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意味を知っているか

 わたしはキリスト教ではない だけど聖書は大好きだ とくに新約聖書
 大工の息子、イエス・キリストの偉大なストーリーが書かれていて、箸休めに例え話がでてくる 例えているのにまったく意味がわからない なぜか それは文化がまったく違うから
 好きな話に『叩けよ!さらば開かれん』というのがある ともだちが泊まりに来たからもてなしたいが家に何も無い、隣の家の扉を叩くと夜中にやめてくれ、明日にしてくれと言われてしまう
 そこで
叩くのだ 隣の家のとびらを叩きつづけるのだ 最期にその扉はひらき、鬼の形相の主人がパンを投げつけながら怒鳴り散らす 叩くな!ぶちころすぞ! ここで大切なのはそう、パンが手にはいった!
 ともだちにパンを渡し、楽しく語らうことができた すべては諦めなかった私のおかげ、神様のおかげなのである
 日本人の感性からは、下手な怪談よりぞっとする内容である 翌朝からとなりの住人とどう接すればいいのか、他人の話というか例え話ながら胃が痛くなってくる
 たまにやってくる宗教勧誘の人は聖書を読んでない人が多いが、あれと同じ感覚では同じ世界には住めないと思う