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31歳の雑誌エディター。息子は4歳。夫と1年間のダブル育休後、フルタイム復帰。共働き育…

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31歳の雑誌エディター。息子は4歳。夫と1年間のダブル育休後、フルタイム復帰。共働き育児のドタバタ日記。

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育児と仕事の両立とは?

約1年間のダブル育休から、復職して2ヶ月。 私も夫も、徐々に仕事の勘を取り戻しながら、ようやく6月から自粛があけた、新しい生活リズムにも慣れてきた。 勤務時間とプライベート。 話す言葉も、見える景色も、全然違う。 会社からの帰り道、保育園に着いて息子が腕の中に飛び込んで来たら、私から見える世界の色はガラッと変わる。 どちらの世界が良いとか悪いとかではない。ただ、とにかく、変わるのだ。 毎朝毎夕、この2つの世界を行き来することは、ワクワクはするけれど、かなりハード。

    • 親の「勉強する姿」を子供は見ている

      ここ最近、ふと自分の日本語の使い方が正しいのか不安になる出来事があり、それをきっかけに、中学、高校レベルの文法や読解、漢字の問題集を総ざらい復習することにした。 とはいえ、割と有名な私立大学の、しかも文学部を卒業している私である。さらに、今は編集者として仕事をしている。編集者が日本語に不安をもつなんて、その時点でどうなんだというツッコミはさておき、とりかかる前は完全に舐め切っていたのが、正直なところだ。 たしかに「読解」については難なくほぼ全問正解(2箇所ほどスペルミスを

      • 私はママ友を名前で呼びたい

        この夏、いくつかの夏祭りが戻ってきた。 保育園で、土曜日に親子参加で開催される夏祭り。未来の息子が通うであろう小学校のグラウンドに屋台が並ぶ夏祭り。近所の商店街がこの時だけ、人混みでぎゅうぎゅうに賑わう夏祭り。 息子は4歳。コロナ禍で行なわれた小規模なお祭りに去年、立ち寄ってみたことはあった(敷地内での人数制限があり、立ち寄るだけに炎天下で何時間も並んだ)けれど、ちゃんと参加するのは0歳以来だ。物心ついてからは、初めてのこと。 4年前の夏、まだコロナという言葉も知らない

        • ワーママ、仕事でミスをする

          先日、仕事で大きなミスをした。 具代的な内容を書くことはできないのだけど、簡単に言えば、私の確認ミスで、多大なる人に迷惑をかけてしまったのである。 数カ月前の、1通のメールの見落としが原因だった。たった1通。されど1通。誓って、数カ月前のその時期、私が仕事に怠慢だったわけではない。ただ、一瞬の気の緩みというか、大切なことを見逃さないために必要な目のかすみというか、疲労というか、そんなことが重なったのだと思う。 ミスが判明したとき、私の目の前は暗転した。かすむどころか、視界

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        育児と仕事の両立とは?

          息子との連休最終日。体はクタクタ、だけど心はチャージ完了。

          noteを更新する暇がないほど仕事が忙しかった(言い訳から始まりごめんなさい。もう何度目だよと、自分に呆れながらも、これが現実。涙)、3〜4月。夏から始まる新連載の取材と執筆で飛び回りながらの新人指導。毎日クタクタで、20時過ぎに帰宅。息子の送り迎え他、家のことを夫に任せきりにしてしまい、申し訳なさで胸が押しつぶされそうだった。 夫婦で協力して育児と家事をするのは当然のこと。だけどどうしても、その負担が、どちらかに偏るタイミングが出てきてしまう。お互い様ではあるのだけれど、

          息子との連休最終日。体はクタクタ、だけど心はチャージ完了。

          ひとりっ子のワガママにどこまで付き合うか

          最近息子が、指しゃぶりをする。 「もうすぐ4歳の今、なぜ急に?」となった私と夫は、最近年下の従兄弟と遊んだから赤ちゃん返りをしているか、または保育園で指をしゃぶっているお友達(保育参観やお迎え時に目撃した)の真似っこをしていたら癖付いてしまったのか、そのどちらかだと思っていた。 衛生的にもよろしくないので、気づいたら注意をしていたのだけれど、直らない。 そんなとき、保育園の担任、数名いる中でも一番信頼しているベテラン先生から、声をかけられた。どうやら先生も指しゃぶりが気

          ひとりっ子のワガママにどこまで付き合うか

          息子の絵は、泥が主役。

          食べ物と泥。 これは、息子が保育園で書いて、持って帰ってきた絵のタイトルである。 ほぼ与えられた全部の種類を使ったんだろうなというくらい、いろんな色のクレヨンで描かれた、たくさんの丸が、茶色一色で強く塗りつぶされていた。 最初見たとき、それが泥だと全くわからず、丸がうまく書けなくて塗り潰したのか? または、丸に茶色のお布団を掛けたか? と予想した私。 「これなあに」と聞くと、「食べ物と泥!」と答えた息子。まさか泥だと思わずに、「ドー」とか「ドウロ」に聞こえて、何度も聞き

          息子の絵は、泥が主役。

          トイトレは「失敗」を重ねるチャンスだった

          4歳を間近に控えた息子の最大の難題は、トイトレである。 2歳を過ぎたあたりから、「そろそろやらなきゃ」と思い始め子供用の便座を購入、家族一同、一瞬張り切っては見たものの、2年近くが経過した今、結論から言うとまだオムツは取れていない。 (仕事しながら平日のトイトレって、難しくないですか、、?) 息子はトイレに座るのを基本的に嫌がる。 「オムツにするー!」と逃げ回る息子を力尽くで便座に固定するほど、こちらのモチベーションは高くなかった。 薄々気になってはいたものの、「焦ら

