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話す速さが違うだけ


2024年10月23日(水)朝の6:00になりました。

立ち会いの時間がなさすぎて、数日間はコールドシャワー生活です。

どうも、高倉大希です。




「話すことは、苦手です」

そう言う人ほど、話してみると案外おもしろかったりします。


大抵の人は、話すことが苦手なわけではありません。

話す速さが、他とは違うというだけです。


だから耳を傾けて待ちさえすれば、おもしろい話が出てきます。

そんなことを考えていたのかと、思わず笑ってしまいます。


ちゃんと考えて話すというのは、“相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す”ということでもあります。

安達裕哉(2023)「頭のいい人が話す前に考えていること」ダイヤモンド社


それにも関わらず、間を埋めようと言葉を詰め込んでしまったり。

考えている時間を待たずに、次の話題に進もうとしてしまったり。


くり返しになりますが、彼らは話すことが苦手なわけではありません。

話す速さが、他とは違うというだけです。


タイパが叫ばれている時代ではありますが、待つことだって大切です。

待つことが最短距離になる場合だって、いくらでもあるのです。


実際のビジネスでは、上司や周囲が温かい目で見守ってくれることは極めて稀だ。意識変化と行動変化のタイムラグと戦うのは自分だけの場合が多い。周囲からは遠慮なくガッカリされるから覚悟しよう。

森岡毅(2019)「苦しかったときの話をしようか」ダイヤモンド社


実際に、待ってくれる人のありがたさを痛感した過去がありました。

どうしようもなかったあのころの自分を、気長に待ってくれました。


人を待つということは、想像よりも難しいことなのだろうなと思います。

どうにかこうにか、世話を焼きたくなるのが人の性というものです。


だからこそ自分も、誰かを待てる人でありたいなと思います。

必死に間を埋めるのではなく、間にも価値があるはずだと信じたいなと思います。


現実のつまらなさを、一瞬でも忘れさせてくれる希望は、人には本来欠かせないはずだ。全部だめで、なにひとつ希望が叶わなかったとしても、友と一緒に酒を飲んで笑い話にすればいい。そのために友がいる。

燃え殻(2023)「ブルーハワイ」新潮社


この note を読んでくださっている方と、音声通話をしてみよう。

そんな企画を、細々と続けています。


ひとつは、はじめましての方と20分だけお話をする企画

もうひとつは、テーマを決めて恥ずかしげもなくまじめな話をする企画です。


どなたもどうか、ご参加ください。

決して、ご遠慮はありません。






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