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52歳の田舎のおばさん留学記

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2017年頃に留学奨学制度を使って留学した経験を、生活面を中心に振り返っています。
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2022年11月の記事一覧

地方銀行は、英文証明書出すのに時間がかかる、可能性がある。(52歳田舎のおばさん留学記9)

地方銀行は、英文証明書出すのに時間がかかる、可能性がある。(52歳田舎のおばさん留学記9)

(写真は、当時出してもらったCERTIFICATE OF BALANCE OF YOUR DEPOSIT ACCOUNTダス)

「まーみさんて、地方ですよね? 地元の銀行に残高証明書出してもらうの、時間かかりました?」
渡米後、アメリカのワシントン大学のキャンパスを歩いているときに、奨学プログラムの同期にいきなり聞かれた。
「かかったよ!! 対面式の席に通されて、ずーっと手続きで、そこに4時間座

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オファー受け入れ決断の決め手 下〜いわゆる「50歳は現役の折り返し地点」がキタ(52歳の田舎のおばさん留学記8)

オファー受け入れ決断の決め手 下〜いわゆる「50歳は現役の折り返し地点」がキタ(52歳の田舎のおばさん留学記8)

(写真は、留学前まで自宅敷地内の”小屋”でやっていた”中3専門塾”の様子。)

アメリカの大学で学ぶチャンスがあなたのものに!
というキラキラ光る通知がやってきて、濃いモヤの向こうの光がオイデオイデと、私を手招きしていた。
同時に、様々な取るに足らないような小さな状況の変化が、束になって私を上に押し上げてもいた。

塾を止めることは、今回の奨学プログラムを見つけるより前に決めていた。

10年運営

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オファー受け入れ決断の決め手・上(52歳の田舎のおばさん留学記7)

オファー受け入れ決断の決め手・上(52歳の田舎のおばさん留学記7)

2月上旬。ついに決断の時が来てしまった。5日以内にこの大学を受け入れるかどうか返事をせよ、ただ、断った時、次のオファーが来る可能性はゼロだからね・・・ってー、書き方ではなかったが、そうとしか受け取れない英文がやってきた。

とりあえず、奨学金の検索するだけならいいよね。
とりあえず、説明聞くだけならいいよね。
とりあえず、書類出すだけならいいよね。
とりあえず、せっかく受かったから面接行ったってい

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面接の内容・・・2次審査(52歳の田舎のおばさん留学期6)

面接の内容・・・2次審査(52歳の田舎のおばさん留学期6)

(写真は、この面接当時2017年1月に面接会場に向かう道すがら、「すげー!東京って、こういうところもあるのかー!」みたいな感じで、これまた”おのぼりさん”状態で、興奮して撮った1枚。駅の周りの様子とかも撮りまくって夫に送ってた。アメリカとかに行く以前の問題。)

書類を提出すると、すぐに合格通知が来た。小躍りして、2次審査の面接準備をした。生まれてからこの方、日常的に英語話者と接する機会はほぼなく

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「引き際」はあるのかないのか(52歳の田舎のおばさん留学記5)

「引き際」はあるのかないのか(52歳の田舎のおばさん留学記5)

(写真は奨学プログラムに応募したときの英文エッセイの一部。今、仕事にしているようなことを、この時(6年前)何やら書いている)

「闘うだけが正しいわけじゃない! 時に休め、時に逃げろ!」
という命題が、全人類に必要な昨今、
歳を重ねますと、「無理したらアカン!」も、ここに強い戒めとして加わります。Do! or Don't?

年齢が30代40代でも自称「おじさん」「おばさん」と名乗れる中、正真正銘

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