          トイトレは「失敗」を重ねるチャンスだった

          息子とベッタリなのに、インフルが移らなかった夫婦の風邪予防

          先週、息子がインフルエンザに。 熱が出て、病院に行き、泣き叫ぶ息子の鼻をグリグリされ、待っていたら、インフル陽性、コロナは陰性だった。半分以上の園児が インフルでお休みしていると、保育園の先生から聞いていたから、特段の驚きもなく「ああ、やっぱり」という感じ。 有無を言わさず、発熱したその日を0日目として、息子は5日間の外出自粛だ。つまり、保育園も1週間お休み。仕事をしながら息子の吐いたものを片付けたり、寝かしつけをしたりするのは無理だなとなり、月火は私が休み(夫が在宅勤務

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          置ける荷物は置いて行け

          タイトルにした「置ける荷物は置いて行け」。 深い意味でもなんでもなく、この前の日曜日、夜ごはんを食べに行くために家を出る直前、私が咄嗟に口にしたセリフだ。 子育てをしてる人ならきっと共感してもらえると 思うのだが、子供との外出は、必要そうなものを必要そうなだけ、正しく全て持って行こうとしたら、まぁ荷物が多い。 新生児期やその周辺の子どもには、それがカバンの中に入ってないと命の危険がある、または周囲に大変迷惑がかかるもの(たとえばミルクと哺乳瓶のセットや、ギャン泣きのスト

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          こんな日もあるよね

          今日はなんだか、家族全員、困った日だった。いつもはしないようなミスをしたり、いつもはそうならないような状態に陥ったり。 時系列に沿って書くと、朝、8時50分、まずは夫から、LINEが来た。1時間以上前には息子と家を出て、息子を保育園に届けてから、今は仕事をしているはずでは? と不思議に思いつつ、内容を見る。 「やばい! 社用携帯、家に忘れた!! 涙」 とのこと。いつもは忘れ物なんて聞いたことがないタイプの夫にしては、めずらしい。 1つ目の営業アポ先に向かう途中で気づいた

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          3歳児に学ぶ 運の磨き方

          息子は、気分によって、入浴をとてつもなく嫌がることがある。特に保育園帰り、19時近くになって帰宅すると、彼の疲れと空腹の度合いは限界に達するようだ。 保育園がある日ということは、私(と夫)は仕事の日だ。当然、夜ご飯の準備もそこからとなる。なので、夜ご飯の作り手としては、できれば料理をしている30分弱の間に、夫と息子でサッとシャワーを済ませてもらえると助かるのだけど、それがどうしても難しいようだ。 「ご飯が先がいい!」 「テレビ観たい!」 一日中保育園で遊び倒した疲れによ

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          感情を上手に消化したい

          1年のラストスパートを駆け抜けるような、師走の忙しなさ、嫌いじゃない。 けれどこの時期、忙しいことでイライラしている(ように見える)人が多いのも、また事実。 私自身、やれ大掃除だ、やれ仕事納めだ、やれ年末帰省の準備だと、脳内に余裕はほぼないし、「え、1年終わるの早くない?」という驚きと共に訪れる焦燥感に似た虚無感のようなものが、今週は常に心に付きまとっている。 幸せな気持ちで新たな年を迎えようとするからこそ忙しいわけで、だからこそ、ちょっぴり疲れが出て、イライラもする。

          感情を上手に消化したい

          無意味な時間を、自分に許そう

          メリークリスマス! 今年はクリスマスイブとクリスマスが土日ですね。 つまり、年末年始の休暇に入るまでの最後の休みが、クリスマス。大掃除が捗るわけもなく、バタバタと年末に近づいていく。 どんなに大人になっても、クリスマスって好き。大掃除くらい後回しで良いよねと、自己肯定したくなる。街中がキラキラして、浮き足立ってるこの感じ、子供の頃から変わらない。 変わるのは、息子の存在。 でもそれが、とてつもなく大きい。 ちょっと良い子にさえしていれば、あちこちからプレゼントが貰えると

          無意味な時間を、自分に許そう

          夫のコロナ療養。働きながら7日間のワンオペ。

          気づけば、もう年末。 ぐっと冷え込む今週、少し目を離せば加湿器の「水不足」ライトが赤く点灯し、部屋の湿度は30%台になる。 前回の投稿からはすでに数ヶ月が経過している。 このnoteのような、仕事とは別にプラスアルファで始めたことがコンスタントに回せないのも、幼児育児中ならではの葛藤かもしれない。言い訳をするのはカッコ悪いけれど、日々の仕事と育児、なんだかんだで毎日パツパツ。 さて、そんな日々ですが、 夫がコロナになりました。 夫と息子と私、3人で暮らす我が家でコロナ

          夫のコロナ療養。働きながら7日間のワンオペ。

          「かわいそう」という言葉

          多くの言葉がアップデートされている過渡期だからこそ、「え、これも?」というような言葉までNGとされる昨今。 編集者として仕事をしているからか、余計に言葉尻をとらえて敏感になってしまう私だけれど、良しとされている言葉でも、躊躇や言い換えが必要ではと思うものがいくつかある。そのなかの一つが、「かわいそう」という言葉。 貧困や虐待に苦しむ子供たちのニュースを見たら、多くの人が口走ってしまう、「かわいそう」。私自身、自覚なく使っていると思う。 だけど、こうして文字に起こしてみる

          「かわいそう」という言葉