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大学4年間バイト総まとめ(居酒屋編)



②居酒屋

始めた動機:一度経験したかった、まかないが美味しそうだった
時期   :1年後期~4回後期(3半年)
メリット :食費が浮く、がっつり働ける、友達が作りやすい
デメリット:時給が低い、制服の洗濯が面倒、立ち仕事で疲れる
オススメ :コミュニティを広げたい、テキパキしている
身につく :気配りアップ、家事の手際アップ、料理の豆知識


思ったよりも居心地が良くて、まかないが美味しすぎて、半年で辞めるつもりが結局卒業まで続いちゃいました。
飲食店でのアルバイトはかなりの大学生が経験するでしょう。

ぼくが飲食を選ぶにあたって注目すれば良いと思ったポイントは

シフトの融通(変わってくれる人が多いか、週ノルマがあるか)
営業時間帯
待遇面(時給、まかないの有無)
立地(家から遠すぎないか、治安が良いか)
社員の人柄/アルバイトの雰囲気

前半の4つは求人情報でおおよそ知ることが出来るでしょう。
単発で働くならばシフトの融通はあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、掛け持ちで働くならばそのあたりは面接で確認しておきましょう。バイトの人数が少ないと一人当たりの負荷も当然増えるので、根を詰めて働きたくない人は注意。週固定はやりにくい。
営業時間帯に関して。平日働きたい人は学校の後にそのまま直行できる居酒屋なんかが向いているかもしれません。午前休とか、土日は1日働きたい、そのように考える人はランチも営業しているスタイルの飲食店を探しましょう。
最初の時給と、長く続けるならば昇給についても面接で聞きましょう。下宿生ならばまかない有りがオススメです。
繁華街の飲食店は治安が悪く、多忙であることが予想されます。その辺は考慮しておきましょう。
最後の社員やアルバイトの雰囲気は働いてから見極めるしかないです。違和感、嫌悪感があるならば思い切って辞めるのも1つの手です。逃げるは恥だが役に立つ!

ぼくの働いていた店は
・シフトの融通
→週ノルマなし、半月前に提出
・営業時間帯
→11~11のランチ&ディナー営業
・待遇面(時給、まかないの有無)
→1080円(土日&夜は50円アップ)、まかないあり
・立地(家から遠すぎないか、治安が良いか)
→駅から徒歩5分、治安良し
・社員の人柄/アルバイトの雰囲気
→どちらも気さくで良好でした

飲食ガチャでいくとスーパーレアぐらいでしょう。強運!
業務内容はレジ、キッチン、ホールの3つがありました。

レジはお金を扱うだけにミスが許されない場所なので始めの方は緊張しましたが慣れると楽でした。色々な種類のクレジットカードを知ることが出来ました笑。ただ、動ける範囲が狭く、ずっと立っているだけというのが案外疲れます。

キッチンでは揚げ物したり、どんぶり作ったり、ラーメン作ったり、焼き鳥焼いたりと、やりがいはありますが、次々に飛んでくるオーダーでキャパオーバーするとガン萎えします。詰む前に、早めの段階で社員さんにSOSを出しましょう。

ホールは配膳、席の準備及び後片付け、洗い物、諸々の雑用が主な業務です。ぼくはこの仕事を一番多く任されました。やることはシンプルなのですが、優先順位の付け方、細かな作業スピードの効率、周囲への声かけで驚くほど、働きやすさが変わります。
出来るヤツと出来ないヤツに極端に分かれます。
人の相性が如実に表れます。


始めたての頃は、先輩とやっていることは変わらないのにどうしてここまで差が出るのかと驚きました。注意して見ていると、各々の作業にも微妙にクセがあることが分かりました。
とりあえず言われたことからしっかり1つ1つ丁寧にする。
良いと思ったことはすぐにマネする。
この2点と、勤務日数さえあれば早い内に中堅くらいには慣れるでしょう(考えなくても無意識に仕事が出来るレベル)。


いつまでも後輩ではいられなくて、いずれはみな先輩になります。
その際にどう立ち振る舞うか、これが非常に有益な学びをもたらします。意識高く言うと、マネジメント?
ぼくにとってはこれが飲食の醍醐味でした。

作業には性格が現れます。
たくさんの人の少しずつあるクセの相互作用が相性となります。
その中でぼくは作業に対する動き出しに注目しました。
単騎マン。真面目マン。バランスマン。
左が最も早く、右が最も遅いです。
では単騎マンが一番仕事が出来るのでしょうか。

例えば、席を元通りにする時、皿の片付けとテーブル拭きで2段階行う必要があります。それを同時に行うことは出来ません。
単騎マンは一人で全て、一気に処理します。
真面目マンは皿の片付けとテーブルにラグがあります。
バランスマンは周りの人の行動を窺ってから行動します。

相性を3段階に分けてみました。

・単騎マン×2
・真面目マン×バランスマン

・単騎マン×バランスマン
・真面目マン×2
×
・単騎マン×真面目マン
・バランスマン×2

○(単騎マン×2、真面目マン×バランスマン)
単騎マンはこだわりが強く、自己完結させます。横やりを入れられるとしょげます。なので単騎マンの組み合わせは互いが協力する事はありませんが、各々が強いので、良好なライバル意識を持ちながらも上手く仕事を回すことが出来そうでしょう。
真面目マンはきっちり仕事はこなすのですが、自分から動くことが苦手です。そういう時にバランスマンは上手く指示を与えたり、やりのこしたことをこっそりやってくれたりします。このタイプ同士の先輩後輩関係はなんだか尊いですね。

△(単騎マン×バランスマン、真面目マン×2)
単騎マンの仕事の残りを気を利かせてやったのになんだかかみ合わない。単騎マンはやろうと思っていたのに、と考えているかも。勉強しようとしていたのに、と同じニュアンスを感じます。
真面目マン2人だと、愚直ながらも仕事は進むのですが、スピードは遅いです。次に何をしようと考えることに時間がかかるのでやはり司令塔が欲しくなりますね。

×(単騎マン×真面目マン、バランスマン×2)
単騎マンに仕事をとられた真面目マンは悲しくなります。単騎マンはあいつさぼっとる、と考えます。なんてこった。
お互いに相手の行動を見すぎて、無駄に神経を使います。居合いの達人の勝負かよ、みたいな展開か?


いかがだったでしょうか?
性格に年齢はあまり関係しません。
少し煩雑で分かりにくいかもしれませんが、働いたら納得してもらえるかも?
あなたはどんなパーソンか働いて考えてみてはいかがでしょうか?




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