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お金だけのために仕事をしてるなら住宅業界から去ってくれて正解(怒

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

昔から不動産業界や住宅業界は、グレーな業界だというイメージをお持ちの方は多いかも知れません。「不動産屋やハウスメーカーに騙されるな」的な記事や動画は山のようにあります。先日、ある1本の電話が会社にかかってきました。少しお話しを聞くと、同じ住宅業界に身を置く者として、信念を持って住宅に携わる者として、どうしても許せない、体温が急激に上がる内容のものでした。



お金だけのために仕事をしてるなら住宅業界から去ってくれて正解(怒


そのご夫婦は、いろいろと住宅業界の噂は聞くけれど、さすがに誰もが知っている名前の通った大手ハウスメーカーであれば安心だろうと、家づくりを任せることにしたそうです。そのハウスメーカーの営業マンから紹介を受けた土地で、具体的に家づくりを進めることを決心したそうです。

今回は、そのご夫婦の家づくりの体験を通じて、これから家づくりをされる皆さんに、同じような苦い体験をしてほしくないという思いから、皆さんにシェアしたいと思います。


土地の調査不足と報告の遅れ

そのハウスメーカーの担当者から紹介された土地は、市街化調整区域にある土地で、前提として簡単にお伝えするなら、現状の街並みを維持していきましょうという地域に該当することから、住宅を建築するためには建築確認申請以外の、何かしらの建築許可を得なければ、住宅を建てられません。

ですが調査不足と報告の遅れにより、ご夫婦は不動産売買契約(土地契約)をする直前まで、この事実を知らされておらず、説明を受けた時には、今さらどうすることも出来ず、「プロがそういうなら仕方がないのかな」と思うしかなく、土地契約をするほかなかったそうです。



建築スケジュールの読みの甘さ

今回、そのご夫婦が選ばれた土地は、開発申請が必要な土地でした。行政とのやり取りの中で、これまでの経験則で申し上げるなら、申請から許可が下りるまで、おおむね6か月程度を要する申請になります。つまり土地を取得してから、住宅工事を着工するまで、少なくとも半年は待たなければならないということです。

ご夫婦のお話しによれば、それが3か月くらいで着工できると伝えていたそうです。それが更に3か月も余計に掛かるとなれば、現在お住まいの家賃負担も増えるということになってしまい、資金計画は大きく狂ってしいます。敷地調査の甘さが、建築スケジュールと資金計画に、大きく影響を及ぼしたのです。



間取りはゆっくり検討してください

土地が無ければ住宅は建てられません。それは僕らでも同じことです。しかし土地を早く決めてもらえるように、「間取りは土地を取得してから、ゆっくりとご検討していただけますので、とにかく土地を押さえましょう」という言葉で、誘導をされたそうです。

土地の申し込みから、土地代金の支払いまでの期間は、家づくりをされる方にとっては非常に短いです。住宅ローンを利用して土地購入から家づくりをされる場合、じっくりと間取りを検討する前に、住宅ローンの借入額を決めてしまわねばなりません。

今回のケースでは、間取りはご夫婦の希望ではなく、担当者が家の規模感だけを元に、このくらいの家の規模だと、このくらいの建築費がかかるという提案書だけで予算を決め、住宅ローンの借入額が決定していきました。

そのため、住宅ローンを利用して土地代金の支払いを終え、いざ本格的に間取り検討を始めたところ、打ち合わせをするたびに建築費が大幅に増額していくということになってしまいました。ご夫婦は、聞いていた話しと全く違うと、大きな不安に加え、担当者に対する不信感を募らせていったのです。

実はこのパターン、大手ハウスメーカーがよく使う手法で、ろくに打ち合わせもしないまま間取りを作り、「この家ならこれくらいの建築費になりますが、お話しを進めていただけますか?」と、仮契約とか申込という形を取り、住宅ローンの手続きを進め、お客さまに土地代金の支払いもさせてしまうことで、後戻りのできない状況に追い込んでいく方法です。

事実として土地の購入をしてしまっており、住宅ローンの返済も始まり、お客さまを抜き差しならない状況にした上で、間取りの打ち合わせをすると増額になる。増額になる分は、貯金から出すか、あるいは要望を諦めざるを得ないという、典型的なパターンに陥れられている(あえてこう言います)のです。もぅあり得ない、書いているだけで腹が立ってきます(怒)



最悪のパターン

極めつけは、出会いから土地の紹介、住宅ローンなどの手続きをしてきたハウスメーカーの担当者。。。退職したそうです。十分な引き続きを受けていない新しい担当者は、「それは聞いていません」とか「それは別途費用が掛かります」など、元の担当者に伝えていたことすら予算に入っていないとか、今まで聞いていなかった費用についても「こうなります」と見積書をメールで簡単に送りつけてくるという状態。

同じ住宅業界に身を置く者として、本当に恥ずかしいし、そんな一部の奴らがいるから「住宅会社に騙されてはいけない」という風潮が無くならず、お客さまが「住宅会社や工務店を信用できないもの」という状況を作っているのだと思うのです。

「家づくりを任せてもらったからには、どんなことがあっても最低でも引き渡しまで責任を持って担当しろよボケーっ!!」って、琵琶湖に向かって大声で叫びたい気分です。いい加減な気持ちで家づくりに携わるんじゃねーよ!(怒

本当に可哀想で心配なのは、そのご夫婦です。家づくりを通じて、望む人生を手に入れるために踏み出した第一歩が、こんな形で踏みにじられるなんて、絶対にあってはならない事です。現在ご夫婦は、このハウスメーカーの解約を検討されているそうです。



最後に

この一件、責任の大元は誰か。そぅ、元の担当者です。これでお分かりだと思いますが、悪いのは会社ではなく担当者です。会社が有名だからと言って、全ての担当者が優れているとは限らないということ。同じ会社で家づくりをした人でも、満足度の高い幸せな家づくりをした人はいるはずです。家づくりは、ハッキリ言って担当者で全てが決まります。

ある意味、家づくりは会社選びも大切ですが、最も大事なことは担当者選びだということを、間近で感じた出来事でした。皆さん、担当者は交代してもらえます。何か不安なこと、信頼をおけないことがあれば、遠慮なく担当者の交代をお願いする勇気を持ってください。人生が台無しになってしまいます。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/


3月 栗東市 完成見学会のお知らせ

【リアル or WEB 完成見学会】
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■開催場所 : 栗東市
        ※詳細はご予約確定後にメールにてお送り致します。

■開催日時 : 2024年3月16日(土)~18日(月) 3日間
■開催時間 : 10:00~16:00まで

完全予約制の見学会です。
※WEBご予約の締め切りは、2024年3月17日(日)17:00まで。

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