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  • 若ハゲとの戦い

    若ハゲが近年増えてきていますが、その多くの人が今も1人で悩んでいます。そんな人たちの心に寄り添える記事を書いていきたいと思います。 若ハゲに対する有益な情報は何一つありませんのでご注意ください。

最近の記事

スッポンの絶食

今年の春は気温が上がるのが早かった。桜の開花時期も例年より一か月近く早まったらしい。 毎年春になると我が家で飼ってるスッポンのポンちゃんには餌を全く食べない絶食期間がでてくる。丁度この時期はスッポンの産卵時期で産卵前になると、餌を食べなくなるのである。 その期間はだいたい一週間ぐらい、去年は一か月近く食べない期間もあった。そしてある日突然卵を産み、次の日にはまたあの絶食が嘘みたいに餌を食べるようになるのだ。 例年は春といっても毎年5月ぐらいにその絶食の時期が来るのだが、今

    • 家の前を電車が通る暮らし

      建物の構造、日当たり、築年数、立地条件、様々な要素を検討し、悩んだ末きめたのが、今の俺が住んでるこのマンションや。 鉄筋コンクリート構造、築20年、東向き、駅から徒歩5分、家賃6万、大方俺の希望を満たしていたのがこのマンションやってん。 ただ一つ心配ごとがあってな、マンションの前に線路が通ってるねん。 一応部屋決める前の内覧の時、電車の音は確認して、まぁ大丈夫やろって範囲の騒音やから決めてん。 住んでみるとやっぱり最初は音が気になったわ。家で映画見ててもちょうどいいシーンに

      • バッターボックス

        俺は幼稚園から野球をやっている。 夢は海の向こう側、本場アメリカのメジャーリーグの舞台に立って、観客席に向かって最高のホームランを打つことだ。 そのために毎日、毎日欠かすことなく練習してきてた。高校に進学しても野球の練習は毎日した。 そんなに強い高校ではなかったが努力と運のおかげで甲子園にも出場することができた。 運よくその試合での活躍が注目されドラフトに選出された。 プロ野球選手になってからも血のにじむような努力で実績を積み重ねた。 そして運よく夢のメジャーリー

        • NHKドラマ「これは経費でおちません」

          久しぶりに録画してあったNHKドラマ「これは経費で落ちません」を見た。 もうかれこれ三回目か四回目になるけど、まぁこれがおもしろいのなんの。しかも私の記憶力の悪さが功を奏して毎回何となく新鮮な気持ちで見れるからさらに面白い。 なんなんやろか、私のなかではドラマの面白いには二種類あって、めっちゃ面白いけど、もう二回目は別にいいかなってやつと、ストーリーが特別面白いってわけでもないけど何回も繰り返し見てしまうやつだ。私の中でこの二つはどっちがいいとか言うわけではない。 めち

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        • 若ハゲとの戦い
          2本

        記事

          幸運な村

          黒木はこの村の救世主だ。 この村は幸運な人間しかおらず、村人たちは何をやってもうまく行く。そういえば、昔、藁1本から物々交換を繰り返し、豪邸を立てた人もいる。今もその子孫がリフォームした豪邸で暮らしている。聞いた話ではクラウドファンディングというものを使ってリフォームの費用も賄ったらしい。出資者の見返りはもちろん藁1本。欲しいものは何でも手に入る。もちろん働くこともしないし、困りごとなんて何一つない。そんな村人しかいないのだ。 そしてこの村に突然現れたのが黒木だった。

          幸運な村

          「すし、うなぎ、てんぷら」

          林修先生の著書に「すし、うなぎ、てんぷら」がある。林先生と言っているが、もともと私はテレビでよく出演していた有名進学塾講師林修さんにはこまで関心をもっていたわけではなく、林修さんといえばあの有名な「いつやるの?今でしょ」を本人でない人が使っているのを聞いて知っていたぐらいだった。 私は以前、魚屋に勤めていたのもあって、魚や職人に関することに興味があり、それらに関連する本があると面白そうであれば、買うようになっていた。 ある日、本屋に行くと、魚関連のコーナーに「すし、うなぎ、

          「すし、うなぎ、てんぷら」

          社会人としての責任

          非常に眠い 昨日も夕方、昼寝をしてしまい、また夜遅くまで寝ることができなかった。多分3時間ぐらいしか寝ていない。一生懸命寝ようと思って目をつぶってみても眠れなくて、眠気が来る気配は少しもない。なのに朝は一生けん命起きようと思っても、起きれなくて、眠気は私の中から出ていく気配がない。もしかしたら、神様からのメッセージか。明日の仕事のために睡眠をとろうという私の眠気を奪い去り、朝から今日も一日頑張ろうという私に昨日奪ったばかりの眠気をぶち込む。私に頑張ってほしくないのか。これは

