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バセドウ病発覚までФ5… 眠気

大学4回生の頃、、。

とにかく眠たかった。
朝は中々起きられない。
起きても気絶する様にまた眠りに…。
支度するもまた倒れるように寝る
電車に乗ったらまた寝て乗り過ごす。
ほぼ毎日これが続いた。
身体が思うように動かなかった。
これを繰り返していた。

とにかく学校に行くのがとてつもなく億劫になっていた。

最強の遅刻魔だった。
学校に着くのが昼くらいの日が多かった。

お陰様で、興味本位で他学部(法学部)の教科を受講していたが、もう捨てざるを得なかった。

そして研究室ではパワポでレジュメを作ろうも気が付いたら自分の机でよく寝ていた。
トイレでも2時間くらい籠って便座に座って寝ていた。
そしてまた研究室でパワポでレジュメを作ろうと再開するも、30分も経たずに気絶するように寝ていた。
卒業研究の実験ノートにはミミズが沢山いた。
そしてまたトイレに篭って寝て、、

とにかく眠たかった。
気絶する様に、意識が消えていくように、上瞼と下瞼が運命的な出会いを果たす…。

睡眠お化けと化していた。

研究室では先生もさすがに言ってきた。
「朝9時半には研究室が原則だから。受講している講義があるなら別だけど。社会に出たらどうするの?こんなの許されないよ?就職したら遅刻なんて許されないからね」
と…。 

分かってはいる。
私も普段は遅刻が嫌いだから余程の何かある時以外は基本的に遅刻はしない。
遅刻やドタキャンばかりする友達と縁を切ってばかりの人間だから。
自分が1番分かっているが本当に体が動かない。

卒研の実験は殆どボーッとした状態でしていた。
頭が働かない日が多かった。  
途中で「何をしているんだろう」ってなった事も多々ある。

そして、クリーンベンチで培地を作ったり菌の培養をしている時
「…………これ、いつまでするの?飽きた 。」
と目は起きているが、脳でその感情が湧いた。
そして、ピペットマンを使っている時も腕が重たい…。
「頭も体も眠い。何もする気がない」
と溜息を付きながら無気力になりながらも、壊れかけの機械のように頑張ってやりこなしていた。

下校時の電車でもよく寝た。
時々乗り過ごしていた。
このまま帰られないのでは無いかと思った日もあった。

ただ、不思議なことに、帰ってきて寝るぞ!!
ってなって布団に入ると、、
・急に目が冴える
・動悸が凄くて寝付けない
・急に変にテンションが高くなる
・思考がグルグル回って眠れない
そんな状態になる事がほぼ毎日あった。

普段眠たい癖に、布団に入れば覚醒。
寝るのに3時間や4時間はかかることが日常だった。

ただ、この寝るのにかなりの時間を要するのは小学生の頃からだったが、
日常、高頻度で気絶するレベルで眠りに落ちる事は無かった。

当時は、これが「不眠症」「過眠症」「ナルコレプシー」なのか…?
と思いながら過ごしていた。

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