記事一覧
自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」④
不定期、不定量、不定律の自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」の第四段です。
そこまで言うなら合わせるけど
誰も軌道修正できない
座面越しに濡れる
迷うけど折れてる
気圧にまで左右される
綻ばせてる可能性もある
自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」③
不定期、不定量、不定律の自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」の第三段です。
平等院鳳凰堂に左右される野口英世
崩し過ぎてもはや読めない
取り返しのついた試しがない
キャッシュレスはキャッシュ以外もレスした気がする
オトンのクローゼット漁ったとて
操作音より寝息を聞かせてくれ
自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」②
不定期、不定量、不定律の自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」の
第二段です。
毎年北北西な気がする
名前はもうちょっと考えた方がいい
苦し紛れのそうですね
初雪の初に違和感
咳をしたら1人
カイロの2個持ちはなんか違う
自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」①
不定期、不定量、不定律の自由律俳句シリーズ「ごきげんさん」の
第一段です。
バイバイからお疲れ様に変わる
折るタイミングの分からないカッターの刃
美容師の良し悪しが分からない
年中イルミネーションの点いている家
俳優になれるんじゃないかと思う演技だった
優しさを装った逃亡劇
ノイズキャンセリング・キャンセリング
繁華街で紛失した2代目のワイヤレスイヤホンに代わり、ノイズキャンセリングを搭載した同系の最新モデルを購入した。世界が変わるという程ではないものの、やっぱり前回モデルよりは静かに、音そのものを味わえている気がする。
けれど、消えたノイズと同じくらいの寂しさを抱えることになった。
と言うのも、私は電車によく乗るため、イヤホンをつけつつも、車内アナウンスを気にしている。他にも、朝の小鳥のさえず