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息子の絵は、泥が主役。

食べ物と泥。
これは、息子が保育園で書いて、持って帰ってきた絵のタイトルである。

ほぼ与えられた全部の種類を使ったんだろうなというくらい、いろんな色のクレヨンで描かれた、たくさんの丸が、茶色一色で強く塗りつぶされていた。

最初見たとき、それが泥だと全くわからず、丸がうまく書けなくて塗り潰したのか? または、丸に茶色のお布団を掛けたか? と予想した私。

「これなあに」と聞くと、「食べ物と泥!」と答えた息子。まさか泥だと思わずに、「ドー」とか「ドウロ」に聞こえて、何度も聞き返して、やっと正しく判明した。
(言いたいことが伝わったときの、息子の得意げな、弾けるような笑顔がとても好き)

泥を主役にする発想、大人には中々できないなぁと思う。大人にとっては汚いもの、あって当たり前のものも、子供の目で見るとキラキラ輝いているのかもしれない。

子供の目線で世界を見たら、世界は違って見えることだろう。大人の目から見るとマイナス印象な物事の、素敵な一面を見つけられるかもしれない。

今すぐ童心にかえれと言われても、忙しい日々においてそれは中々難しいものがあるけれど、たまに立ち止まって息子と同じ世界を共有していきたいなと思った。

そうすれば毎日が少し、楽しくなりそうだ。

★ここ最近、毎週木曜に更新してきたのですが、今週の木曜、つまり昨日は祝日で、つまりそれは息子と終日一緒に過ごす日。結局ポチポチ文章を打つ時間が捻出できず、今日に食い込んでしまった。子連れ出勤をめぐるEXITの兼近さんの発言がネット記事になっていたけれど、本当に子供がそばにいるというだけで、仕事や作業の生産性は落ちるものなのだ。彼の意見には、激しく共感。
子連れ出勤、私なら絶対したくない〜。

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