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うたかた

課しているのよ、あなたに、わたしに。見えないものなんて、なにもなくて、全て見えてるかのように、勝手に形成されているぶぶんがあって。たりなくないよ、想像と妄想で埋めるから。できあがった、あなたは、まぼろしのようだけど。波にさらわれて崩れてしまう城のようで、ちょうどいい。

はじめからなかったと、土に還るのならよろこばしいほどだと。星空はぼんやりと奏でる。透明な青いろがすき、あなたみたいな色が体に染みわたりそうで、いつまでも、夜更かしの星が消えない。

にんげんなんて、すぐに変わるもの。きのうのわたしは過去のわたしだから、きにしないでね。いまを生きているの。だからまた言うね。おはようって。新しい朝が来たら、希望の朝だって。



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