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サプリメントをやめて、ばあちゃんのニンニク玉に

最初にサプリメントというものを利用したのは22歳の時。30年前。
当時は今ほど色々な種類のサブリメントはなかった。
初めてのサプリメントはAmway製品。
Amway全盛期でディストリビューターをやっていた私は『トリプルX』というパーフェクトサプリ的なサプリを飲んだ。
あとはプロテイン。ほんっと、大豆粉だから不味くて。無理して飲んでいた。

なんで飲んだのか。
万年ダイエッターだったから「痩せる」と言われたらなんでも試したがる。
サプリが登場する前は、コントレックスという硬水を飲んだ。これもまた不味い。

身体にいいからとサプリを飲んでも、普段の生活が不摂生なんだから痩せるわけが無い。

お昼はコンビニ、夜は飲み会。朝まで飲んで騒いでそのまま仕事。アホすぎる。
そのアホな生活により身体は壊れる。

いや、もっと前から壊れていたのに当たり前の事過ぎて壊れていたことにも気づかなかった。便秘も頭痛も生理痛も、子供の頃からのこと。
腰痛も肩こりもストレートネックも部活の影響と職業病。

接骨院、整形外科、内科、産婦人科、どこの病院に行っても何も治らない。「若いから」という理由で薬は出されなかった。
あまりの頭痛に脳外科病院で検査してもらった結果「ストレートネック」だった。
医師は「まだ19歳でこれから妊娠する事になるからね。病院の薬は強いから出せないんだよ。どうしても痛い時は市販の薬飲んで。市販の方が弱いからね」と優しく教えてくれた。
生理痛も毎月酷いものだったので、頭痛薬は毎日必須。この2年ほど、頭痛が無くなってはいるげど気持ち的にまだ常に携帯してしまう。お守り的な。

プロテインは不味くて続かず、トリプルXだけは継続していたが、Amwayのディストリビューターを辞めたので同時に購入も終わり。

25歳の時に職場を変えて3年間は12時間労働で週6勤務。土曜日の昼食が夕方の6時でものの5分で食べて出る。

その頃のサプリメント事情を全く覚えていない。忙しすぎて私生活をほぼ忘れている。ただ、この頃の体調が悪かったことはわかる。

夏の真っ盛りでも汗ひとつ出ず、長袖のババシャツとモモヒキの上に長袖シャツとジーンズで出勤。室内が冷房で寒いから休憩時間は炎天下の外で暖まる。
その頃に卵巣嚢腫の手術を受け、1年後に妊娠▪結婚退社。

サプリメント再開はやっぱり『ダイエット』のため。産後いつの日からか。
もうずっと、子供の頃から太っていて『デブ』という自分が嫌いだった。
だからと言って食べる事をやめない。酒も飲む。楽して痩せたいからサプリメントに頼りたかった。

ダイエットサプリとかお茶とか、ほぼ全種類ではなかろうかと思うほどの多種類のサプリメントを摂取した。

メニエール病になってからは、耳に対してのサプリメント。蜂の子とかローヤルゼリーとかひまわりの種とか。

体質改善を始めてからは、胃腸が何より大事だという観点から乳酸菌サプリとガジュツ。
1番最後まで飲んでたのが、沖縄の完全無添加のガジュツサプリ。
ガジュツは二日酔い予防や便秘予防にもなる。この苦さが龍角散みたいで好き。

でも、もうこれもやめた。
やめてみて。別に変わらず。
サプリメントは薬と違って即効性は無いし副作用も無いから変化はないのはよく考えれば当然。

なのにずっと利用してきたから、それこそ頭痛薬のような『お守り』だったのかも。

環境を変えて生活が変わった事で気持ちが変わり身体も変わったのかもしれない。

今はひとつだけ。
亡くなったばあちゃんが40年以上前に作った『にんにく玉』
ニンニクを大量に蒸してすり鉢ですって卵黄又はゴマを混ぜて練り込んで、手のひらで1粒ずつ、正露丸くらいの大きさに丸めた黒い玉。ばあちゃんの手のひらの皮は剥けていたそうだ。

1日2粒。
ばあちゃんの愛情が詰まった「黒丸」で
身体も心も温まる♡♡





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