          社会人としての責任

          不運

          世の中には引きが強い人というのが少なからずいる。 そんなに乗り気じゃなかった同僚の結婚式の二次会のビンゴ大会で優勝したり、たまたま拾った財布の落とし主が可愛い女性で、それがきっかけで交際に発展したり、思いがけないこところで幸運を引く人、それが引きの強い人である。 一言で言うと、黒木さんはその逆の人であった。思いがけないところで不運を引く人、それが黒木さんだ。 夕方5時ぐらい会社の社長から電話があった。 「めちゃくちゃ急やねんけど明日、黒木君が千葉の〇〇まで出張で行くんやけ

          モスキート・ナイト

          今日も忙しい1日だった。 やっと寝られる。今晩も冷房がガンガンにきいた部屋で布団をかけて寝るのだ。顔と布団の下から足だけだして寝るのがまた気持ちいいのである。 特に1日仕事を頑張ってクタクタになった日には、もう最高だ。今日1日頑張った自分へのご褒美である。 私は幸せをかみしめながら、部屋の灯を消す。 今日も明日の朝まで熟睡できそうである。 目を瞑ると、よっぽど疲れがたまっていたのか、すぐに意識が遠のいていく・・・ 「ここはどこだ」 少し肌寒いような気がする。しかも、

          モスキート・ナイト

          モスキート・ドリーム

          今日は天気のいい朝だ。駅のホームには日光が射して暑いが、夏って感じがして気持ちいい。 少しして電車が到着し、ドアが開くと私は電車に乗り込んだ。車内は冷房がしっかり効いていて涼しく、最高に気持ちがいい。これならまた朝の睡眠の続きをとれそうだ。 運よく真ん中の席が空いていたので、私はそそくさとその空いている席に座った。 両隣はそれぞれ、50代ぐらいのサラリーマンと通学途中の私立と思われる中学生の男の子が座っていてた。エアコンのおかげで涼しかったが、気持ち的には暑苦しい席であった

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          闇金ウシジマくん

          私が大好きな漫画の一つに「闇金ウシジマくん」がある。 今や実写化もされて、ドラマや映画にもなっているこの漫画。まだ「闇金ウシジマくん」を知らないという方のためにもこの漫画の魅力を少し紹介したいと思う。 闇金と聞くと、違法な利息や度を越えた過激な取り立てなど怖いイメージしか浮かばない。しかし、タイトルからは闇金だけど心優しい「ウシジマくん」という取り立て屋さんを描いたハッピーな漫画を想像する方もいるだろう。 結果からいうと、そんなことは全くない。 そうであってほしかったが

          闇金ウシジマくん

          ヒトパピローマウイルス

          “ヒトパピローマウイルス”をご存じだろうか。すごい名前である。 今、カタカタとキーボードで文字を打ち込んでいる私の右手の指に住み着ているウイルス、それがヒトパピローマウイルスだ。 もう何年前か忘れたが、ある日、私の右手薬指に直径二ミリぐらいの小さなイボを発見した。 この時の私は、「まぁこんなイボもできることがあるだろう、人間だもの」と軽い気持ちでスルーしていた。 それから半年ぐらいして、初めて自分のイボの異変にきずいた。 「あれ、人間の指にこんな大きなイボってできたっけ?

          ヒトパピローマウイルス

          意味のない筋トレなんてない。

          この前、若いタレントの女性が「見せる筋肉のための筋トレをする男性の意味が分からない」というような発言をして炎上したのを覚えている。 たしかに、スポーツ選手や警察官、消防隊員など、人に夢や希望を与えるため、人命救助のために筋トレをする人もいる一方で、ただただ筋肉をつけるために筋トレをする人がたくさんいる。私もその一人だ。その人たちに筋肉をどこかで役立てたいという気持ちなどはない。 ただただ自分が気持ちいいのだ。 声を大にしてもう一度言う 気持ちいいのだ! 日々のトレーニ

          意味のない筋トレなんてない。

          何気なく読んだどこの誰とも知らない人のエッセイが面白すぎて みんなこんなに面白いんかいっ! って劣等感めちゃくちゃ感じたけど、よく見たらフォロワーめっちゃおる人でちょっとホッとした。 自分のペースで書いていこう。

          何気なく読んだどこの誰とも知らない人のエッセイが面白すぎて みんなこんなに面白いんかいっ! って劣等感めちゃくちゃ感じたけど、よく見たらフォロワーめっちゃおる人でちょっとホッとした。 自分のペースで書いていこう。