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フリーザの日記

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読書に関する事柄を中心に、日々感じたことをのんびり、ぼんやり書いています。
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記事一覧

テセウスの船

先日一気見したTVドラマ「テセウスの船」ですが、「はて、こんなにあっさりした展開だっけ?」と思い、原作を改めて確認しました。

以下、感想です。なるべくネタバレしないようにと思いつつ書きますが、気になる方はこちらでお引き取りください(笑)。

さて、今回の映像化においては、人物設定とストーリーが、かなり変更されていました。放送が日曜日の夜9時台ということもあったのでしょう。相当マイルドな仕上がりを

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一徹『セックスのほんとう』

女性向けAVで男優として活躍する一徹氏
による、男性向けの啓蒙書。

昔であれば、先輩から、「AVみたいなことやると、嫌われるよ」と教えてもらっていたことが、まとめられている。ふぅん、そんな時代になったのか。

潮吹きを95%おしっこと断言したのは、◯。
でも、フレンチキスを「ただくっつけるだけの気持ちのいいキス」と、誤用したのはいただけない。同じ項目で別で説明されている、ディープキスと同義で、

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東京事変、再生〜たまには、音楽のことを〜

2020年元日に発表された、大きな音楽ニュースが東京事変の復活であった。

紅白歌合戦で、椎名林檎が素敵なパフォーマンス※1を披露した直後で、さすがの展開である。

8年前の最後の公演は、同じ閏年の2月29日。今年の再始動ツアーは、この閏日スタートということで、このあたりのこだわりも、ファンにはうれしいそうだ。

大好きなバンドが復活するというのは、えもいわれぬ気持ちなのだろう。

昨年末に聞こ

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「グランメゾン東京」に、酒と饅頭を見た

北方謙三の『水滸伝』を彷彿とさせる展開に、夜中にもかかわらず、3話まで一気に楽しんだ。

人生の醍醐味は、一緒に時間を過ごす仲間にあることを再認識。

ライバル店のスタッフを引き抜くあたりは、楊志や呼延灼を口説くような感じか。

レストランが舞台のドラマであるから、料理が魅力的なのは当然だが、この辺りにも共通点がある。

五感を通して仲良くなる過程が、たまらない。

三部けい『夢で見たあの子のために(5)』

半年ぶりに出た新刊を、Kindleで読んだ。

おおまかな設定とあらすじはおぼえているものの、細かなことを忘れており、義務的に読み進めてしまった。

続きが気になるほどのストーリィでもないため、覚えていないのだろう。

完結してから、一気読みするべく、忘れぬようにここに記録する。

Kindle Unlimitedに加入

サブスク研究も兼ねて、amazon社のKindle Unlimitedに加入。定期購読していたホビー自転車雑誌『Cycle Sports』もあるし、同じ分野の『BiCYCLE CLUB』も読めるようだ。

サイクリストで読者の方には、両方を別々に入手するよりもいい気がする。

とはいえ、いつでも読めるとなると、読まなくなるのが人間の常。

うまく活用できるかどうかは、数ヶ月後にこの日記を振り返って

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