅してしまうからネ」と言う。
過去に未来に思考が奪われがちな昨今、『今・ここに生きる』という難易度の高いことを、この人は地で行ってるんじゃないか。
写真は荒尾干潟という。
夕日の名所