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息子との連休最終日。体はクタクタ、だけど心はチャージ完了。

noteを更新する暇がないほど仕事が忙しかった(言い訳から始まりごめんなさい。もう何度目だよと、自分に呆れながらも、これが現実。涙)、3〜4月。夏から始まる新連載の取材と執筆で飛び回りながらの新人指導。毎日クタクタで、20時過ぎに帰宅。息子の送り迎え他、家のことを夫に任せきりにしてしまい、申し訳なさで胸が押しつぶされそうだった。

夫婦で協力して育児と家事をするのは当然のこと。だけどどうしても、その負担が、どちらかに偏るタイミングが出てきてしまう。お互い様ではあるのだけれど、相手に過度な負担をかけることが数日以上続くと罪悪感が湧いてくる。

育児と仕事。バランスが偏ると、体だけでなく心も疲れるのが常なのだ。

もうかれこれ丸4年、育児をしていても、慣れないのは多分、このバランスを取るのがかなり難しいからだろう。自分自身のメンタル管理だけでなく、物理的に、パートナー以外の、たとえば仕事関係者や保育士の協力と、それを得るためのその都度の調整も必須。そりゃ、しんどいよな。

そんな、心も体もヘトヘトだった日々に訪れた9連休! ゴールデンウィーク!
もう、家族サービスするしかない。
家族のためにも、自分のためにも。

旅行、帰省、公園、動物園。
息子と相談して、彼が望むことを全部やった。
お昼寝のタイミングも確保しつつ、息子最優先のスケジュールで行動。
ただ、4歳男児を連れてのそれは、「赤ちゃんのためのゆったりスケジュール」などでは到底なく、炎天下の中、走り回る彼をひたすら追いかけ、15キロの彼が疲れてグズったら抱っこするというスーパーハードモードである。

おかげで私も夫も、全身筋肉痛。体は常にクタクタで、毎晩ベッドに入った途端、一瞬で眠りに落ちてしまったくらい。

けれど、それが私にとって、すごく嬉しいことだった。というのも、私は先月、疲れているのにも関わらず、ベッドの中で「ああ、今日も夜ご飯を息子と食べられなかったな」とか、「明日はお迎え行きたいけど、夕方アポだよなあ、間に合うかなあ」とか、あれやこれやモヤモヤぐるぐる考えてしまい、中々寝付けない日々が続いていたからだ。体以上に、心が疲れているときって、眠れなくなる。

それがこの連休中は、ベッドで本を読もうとしても数行も読み終わらずに目を閉じてしまうほど、疲れていた。それは、充実した体の疲れ。一日中つないでいた息子の小さな手が、眠る寸前も隣にある。余計なことを考えずに、ひたすら息子と遊んだ一日の終わりに、私は心の底から幸せだった。

昼間、息子がふとつぶやいた言葉を思い出す。
「長いお休みは、パパとママとずっと一緒にいられるから、楽しい」
愛おしさで、思い出すと胸がキュンとなる言葉のプレゼントだった。
※誤解を防ぐために念のため書いておくが、保育園に通うことを可哀想だとは1ミリも思わない(色んなお友達と色んな体験ができるし、息子の抜群のコミュニケーション力は保育園で培われている部分が大いにあると思う)。保育園も最高にハッピー、家族みんなで過ごす日はもっとハッピー!

この連休中、心がみるみる充電されていくのを、日ごとに味わった。

たぶん、生活の比重が育児に偏っていても、心はすり減っていたと思う。どちらかだけ充実していても、満たされないのがワーママ、ワーパパの現実で、欲張りなように聞こえるかもしれないけど、欲張らないと、とてもじゃないけど生き抜いていけないのが、この時代。

夫や息子にとってもパワーチャージになった連休になっていたらいいなと願いつつ、連休最終日を過ごした今日。
明日からはまた、仕事に保育園に忙しくなるけれど、それはそれで楽しみつつ、日々を味わっていきたいと思います。


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