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【雑感】『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』

(このnoteは2分で読めます。約1,300文字)
『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』という1フレーズで『!』とピンときた方はいますか。このフレーズはあるドラマで使われたフレーズです。

このnoteでは、あるドラマで出てくる私が好きなフレーズについて紹介しつつ、システム開発プロジェクトに携わった経験と照らし合わせた雑感を書きます。

✅1、『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』

『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』というフレーズは、2012年に放送された『リッチマン、プアウーマン』というドラマで、小栗旬演じる若きIT起業家が言ったフレーズです。

実は、『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』は長いフレーズの中の一部です。全文はこちらになります。

ITとは、人々の生活を
豊かにするものだ。

グラハム・ベルという男は、
なぜ電話を作った?

事実はわからない。
でも、僕はこう思う。

遠くにいる
恋人の声が聞きたかった。

それか、心配ばかりする母親に
無事を知らせて安心させたかった。

メールに写真を
付ける機能だって同じだ。

離れている人と
同じものを見て一緒に笑ったり、
喜んだりしたい。

そう思ったから作ったはずだ。
ITの中心には
いつも人間がいるんだ。

僕らの仕事は…たぶん、
大切な人を思うことから
始まるんだ。

君達にもそういう人がいるだろう。
だったら、その人のために作ろう。

『リッチマン、プアウーマン』より

私はこのフレーズが大好きです。ITシステムに関わるプロジェクトに参加しているときは、このフレーズがモチベーションアップにつながっていたりします。


✅2、『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』という視点がないと良いものは作れない

ITシステム開発のプロジェクトに関わっていると時々残念な方に遭遇することがあります。

ITシステム開発のプロジェクトでは、システム設計者が『どういったシステムを作っていくか』を発注者側にヒアリングします。その時に『以前のシステムでは○○のようにやっていたみたいなので、新しいシステムでもそれを踏襲しますね。』と言う方がいます。

以前のシステムを踏襲することが悪いわけではないのですが、『使い手のためにより良いシステムを作っていこう。』という意思が感じられないことがあります。そういった意思がなく、『とりあえず、前のシステムでできていたことが新しく作るシステムでもできればいいでしょ。』という気持ちが透けて見えます。

システムは手段であって、その先には『その人にどうあってほしいか』という目的があります。まさに、『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』ということです。

『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』ということを意識できるだけでも、一段階良いシステムが作れると思います。


✅3、まとめ

『リッチマン、プアウーマン』のフレーズを引き合いに、良いシステムを作るためには、『ITの中心にはいつも人間がいるんだ。』という意識が重要なのではないかということについて書きました。

『リッチマン、プアウーマン』はストーリーも面白いので気になる方はぜひ観てみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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