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香りをきく [味わう]をより一層たのしめる器

前々回の記事にて、ふだん着の器=吹き漆の新作のお披露目をこちらで
させて頂きました。

今日は、その中から、新しい形のものをご紹介します。

巻頭の写真は、以下の器の口元のアップの写真です。

香りをきく 器

すうっとすぼまっている口、この形状はもちろん意図して仕立てたもの。

飲み物を口に含む際に、器の口の部分が窄まっている為、
より一層、香りを楽しむことができるようになっています。

風邪をひき、鼻が効かなくなると、味がわからなくなります。

わざわざ述べる必要もないことですが、
香りと味とは、とても深く密接な関係にありますよね。

それは食べ物だけに限らず、飲み物でも同じ。

          香りを楽しむ・・・
   ☕️?  🥃?  🍷?
          そうそう・・・今なら新茶も🍵!!

その飲み物のよいところを存分に楽しむのであれば、やはり
香りを楽しむ=香りを効く、それは欠かせない要素ではありませんか?


香りをきく 器
ごろんとまるく どこかユーモラスな形でしょう


食べなくては生きてはいけませんし
もちろん
水分を取らなくては生きてはいけませんが・・・
できることなら気に入った器で、そのひとときを、より良いものへ。

その中に、木から生まれた器が加えられ、それを日常で親しむうちに
やがては木や自然に関心を抱く、そのきっかけになったらな・・・と。

これまでもこれからも、そんなささやかな願いを込めて木の器の製作を
日々こつこつと続けています☺️