F.クマヲ

忘れな草/老人とくゆうのモノ/メメントモリ

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最近の記事

歴史

 美容整形熱がまたぶり返してきた プチ整形みたいな、やったのかわからないものばかりだけど、整形は経験したことがある 麻酔をするものもやった それでも歯の矯正と最後の仕上げよりは痛くないやつばかりだ 歯は八重歯がひどく、子供の頃にちゃんとしなかったので大人になってから子どもがやる歯列矯正をしたのだ なぜあのときちゃんと歯医者の言う事を聞かなかったんだろう  わたしはそこまで美人ではない ただ、整形でどう治すか?と問われるとプロでないとわからないレベルの不美人なのだ 目は二重で切

    • 子宮ホロスコープ

       占いは直感というか、モノを使うもののほうが得意だ ホロスコープや四柱推命みたいに緻密につくりあげていくものは読めない  読めないことはないが、一部を見ても仕方ないのだ この星があるとコレコレ、では占いにならない カードはめくったあとにすべてのストーリーが浮き上がってくる めくる前に見えるときもある、水晶玉よりカードのほうが私にはいい  他人のホロスコープをYouTubeで見ていて、「子どもに縁が無い」星の配置が私とおなじだった 夫もだ  そんなことで子どもに縁がなくなるか!

      • ドメスティック

         仕事場で絡まれて疲れることがあり、旦那に八つ当たりしてしまった そのときは深く考えていなかったが、疲れと欲しいものと、これから先に仕事を続けるかという感情がまざり自分が悪いのだけどこのかたまりは何なのかわかっていなかった  夫はショックを受けていた すぐに謝らないといけなかった それを見て、悪いのはわたしだと気がついた  DVというのは、このあと相手を攻め続ける人だと思う それは家族への甘えだ 壊れるのがわかって自分で選択するのだと初めて理解した  出勤して冷めてきたアタマ

        • あくまちゃん

           ハラスメントというオブラートで包まれた単語は日本語に直すと傷害罪とかになるらしい 直訳ではない、そういう意味だということだ  人間には悪意をもっている人がいる 悪意のかたまり 意味がわからない人  むかし、法学部で勉強していたころは刑法は好きではなかった 必修だからやるし、覚える法律は少ないので判例もすぐアタマに入る 点数とるのには困らなかったが、心のすみに何かが残る法律だった 卒業のときにロースクール制度ができ、弁護士を目指した同級生も多かった わたしは思ったことを吸収し

          アルティメット自己再生

           手術になる前、何をしたらいいのかわからずただただ、お腹のキズのことを調べていた 本当はキズもケロイドもどうでもいい、わたしはズボラで他人からの評価なんか気にしてないのだ ただ、仕事ではいつもキズに対して有効なのか試したいが、開腹手術をいじくりまわせない葛藤とも戦っていた 自分を実験台にできる  主となる軟膏など、試せるのかわからない状態で手術になり、結局はテープ療法をずっとやっている  ケロイド予防の創傷軟膏は出番がまだなく、点滴のあとの色素沈着に使っている ビタミンが効く

          アルティメット自己再生

          意味を知っているか

           わたしはキリスト教ではない だけど聖書は大好きだ とくに新約聖書  大工の息子、イエス・キリストの偉大なストーリーが書かれていて、箸休めに例え話がでてくる 例えているのにまったく意味がわからない なぜか それは文化がまったく違うから  好きな話に『叩けよ!さらば開かれん』というのがある ともだちが泊まりに来たからもてなしたいが家に何も無い、隣の家の扉を叩くと夜中にやめてくれ、明日にしてくれと言われてしまう  そこで 叩くのだ 隣の家のとびらを叩きつづけるのだ 最期にその扉は

          意味を知っているか

          芽吹き

           体調がボツボツ戻り始めた はじまりの段階だ 泥のようになるが、疲れを体感できるまでになった 今まで、5分立つのが無理だったのだ 疲れになれないくらい、体が保たなかった 約一ヶ月  カラダも変わってきた モノを取り出された腹は少し引き締まり、昔の体型に戻りつつある これから運動すれば自分なりの健康な体型になるだろう 手術前はウエストが110センチに到達し、苦しいのもあるが着る服がない、着ても腹からずりおちるという、いろんな苦しみを抱えていた  髪を切り、ボブにしているが薄毛が

          なんでだろうなんでだろう

           司法書士の失敗小僧さん、家庭は高学歴ばかりで大学教授とかそんな人ばかりらしい 1日にすごい時間の勉強をして、本当は賢いのだろうが家族より秀でなかった小僧さんは褒められることはなかったらしい  なぜか褒めずに育てると賢くない子、多い 1日に8時間の勉強を親もつきっきりでやったのに、中学受験失敗、その後に定時制みたいな高校も不合格、そんな人を何人も見たことがある 逆にすごい  そこまで何ができないのか できない才能である そんなことを考えていた

