【高齢者】効率のいい運動方法とは?
今日は廿日市にある平良市民センターで講演会をしてきました。その中で高齢者の方への運動の方法などについてお話ししたんですが、そこを今回少しシェアしていこうと思います。
筋肉の低下率
筋肉は加齢と共に減っていきます。そしてその中でも下半身の筋肉の低下率はとても高いんです。「足腰が弱くなった」なんてよく言いますよね。それ本当に弱くなっているんです。
そしてもし仮に寝たきりの状態になったとしましょう。その場合全身の筋肉は、1日に2%減少すると言われています。つまり1週間寝たきりになるだけで10%~15%も減ってしまうんです。
もしご高齢の方が寝たきりになったら、筋肉は一体どれくらいのスピードで低下していくんでしょうか?想像するだけで恐ろしいです・・・。
筋肉の回復率
では次に筋肉の回復率について見ていきましょう。これは研究結果のデータを基にお伝えしますね。
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①片足を2週間固定(ギプス)した後、週4回の自転車を漕ぐリハビリを行ったとします。その場合、筋肉が固定前の状態に戻るまで約6ヶ月掛かります。
②1年間週2回1時間の筋トレを行うと、1年後には約5.5%筋肉が増えます。
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細かいところは省きましたが、おおまかにこのような結果が研究でわかっています。ここで何を言いたいのかというと、有酸素運動と筋トレを合わせて行うことが1番効率のいい運動方法ですよってことです。
団体での運動
とある研究データで、認知症と運動の関係性について発表したものがあります。研究内容は以下のようなグループに分け行われました。
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①団体に属し、運動している者
②団体に属し、運動していない者
➂団体に属さず、運動している者
④団体に属さず、運動していない者
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の計4グループ。団体というのは趣味などで集まる教室などそういう類のものとお考え下さい。この研究の結果、認知症に効果のあるグループは《①→②→➂→④》の順で効果があったそうです。
つまり認知症には運動よりも団体に属すか属さないかがかなり重要になってくるということです。人は人と交流することがやっぱり必要不可欠なんですね~。
まとめ
高齢者のとって一番効率のいい運動方法とは、
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有酸素運動&筋トレを行うこと。それも一人ではなく、団体で行うこと。
つまり、筋トレを行う教室に歩いて通うことが1番効率的である。
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まぁ最後に文はおまけですが(笑)ご高齢の方にとって大切なことは、運動する場に通うことなんですね。そこが1番効率的!!
では、また明日のnoteでお会いしましょう!
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広島の腰痛専門出張パーソナルトレーナーとして活動中
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