          なんでだろうなんでだろう

          あか靴下のピッピ

           仕事に復帰して2週間、夜勤の前にギブアップした 腹も痛いが、歩けない 歩けないからには何かおかしいわけで、今日はすこし立ったかな?と思ったら膝下が真っ赤になり、蜂窩織炎のようになるのだ 休んで次の夜勤はそこまで動かなかったので、腫れなかった リンパにさわったわけでもないのに、こんな足になるのは聞いてないよ  養生が足りてないのが身に沁みる もっと休むべきだったのか

          あか靴下のピッピ

          異文化

           差別とかは置いておいて、外国人を見たときに本能的に『怖い』と思う気持ちは世界共通だと思う 大人なので、そんな一瞬のためらいは心の箱に閉じこめて「どうしましたか?」とふつうにコミュニケーションをすすめていくわけなんだけど  小さい頃は小学校や中学校のクラスに何人かは在日の友達がいた その当時はなにもわからず教室にほおりこまれた同士だった 養護学校レベルのかなり知的な学生はよけて違う教室にされていたが、今から思うと障害と呼べる知的に低い子もおなじクラスにされていた 神戸の街の縮

          ひとりかくれんぼ

           仕事に復帰したが、なんやかんやあってほぼ前日までリハビリできていない 家のとなりのスーパーなんか4回しかいってないが、まともに立っていられない ハチワレの『なんとかなれ〜』の勢いで出勤した  立っているだけで、腹のキズが破れてどうにかなりそうだ 補正下着で支えているが、腫瘍の分だけ痩せてるので着心地は悪くない  もう限界だ、を何回か繰り返しながら「わたしも帝王切開で切ったけど、無理したら開くわよ」という恐ろしいことばをいただいた 3人目くらいに聞いたところで、ああ腹圧かけた

          ひとりかくれんぼ

          さかなさかなさかな

           西日本の食が好きだ 東京は洗練されて美しく美味しいものが食べられるけど、醤油やソースがイマイチなときが多い 味覚のちがいも大きい  まわりの人にはわたしは魚嫌いだと思われている 生臭いものは苦手なのでもっぱら白身ばかり好むのもあるが、魚は嫌いではない 幼少期に両親が田舎にもどり、漁師をしていた時期がある、そのため魚に関しては舌が肥えてしまった お父さんはしばらく実家の近くで田舎人のマネゴトをしていたが、もともと旅行したり繁華街で遊び回りたいという田舎をこじらせた人間なので長

          さかなさかなさかな

          呼び名

           自分の名前はカタカナがよかった なんなら名字は寺みたいな難しい画数のやつがよかった 若い頃はそんなことばかり考えていた   名前は改名できるのだけど、親に「そんなに名前が嫌か?」と聞かれたときより、実際に変更したあとに何が起きるのか、そのほうが怖かった  生きてるだけで丸儲けのイマルさんのような名前だけど、改名したらどうなるのか 生きていたら何もいらないと名前をもらった 名前が無いと死ぬのだろうか  もうはやい人なら死ぬ年齢にさしかかっているが、ここで改名して死んだなら、私

          愛憎

           仕事場の怒涛の出産ラッシュのなかで、最後に産休にはいった子が、何やら雲行きが怪しい  「お金を貸したらしいのよ」配置のせいもあるが、1年ほとんど顔を合わせていなくて、そんな話は聞いていなかった ボーナスほどの金額を旦那から無心されたらしい 「ウソだと思うわよ」会社でのミスの穴埋めで大金が必要になったらしいが、聞いたスタッフはくちを揃えてウソだという 「個人にお金で請求するわけないわよ、しかもあんな大きな会社よ?」  みんなからお金貸しちゃダメ、別れたほうがいい、いろんな反応

          若人への心配

           まだ療養してて漫画を読んでいる 薬屋のひとりごとをやっと読み終わったが、この漫画は完結してないので、私が仕事に復帰したらハッピーエンドなとこは読めないだろう  空想物語なのだけど、途中で結末が3回変わってるというだけあって、なんだか収集がつかなくなってる気がする あの有名なCM、『これ、毒です』はなんと一回しか出てこないのか!!というのはさておき、薬屋がこのままだと医者になりそうだ サザエさん方式ではなくて年齢が変わっていくので、もう結婚したらよろしいやん、という気持ちにな

          若人への心配

          バブル脳

           わたし自身はバブルを通ってはじけたあともみんな裕福だった時代を知っている べつに男性だから奢りなさいとかタクシー代出しなさいとは思わない 年齢がいくにつれ、誰が払うかとかは自分のわがままではどうしようもない時が増えてる  今、たまにバブル脳な女の子を見る時がある 割り勘なんてありえない、私のために高いものを買いなさい!という感じの脳みそをどこかで拾ってしまった若者である わからんでもないが、彼女たちは一度もいい思いをしたことがない 周りにいる彼氏がいる人たちは高スペックの彼